ハルメクHD「HALINE」を開発 シニア世代のファンマーケティングを支援
株式会社ハルメク・エイジマーケティングは2025年9月18日より、シニア世代を中心としたファンマーケティングをLINEプラットフォーム上で実現する伴走型トータルソリューション「HALINE(ハルイン)」の提供を開始した。
ファンマーケティングをトータルで支援
ハルメク・エイジマーケティングが提供する「HALINE」は、LINEを活用してシニア世代に寄り添ったファンマーケティングをトータルで支援する新サービスだ。
同社によると、主な特徴は以下の通り。
◆LINE友だち登録の促進
新規見込客がランディングページやサイトに訪問した際に、コンテンツやクーポンを付帯したポップアップを表示し、LINE友だち登録を促進する。
◆シニア向けUI/UX設計
長年培ってきたシニア女性の知見を活かし、LINE操作で躓きやすいポイントを徹底分析。回答しやすい項目設定や、ボタンタップだけで操作できる直感的な設計など、シニアに寄り添ったLINE体験を提供。
◆データ連携
LINEで取得したユーザーの情報やWeb行動データ、外部データベースを連携することで、ユーザーの属性や状態に応じたアプローチをする。
◆ステップ配信・セグメント配信
友だち登録時の年代や性別といった属性、商品購買データなどをもとに、パーソナライズしたメッセージを配信。
◆オウンドメディア連携
「アナログ」×「デジタル」×「イベント」×「SNS」を掛け合わせた全方位型のファンマーケティングを実現。
※画像元:50代からのファンマーケティングをLINEプラットフォームで伴走・支援する新サービス「HALINE(ハルイン)」を9月18日から提供開始(株式会社ハルメクホールディングス)
50代女性の約9割がLINEを毎日利用
ハルメク・エイジマーケティングの調査(※1)によると、50代女性の約9割がLINEをほぼ毎日利用。LINEは日常生活に欠かせない、デジタルインフラとして定着しているという。
一方で、企業や店舗の公式アカウントを「ブロックした経験がある」と回答した人は7割以上を占めた。しかし、セールや最新情報の取得、会員証・ポイントカードの利用、商品の注文や購入など、利便性の高い機能がある場合はブロックを控える傾向があることも明らかになっている。
こうした状況を踏まえ、シニアマーケティングの知見を生かして新サービス「HALINE」を開発。シニア世代に配慮したUI/UX設計によってブロックを抑制し、CRM効率を高めながらLTVの向上につなげるファンマーケティングを実現する、としている。シニア世代をターゲットにする事業者にとって、力強い存在になることが期待される。
※1:株式会社ハルメク・エイジマーケティング「2025年版 シニア女性のLINE利用白書」