フェデックスが日本郵便との協業を拡大 国際輸送サービスを拡充

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ECのミカタ編集部

フェデックス、日本郵便との協業を拡大し、越境EC市場の成長を支援

フェデラル エクスプレス コーポレーション(以下、フェデックス)は2026年3月24日、国際輸送サービスの拡充に向け、日本郵便株式会社との協業を強化したことを発表した。

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拡大する越境EC輸送需要に対応

フェデックスは2026年3月上旬より、日本郵便の新たなサービス「UGX越境EC配送サービス(※1)」において、米国およびカナダ向けの国際配送業務を担っている。

本協業体制では、日本郵便が国内で荷物の受託および集荷を行った後、フェデックスへ引き渡す。フェデックスは米国・カナダへの航空輸送、通関手続き、ラストマイル配送までを包括的に担当。拡大する越境EC輸送需要に対応するものであり、軽量かつ高付加価値な商品の国際輸送において、より高い柔軟性と価値を提供する。

全国に広がる日本郵便のネットワークと、フェデックスの強固な国際ネットワーク、ならびに通関業務における長年の経験を組み合わせることで、越境EC事業者に対し、利便性と信頼性に優れたサービスを提供する、としている。

越境ECでビジネスを推進できるよう支援

日本におけるフェデックスの代表者、マネージングディレクターの久保田 圭氏は本件について次のようにコメントしている。

「日本における国際輸送サービスの拡大に向け、2015年からの日本郵便との協業関係をさらに深化できることを大変光栄に思います。この協業体制は、中小企業を含むあらゆる規模の企業が、拠点の所在地にかかわらず越境ECでビジネスを推進できるよう支援し、フェデックスのグローバル輸送ネットワークへアクセスするための新たな選択肢となります」

同社は2025年11月、愛知県および岐阜県からアジア主要都市への輸送時間を1日短縮させるなど、ネットワークおよびサービス強化への投資を続けている。

さらに、2026年後半から2027年にかけて、増加する越境EC貨物に対応する高度な仕分けシステムと、大型・重量貨物専用の仕分けエリアを備える「成田国際空港のゲートウェイ施設拡張計画」を段階的に稼働開始予定としている。越境EC市場のさらなる拡大を見据えた取り組みとして、今後の動向が注目される。

※1 関連記事: 日本郵便、UGXオプションサービス「UGX越境EC配送サービス」開始