フェリシモ×米国NailSnaps社、ネイルシールアプリの日本市場開拓で業務提携
フェリシモが米国NailSnaps社のネイルシールアプリ「NailSnaps」の東アジア展開で業務提携
「NailSnaps」は、スマートフォンで撮影した写真にアプリのフレームをあて、シールをデザインできる
自分でデザインする楽しみや、世界にひとつしかない商品の価値を感じる機会を提供していきたいと語る
カリフォルニア発、話題のネイルシールアプリの日本展開をフェリシモがバックアップ
株式会社フェリシモ(以下、フェリシモ)は、オリジナルのネイルシールをデザインして、プリント・発送するアプリ「NailSnaps」を提供する米国NailSnaps社(以下、ネイルスナップス)と業務提携したことを4月24日に発表した。
ネイルスナップスは、エンジェル・アンダーソン氏とサラ・ヒーリング氏の二人の女性起業家が、米国のクラウドファンディングサービスで出資を募って創業したことで、メディアに取り上げられるなど注目を集めた会社。ユーザーが自分でデザインできるネイルシールのアプリ「NailSnaps」を提供しており、同サービスを東アジア圏で浸透させていくにあたり、今回、フェリシモと業務提携が行われた。
「NailSnaps」(http://nailsnaps.com/)は、スマートフォンで撮影した写真にアプリのフレームをあてて、自分好みのレイアウトにデザインしたネイルシールを注文。小さな爪ヤスリがセットされたラージとプチの2サイズ(19ドル)のシートが、10日程度で届けられるサービス。米国では、個性豊かなファッションや、ハロウィンなどイベントに合わせたネイルシールの作成に利用されるなど広く親しまれており、日本でも人気のサービスとなることが期待される。
フェリシモは、今回の業務提携にあたり「日本・中国・韓国・香港・台湾におけるネイルスナップスのユーザーを拡大し、自分でデザインする楽しみや、世界にひとつしかない商品の価値を感じる機会を提供していきたい」と述べている。女性をターゲットにファッション、雑貨、美容関連商品を扱い、5月には創業50周年を迎える通信販売の老舗大手が、CtoCのマーケットでどのような展開をみせるか、今後の動きに注目したい。