日本直販がブランド刷新 通販から体験・金融・保険などを束ねる総合サービスへ

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ECのミカタ編集部

日本直販、コーポレートロゴとスローガンを刷新――“エンタメ・グローバル・DX”で総合サービス企業へ

日本直販株式会社(以下、日本直販)は2025年8月18日、ブランド刷新へ向けた新コーポレートロゴとスローガンを発表した。

通販から総合サービスへ転換

日本直販は、従来のモノを売るだけの通販から、体験・金融・会員・旅行・保険などを束ねる総合サービスへ転換する。

生活者向け(B2C)で培った商品開発・販促・コンテンツ制作・海外ポップアップ運用・越境EC・会員運営・保険/金融アライアンスなどのノウハウを、投資先/出資元企業や地域パートナーにも提供。共同ブランド開発や販売プラットフォーム連携を通じ、地域から世界へ届くスケーラブルなモデルを構築するとした。

◆適用開始と切替
▷切替開始日:2025年9月1日
▷対象:Webサイト/SNS公式アカウント/プレス資料・営業資料などの公式ドキュメント、店頭サイン/什器サイン等のオフライン資材
▷進め方:デジタル媒体は9月1日より順次公開、印刷物・サインは在庫・設置スケジュールに応じて段階的に置換
▷併用期間:移行完了まで旧ロゴとの併用期間を設ける(順次置換)

企業アイデンティティを統合する新たなブランド設計

ブランド刷新の背景について、日本直販は「エンタメ性のあるコンテンツ発信、海外でのポップアップ連携、AI/DC などのデジタル活用を加速させる中で、企業アイデンティティを統合する新たなブランド設計が必要でした」と述べる。

新ロゴは「Green Box」「Green Bar」の2形式で構成され、事業多角化とプラットフォーム志向を表現している。

今後は生活者(B2C)への価値提供に加え、投資先/出資元企業や地方パートナー企業へ同社ノウハウを還元するB2B展開も推進する方針だ。新たな価値を創造する同社の取り組みが、今後さらに注目されそうだ。