「最もよく利用されているポイント」楽天が52％でトップ　IoTコンサルティング調査

株式会社IoTコンサルティング（以下、IoTコンサルティング）は2025年5月30日、携帯会社とポイントサービスが密接に関わる現代のポイ活事情を調査し、ユーザーの利用実態結果を発表した。

調査概要

◆集計期間：2025年5月20日～5月21日
◆調査対象：インターネットアンケートに回答した男女
◆調査人数：530人
◆出典：ポイント利用実態調査2025（株式会社IoTコンサルティング）

半数以上が「楽天ポイント」を利用

「最もよく利用するポイントサービスは何ですか」と質問したところ、「楽天ポイント」が279人（52.6％）で最多となり、全体の半数以上を占める結果に。

2番目はPayPayポイントで84人（15.8％）、3番目はdポイントで70人（13.2％）。ポイントサービスを利用していない方は2人（0.4％）であり、ほとんどの方が何らかのポイントサービスを利用している実態が明らかとなった。

また、特定のポイント・経済圏を選ぶ理由について複数回答可で尋ねると、「ポイントの獲得のしやすさ」や「貯めたポイントの使いやすさ」が、サービスの選択に大きく関係していることが明らかとなった。

IoTコンサルティングではこの結果を、「『利用できる店舗やサービスの多さ』も楽天ポイントが好まれている理由の1つ」と分析している。

ポイントは「日用品・食料品」に使用

「貯めたポイントは何に使っていますか（複数回答可）」と質問したところ、最も回答が多かったのは「日用品・食料品」となった。資産運用の入口として普及する「ポイント投資」に使っている人も142人と上位だった。

月に貯めているポイントについては、「100～500ポイント未満」が最も多いようだ。

同調査で「メインで使っているクレジットカード」として挙げられたのも「楽天カード」が44.3％とトップに。さまざまなポイントサービスが日常生活に浸透している実態が明らかになるとともに、ポイント経済圏としての楽天の強さもうかがえた調査結果と言えるだろう。