Repro、アプリ改修なしでWebページを高速化できる新製品の提供開始

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ECのミカタ編集部

Repro、アプリ改修なしでWebViewを高速化する「Repro Booster for App」β版を提供開始

Repro株式会社は2026年4月7日、アプリ内で表示しているWebページ(WebView)を、アプリの改修なしで高速化できる新製品「Repro Booster for App」β版の提供を、既存顧客へ向けて開始した。

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開発不要でWebViewの高速化を実現

「Repro Booster for App」は、開発不要でWebページ(WebView)の高速化を実現する製品である。

既存のWebサイト向け表示速度改善ツール「Repro Booster」とは対象領域が異なり、アプリで利用されるWebViewの高速化に特化している。アプリ側での大規模な改修を伴わず、管理画面上の設定変更を中心に導入できる構成となっている。

Webサイト(PC・スマートフォンブラウザ)上の表示速度改善には「Repro Booster」が、アプリ内で表示されるWebViewの高速化には「Repro Booster for App」が適用されることとなる。

各種計測を通じて施策の効果を可視化

「Repro Booster for App」の特徴について、Reproは次のように説明している。

◆アプリの改修不要で導入可能
▷アプリのコード変更を伴わず、管理画面上の設定変更を中心に導入可能。開発リソースに依存せず、迅速な改善に取り組める(※1)。

◆ CDNによる“外側からの高速化”
▷ユーザーにコンテンツを届ける配信経路上で「Repro Booster for App」の高速化処理を適用し、Webコンテンツの表示処理を最適化することで、アプリやOSの制約を受けにくい形で高速化を実現。従来は改善が難しかったWebView領域に対して、新たなアプローチで対応する(※2)。

◆効果の可視化と継続的な改善
▷既存の「Repro Booster」と同様に、導入後の表示速度改善効果を確認しやすいほか、A/Bテストや各種計測を通じて施策の効果を可視化できる。

※画像参照:アプリ改修なしでWebViewを高速化する「Repro Booster for App」β版を提供開始(Repro株式会社)

正式提供開始は2026年5月以降を予定

近年では、開発効率や運用の柔軟性の観点から、アプリ内の一部画面や機能をWebViewで構成するケースが広がっている。特にEC領域では、商品ページや購入導線などを、Webベースで提供する設計もみられている。

こうした中、Reproは「WebViewの高速化は、Webコンテンツそのものだけでなく、アプリ側の処理や実装にも影響を受けるため、改善が難しい領域とされてきました。また、OSやアプリ構成の違いによって最適な対応が異なることから、開発コストや運用負荷が高く、十分な改善が進まないケースもあります」と指摘している。

アプリの開発やプラットフォームに依存しにくい形で導入できる新たなアプローチとして、「Repro Booster for App」は開発された。現在、本機能は既存顧客を中心に試験導入を進めており、機能検証および提供体制の整備を実施。正式提供開始は、2026年5月以降が予定されている。今後の動向に注目したい。

※1:利用のアプリプラットフォームの仕様やアプリの構成により、個別の対応が必要となる場合がある。
※2:CDNエッジ技術を活用

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