「プライスサーチ byGMO」に新機能 EC店舗が発行するクーポン情報の自動取得が可能に

  公開日:
最終更新日:

ECのミカタ編集部

価格調査の自動化ツール「プライスサーチ byGMO」新機能追加EC店舗が発行するクーポン情報の自動取得が可能に

GMOインターネットグループでサイバー攻撃対策事業を展開するGMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は2025年6月9日、価格調査の自動化ツール「プライスサーチ byGMO」にECサイト上で店舗が発行するクーポン情報を自動取得・表示できる新機能の提供を開始した。

クーポン情報を価格調査結果画面に反映

「プライスサーチ byGMO」に新たに実装された「クーポン情報取得」機能は、ECサイトを回遊し対象商品に適用されるクーポンの情報を店舗ごとに表示し、価格調査結果画面に反映する。

GMOサイバーセキュリティ byイエラエによると、本機能によって「プライスサーチ byGMO」ユーザーは以下のようなメリットが得られる。

◆競争力の強化
競合他社のクーポン情報をリアルタイムで把握できることで、自社の商品やサービスに対する魅力を高め、価格設定や販促施策をスピーディーに最適化。

◆収益性の向上
他社のクーポンを考慮することで、ユーザーは自身の商品の価格をより効果的に調整でき、価格競争での優位性を持つことができる。

◆顧客満足度の向上
競合他社に対抗するための効果的な割引戦略を策定することで、ユーザーへ魅力的なオファーを提供。

◆市場動向の把握
競合他社のクーポン情報を把握することで、ユーザーは市場の動向や消費者のニーズに迅速に対応でき、より的確なビジネス戦略を立てることが可能に。

◆プロモーションの効率化
自社のマーケティングやプロモーション活動において、競合のクーポン情報を活用することで、より効果的なキャンペーンや広告戦略を立案できる。

※画像出典:GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社

売上や利益の機会損失を未然に防ぐ

「プライスサーチ byGMO」は、価格変動の激しい環境で多数の商品を扱う事業者を対象に、EC市場における「適正価格の維持」を支援し、売上や利益の機会損失を未然に防ぐサービス。150以上の主要ECサイト(楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、価格.comなど)に対応しており、キーワードやASIN(※1)を指定することで、競合商品情報を自動で取得する。

「プライスサーチ byGMO」開発チームは「クーポン情報取得」機能について、「競合サービスには存在しない当社だけのユニークな価値を提供します。リリース以来、数多くのユーザーさまにご要望いただいていた本機能をようやくご提供できることを、開発チーム一同心より嬉しく思っています」とコメントする。

導入事業者にとって、価格競争力や収益性の向上につながる機能追加となることに期待したい。

※1:Amazon Standard Identification Number」の略。Amazonが商品を識別するために使用するユニークな識別番号を指す