IG購買行動、男性は「公式情報」女性は「口コミ」を重視 エクスクリエ調査
株式会社クロス・マーケティンググループのグループ会社であるソーシャル&セールスプロモーションサービスを展開する株式会社エクスクリエ(以下、エクスクリエ)は2025年8月20日、「SNSにおける購買行動~Instagram編~」に関するWebアンケート結果を公表した。
調査概要
◆調査タイトル:SNSにおける購買行動~Instagram編~に関するアンケート(2025年)
◆調査期間:2025年7月31日
◆調査手法:クロス・マーケティングQiQUMOを利用した調査
◆調査対象:全国に住む15歳~69歳男女
◆調査人数:2400人均等回収
◆出典:SNSにおける購買行動~Instagram編~(株式会社クロス・マーケティンググループ)
10代は発見タブの利用率が高い
Instagramにおける購買行動は、女性は情報収集や比較検討の際にハッシュタグ検索を積極的に利用。特に中年層において利用率が高まっている。一方、男性はInstagramの広告をきっかけに、商品を認知する割合が高いことが判明した。
また、男女ともに10代は発見タブの利用率が高く、アルゴリズムによるおすすめ情報を参考にする傾向がある。
男性は商品認知、情報収集、比較検討の各段階で、企業やブランドの公式アカウントを参考にする人が4割を超える。
女性は段階ごとに参考にする発信者が異なり、商品を知る際はフォローしているインフルエンサー、情報収集では一般ユーザー、比較検討ではフォロー外のインフルエンサーを参考にする傾向が確認された。
保存した投稿からの購買経験は半数超
Instagramにおけるタイアップ投稿に対しては、男女ともに「いいね」を押す人が最も多く、特に若年層でその割合が高いことが明らかとなった。
男性は商品リンクをタップする割合が女性より高く、購買意欲の高さがうかがえる一方、女性は約4人に1人が投稿を保存しており、特に若年層が積極的だった。
保存したタイアップ投稿の商品を実際に購入した経験がある人は55.2%と、半数を超えた。特に男性は購買経験者の割合が68.6%と女性より高く、男性の購買行動の活発さが際立つ結果となった。
男性は公式情報、女性は口コミを重視する傾向
エクスクリエは、タイアップ投稿に対するアクションや保存したタイアップ投稿へのその後の行動を、以下の図表のように整理している。
本調査によって、男性は公式情報、女性は口コミを重視する傾向が明らかとなった。SNSでの訴求の際にはぜひ、本結果を参考にしたい。