eBay SpeedPAK、サードベンダーと初のAPI連携を開始
イーベイ・ジャパン株式会社は2026年2月3日、イーベイ・ジャパン公認パートナー(SSP)のECサイト一元管理システム「ラクーン」(提供会社:株式会社ケイエムティ)が、公式配送サービス「eBay SpeedPAK」と連携を開始したことを発表した。なお、本件は「eBay SpeedPAK」が外部サードベンダーとAPI連携する初の事例となる。
国際配送までを単一ツール内で完結
「eBay SpeedPAK」は、Orange Connex(以下OC社)が開発した多国間配送サービス管理プログラム「SpeedPAK」を、eBayの公式物流サービスとして日本国内の全セラー向けに提供するサービス。法人個人を問わず、1個単位の荷物でもクーリエサービスが利用できる。
本連携によりラクーンを利用するeBayセラーは、出品から受注管理、そして「eBay SpeedPAK」による国際配送までを単一ツール内で完結させることが可能となる。
また、これまで本サービス利用時に必要だったツール「CPaSS」への登録やほか配送サービスへの併用が不要となり、オペレーションの大幅な効率化を実現する。
「eBay SpeedPAK」初のAPI連携を実現
米国関税をはじめとした各国の規制変更や物流コストの上昇により、海外販売を行う上で「いかに確実・迅速・コスト効率の高い配送サービスを選べるか」が、日々の運用や売上に直結するようになっている。
一方、「eBay SpeedPAK」を利用するためには、配送管理用のツール「CPaSS」を経由する必要がある。すでに他の出品管理ツールを導入しているセラーにとっては、出品管理と配送管理を別々のツールで使い分ける運用が業務の負担につながり、越境ECへのハードルを上げていた。
こうした課題に対応するため、OC社では本サービスを外部のツールとAPIで直接連携できる仕組みを整備。イーベイ・ジャパンは、ECサイト一元管理システム「ラクーン」とタッグを組み、eBay SpeedPAKとして初となるAPI連携を実現した。
越境ECへの挑戦を継続的にサポート
今後の展望について、イーベイ・ジャパンは次のようにコメントしている。
「(ツール連携によって)初期投資やリソース不足といった越境EC市場参入で起こりうる課題を抑えながら、よりスムーズに海外販売へ挑戦できる環境が整っていきます。イーベイ・ジャパンでは、こうした考え方のもと、信頼性の高いECサービスプロバイダーを公認パートナー(SSP)として認定し、連携する「SSP Program」という取り組みを推進しています。今後も公認パートナー(SSP)との連携を通じて、日本セラーの売上向上と越境ECへの挑戦を継続的にサポートしてまいります」
日本セラーの越境ECへの参入・継続を後押しする連携として、今後の動向に期待が寄せられる。


