Stripe、米国ユーザー向けにMicrosoft Copilot内での購買体験を支援
ストライプジャパン株式会社は2026年1月9日、Microsoftが提供する会話型AIアシスタントCopilot内において、Copilot Checkoutによる新たな購入体験の支援を開始することを発表した。
チャット上から商品購入が可能に
本機能により米国のCopilotユーザーは、Stripeが提供するチェックアウト機能を使って、チャットから離れることなく米マーケットプレイスEtsy加盟店やUrban Outfitters、Anthropologieなどの小売業者から商品を購入できるようになる。
Copilotにおいて商品購入に関する話題になると、Stripeが提供するチェックアウト画面がチャット内に表示され、MicrosoftがStripeと接続し決済へ進む。
Stripeはオープンスタンダードの「Agentic Commerce Protocol(ACP)」を通じて販売者と接続。購入者が決済情報を提供した後、Stripeは「Shared Payment Token(SPT)」(※1)という新しい決済トークンを発行。販売者は、Stripeを通じて取引を処理することも、他のプロバイダーを利用して決済を行うことも可能。その際も、Stripeの不正防止リスクスコアの恩恵を受けることができる。
AIを活用した新たな体験を実現
Microsoftエージェンティックペイメント製品責任者のナイナ・シェス氏は本件について次のようにコメントしている。
「Copilotを通じて商品との出会いから購入までを、可能な限り簡単にしたいと考えています。AIによる新たな体験を実現するにあたり、次世代コマースの時代を可能にする、信頼性が高く急速に進化するインフラを提供するため、Stripeと連携しています」
Microsoftは今後もStripeと連携し、「Agentic Commerce Suite」の統合で、より多くの加盟店の迅速な導入を目指す。販売者は自社製品をAIエージェント上に見つけやすくし、チェックアウト、不正防止、決済処理までを単一の統合で完結できるようになる。
本件は米国での事例となるが、AIコマースにおける取り組みとして国内事業者も把握しておくことが望ましいだろう。引き続き、最新の動向を追っていきたい。
※1:購入者の決済情報を公開することなく、Copilot のようなアプリケーションが決済を開始できるようにするトークン。発行されたSPTは、APIを通じて販売者のバックエンドに送られる。


