個人情報登録時に感じる不安「クレカ情報」が最多 NSSスマートコンサルティング調査

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ECのミカタ編集部

【1月28日はデータ・プライバシーの日】企業ブランドは一度の事故で失われる?個人情報漏えい時、約2割が「即退会」と回答

NSSスマートコンサルティング株式会社は2026年1月23日、「個人情報の取り扱いに対する不安意識と企業の信頼判断」に関する調査の結果を発表した。

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調査概要

◆調査期間:2026年1月8日~1月9日
◆調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
◆調査人数:1023人
◆調査対象:調査回答時に20〜60代の男女と回答したモニター
◆調査元:NSSスマートコンサルティング株式会社
◆モニター提供元:PRIZMAリサーチ
◆出典:「個人情報の取り扱いに対する不安意識と企業の信頼判断」に関する調査(NSSスマートコンサルティング株式会社)

「クレジットカード情報」の登録に不安

「ECサイトでの購入やサブスクリプションサービス入会などで会員登録をするとき、個人情報の登録にどの程度不安を感じるか」と質問。約7割が「とても不安(12.1%)」「やや不安(54.5%)」と回答した。

続いて「とても不安」「やや不安」と回答した人に、「登録に特に不安を感じる個人情報」について質問。「クレジットカード情報(78.3%)」と回答した人が最も多くなった。

金銭的なトラブルに直結しやすい「クレジットカード」や「銀行口座」といった情報への警戒心が際立っている。次いで「プライバシー侵害」につながる可能性がある「住所」が挙げられている。

信頼の判断は企業・ブランドの知名度

「個人情報登録時に、プライバシーポリシーや個人情報の取り扱い説明をどの程度確認しているか」をたずねた項目では「内容までしっかり確認している」という人は約1割だった。約半数は「重要な部分のみ」、約4割は「ほぼ内容を確認せずに同意している」実態が明らかになった。

「ほとんど確認していない」「まったく確認していない」と回答した人に、「プライバシーポリシーや個人情報の取り扱い説明を確認していない理由」についてたずねたところ、8割以上が「長文で読むのが面倒」と回答した。

続いて「個人情報登録時、“信頼できる”と感じる企業の特徴」について質問。「企業・ブランドの知名度が高い(56.2%)」と回答した人が最も多くなった。

また、「個人情報登録時、“少し不安”と感じる企業の特徴」については、半数以上が「運営会社の情報がわかりにくい」と回答した。

情報漏洩発生時、半数以上が「企業の対応」を確認

「個人情報を登録をしている企業で個人情報漏えいが発生した場合、どの程度不安を感じるか」という質問には、約9割が「とても不安(44.4%)」「やや不安(44.7%)」と回答した。

続いて、「個人情報を登録をしている企業で個人情報漏えいが発生した場合、あなたがとる行動として最も近いもの」について質問。「企業の対応を見て判断する」が最多となった。

「個人情報を安心して預けるために、企業に求めたい取り組み」については、「情報漏えい時の迅速で誠実な対応(66.1%)」が最も多かった。

本調査結果に対して、NSSスマートコンサルティングは「これからの企業には、ユーザーが抱く『漠然とした不安』を解消し、安心感を提供することが求められます」とコメントしている。

自社の信頼性を客観的に証明し、顧客が安心して情報を預けられる環境を整えることが重要な時代となっているといえる。その第一歩として、情報セキュリティ体制の抜本的な強化と、第三者認証の活用をぜひ検討したい。