COMITAS、先行予約発注型のアパレルECサイト「DREAM ORDER」をオープン
COMITASがエンドユーザー参加型クラウドファンディングECサイト「DREAM ORDER」をオープン
予約発注を先行して行い、一定数を超えると生産する完全受注システム
縫製工場には、余剰な生産能力を埋め、稼働率向上を図れるなど、新たな収益を得るチャンス
予約が一定数を超えると生産を開始する完全受注システムを採用したアパレルECサイト
株式会社COMITAS(以下、COMITAS)は、日本国内のアパレル縫製工場とアパレルブランドの双方のニーズをマッチさせるエンドユーザー参加型クラウドファンディングECサイト「DREAM ORDER」を5月8日よりオープンすると発表した。
「DREAM ORDER」(旧、theSHOWCASE)は、これまで製品化されていなかったアパレルブランドのアイテムをソーシャルクラウドファンディングを利用して販売するECサイト(http://www.dreamorder.tokyo/)。予約発注を先行して行い、一定数を超えると生産する完全受注システムのため、“サイズ・カラー”欠けの心配がないなど、エンドユーザーは、欲しい商品を必ず手に入れることができるといったメリットがある。また、日本国内のアパレル縫製工場には、余剰な生産能力を埋め、稼働率向上を図れるなど、同システムにより新たな収益を得るチャンスが生まれる。
COMITASは、「DREAM ORDER」の確立を“一見矛盾して見えるものを調和させ、新しい価値を見出しいくこと”の具現化とし、インターネットを通して、アパレルの流通が最適化される新しい消費スタイルを提案すると述べている。
「DREAM ORDER」のオープン前告知では、先行予約発注のため、商品をお店に並べる必要がなく、無駄なコストを抑えることができるため、通常よりも安価にブランドアイテムを提供するとしている。生産までの受注数はアイテムごとに異なると思われるが、いわば希少価値の高い限定アイテムを購入できるサイト。トレンドのものをすぐに手に入れたいといったニーズとは一線を画すが、次のシーズンを見越しての先物買いで、届くまでの楽しみも増えるとすれば、多くのユーザーに受け入れられるサービスとなるのではないだろうか。