シルバーエッグ、セルフィから生成する「SaaS型AI試着サービス」提供開始

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ECのミカタ編集部

シルバーエッグ、生成AIでセルフィ1枚から

シルバーエッグ・テクノロジー株式会社は2026年3月30日、消費者のセルフィ(自撮り写真)1枚から商品のフォトリアリスティックな着用イメージをその場で生成。SNSでシェアできるSaaS型AI試着サービス「Try-oooon!!(トライオーン)」の提供を開始した。

EC運営のパートナー企業を紹介してもらえるって本当?

ブランド認知と新規顧客との接点を拡大

「Try-oooon!!」の主な特長について、シルバーエッグは次の内容を挙げている。

◆セルフィ1枚からその場でフォトリアリスティックな着用イメージを生成
▷ECサイト上の試着ボタンからセルフィをアップロードするだけで、その場で商品の着用イメージを確認できる。生成AIが顔立ち・髪型・肌の色・表情・ポーズ・体型・背景をそのまま保持し、商品カテゴリ(トップス、アウター、ワンピース、ボトムス、セットアップ、アクセサリー)に応じて自然な着用イメージを生成する。

◆試着体験のSNSシェアによるブランド認知拡大
▷生成された着用イメージは、ブランドロゴ入りのシェアカードとしてSNS(Instagram、X、LINEなど)に直接シェア可能。ユーザー自身の「着てみた」体験が自然な口コミとなり、広告費をかけずに利用企業のブランド認知と新規顧客との接点を拡大する。

◆安心・安全な運用を支えるシステム制御
▷アップロード画像のコンテンツモデレーション(不適切画像の自動検出・ブロック)、ユーザー単位のレート制限、月間利用量の予算管理など、事業者が安心して継続運用できるシステムを標準搭載する。

EC事業者は、専用のJavaScriptタグをECサイトに組み込むだけで、原則バックエンド開発なしにAI試着機能を導入可能だ。

広告費をかけずに新たな顧客接点を生み出す

ECでの衣料品購入において「サイズや着用感がわからない」ことが購入障壁の上位に挙げられており、アパレルECの返品率は他カテゴリと比較して高い水準にある。オンラインで服を買うとき、「自分に似合うかわからない」という不安は多くの消費者に共通する課題だ。この課題解決のための従来のオンライン試着ソリューションは、全身写真の撮影や身体サイズの入力が必要だったり、画像の単純な重ね合わせにとどまっていたりなど、「手軽さ」と「リアリティ」の両立が難しかった。

しかし、近年の生成AI技術の急速な進化により、1枚の写真から人物の特徴を正確に保持したまま、フォトリアリスティックな着用イメージを生成することが可能になっている。シルバーエッグは、AIパーソナライゼーション技術で20年以上培ってきた知見を活かし、この技術的ブレークスルーをアパレルECの実用的なサービスとして提供。試着体験をSNSで簡単にシェアできる仕組みにより、ブランドが広告費をかけずに、新たな顧客接点を生み出す機会を創出する。

アパレルECの課題を解決し、さらなる成長へつなげる存在として今後の動向に期待が寄せられる。


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