Omni Hubの連携会員数1000万人を突破 約3年で10倍に伸長
株式会社リワイアが提供するオムニチャネル会員連携アプリ「Omni Hub」は2025年9月26日、同アプリを通じて連携している会員の総数が1000万人を突破したことを発表した。
約3年で10倍にまで伸長
Omni Hubは2021年4月より、初期費用不要・開発不要で、オンラインストアとクラウドPOSレジ間の会員情報を連携・一元管理できるサービスとして提供を開始した。
同サービスでは顧客データの統合だけにとどまらず、店舗運営の課題解決や、顧客満足度の向上に貢献する機能開発にも注力。店舗運営スタッフと顧客、双方の視点に立った”現場起点”の機能設計が、多くの導入企業から高く評価されている。
その結果、2022年10月時点で約100万人だった連携会員数は、2025年9月には1000万人を突破。約3年で10倍に伸長した。
幅広い業界のオムニチャネル戦略を実現
Omni Hubは、アパレル、コスメ、食品、ライフスタイル雑貨など、実店舗とECの両方で顧客接点を持つ企業を中心に導入が広がっている。
これらの企業に共通する傾向として、リワイアは「チャネルを横断して一貫した顧客体験を提供したい」というニーズがあると分析。とくに、以下のような課題を抱えているケースが多く見られる。
◆店舗とECで会員情報や購買履歴が分断されている
◆店舗とECで共通したポイントプログラム・会員プログラムを運用したい
◆LINEやメールを活用したCRM施策をチャネル横断で展開したい
Omni Hubは、こうした課題を開発不要・低負荷で解決し、顧客データの統合と活用を支援。“オムニチャネル戦略の実現ツール”として多くの企業に採用されている。
※画像元:オムニチャネル会員連携アプリ「Omni Hub」、連携会員数1,000万人を突破(株式会社リワイア)
複数機能の追加を予定
1〜2年の傾向としては、店舗で自社ならではの顧客体験を創出し、オンラインでも一人ひとりに寄り添った施策を展開したいと志向する事業者が増加している。
こうしたニーズの高まりを背景に、全国で複数店舗を展開する企業での導入や、既存システムのリニューアルを目指した「オムニチャネル再構築ツール」としての採用も加速し、連携会員数の伸長を大きく後押しした。
Omni Hubでは、オムニチャネルでの店舗運営に貢献する以下の機能追加を予定している。
◆店舗購入、自宅受け取りサポート機能
◆対応POSシステム拡張
◆スマレジ・Squareの店舗とECの体験向上に寄与する機能拡充
今後もOmni Hubは、事業者やユーザーの視点に立った積極的な機能アップデートを通じ、より多くの事業者が便利な購買体験を提供できるよう努めていく方針だ。“店舗とECをつなぐ”ニーズの高まりに応え、さらなる発展が期待される。