Makuake、家電・ガジェットにおける2026年のヒットの種を公開

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ECのミカタ編集部

アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」の2025年年間ヒット情報を発表 〜家電・ガジェットにおける2026年のヒットの種を「Makuakeインサイト」で分析〜

株式会社マクアケは2025年12月15日、生活者の声と行動データを活用するリサーチサービス「Makuakeインサイト」を通じて、人気ジャンルである家電・ガジェットにおける2026年のヒットの種を分析・公開した。

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調査概要

◆調査方法:インターネット調査
◆調査対象:「Makuake」で家電・ガジェットを2万円以上購入しているサポーター
◆調査実施期間:2025年11月
◆有効回答数:451
◆調査主体:株式会社マクアケ
◆出典:「Makuake」のガジェット好きサポーターに聞いた 家電・ガジェット商品のニーズ調査(株式会社マクアケ)

モバイルガジェットが注目を集める

「最近最も気になっている商品のジャンル」は「モバイルガジェット(イヤホン・モバイルバッテリー・周辺機器等)」がトップになった。

常に新しい機能を携えた商品が登場するジャンルがゆえに、機能性や利便性に期待の声が集まっている。一方で、モバイルバッテリーの発火・発熱等が社会問題化している背景から、安全性を望む声も見受けられる。

「キッチン・調理家電」にスペパを望む声

「改善余地があると思う家電」については「掃除・洗濯家電」「キッチン・調理家電」が上位に並んだ。

特に「キッチン・調理家電」は共通して「スペパ(スペースパフォーマンス)」を望む声が、多く上がっている。

マクアケは「一芸家電など優れた『キッチン・調理家電』が増える一方で、限られたスペースの有効活用が求められることが多い日本の住宅において、キッチンは特にそのニーズが高そうです」とコメントしている。

また、AIを搭載してほしい家電・ガジェットは「キッチン・調理家電」「生活快適家電」「掃除・洗濯家電」が上位となった。

「キッチン・調理家電」では献立提案を求める声が、「掃除・洗濯家電」においては汚れや生地のAI感知と最適な洗濯コースの提案を求める声が目立った。家事の質向上に対して、AIのニーズが高いことがうかがえる。

「多様化」で真のニーズ把握が困難に

2025年も時勢や顧客ニーズを捉えたヒット商品が多く生まれた。その一方で近年は顧客ニーズの「多様化」が進み、従来の大きな顧客セグメントだけでは真のニーズ把握が困難になってきている。

これに対し「Makuake」では生活者の声と行動データを活用するリサーチサービス「Makuakeインサイト」を通じ、「誰が、なぜ、何を購入したのか、あるいは購入しなかったのか」という個別の文脈を深く掘り下げてニーズを発見することで、商品企画の精度向上に貢献している。

そこで今回、人気ジャンルである「家電・ガジェット」における2026年のヒットの種を「Makuakeインサイト」で分析した結果を公表した。来年へ向けた施策検討に、本調査結果を参考にしたい。


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