ウェザーニューズ、2026年4月から「春夏商品の需要増」予想
株式会社ウェザーニューズは2026年2月24日、3〜5月の春の天気傾向と、それに伴う商品の売れ行きを予想した「春の小売需要傾向2026」を発表した。
4月以降「季節商品」売れ行き好調の見込み
2026年3月の気温は北日本では平年より高く、東日本では平年並〜高い、西日本では平年よりやや低い〜平年並の予想となっている。3月末頃から西日本でも気温が上がり、4月には平年を超える暖かさとなる見込み。この影響で4〜5月の気温は、全国的に高い水準で推移すると想定されている。
こうした影響で、3月の「季節商品」の動きは西ほど穏やかとなるものの、4月以降は全国的に売れ行きが好調になりそうだ。
UVケア商品、アイスコーヒーや冷やし麺などのコールド商品、冷感インナーや汗拭きシートのような暑さ対策グッズといった春夏商品の需要が急増。5月にかけても、引き続き好調な売れ行きが持続する見込みとなっている。
2025年と類似した「気温傾向」になる予想
今年の東日本の春の気温は、2025年と類似した傾向になることが予想されている。
春の類似年である2025年の3~5月にかけて、春夏商品のGoogle検索数と東京の気温の傾向では「クールインナー」の検索数は3月下旬の気温上昇に伴い増加。その後、4月中旬頃から気温が上がるにつれて、検索数も緩やかに増えている。また、この期間の検索数のピークは5月下旬で気温のピークと一致している。

※画像元:3月は季節の歩みが北ほど早い、西はゆっくり、4〜5月の気温は全国的に高い傾向(株式会社ウェザーニューズ)
また、「汗拭きシート」についても3月末や4月下旬と5月下旬に大きく検索数が伸びている。このタイミングで、気温が25度前後まで上がっていた。
東京で最高気温25度前後は5月下旬並の気温となる。そのため、3月や4月でも同程度の気温となると、汗拭きシートへの注目度が集まることがうかがえる。
※画像元:3月は季節の歩みが北ほど早い、西はゆっくり、4〜5月の気温は全国的に高い傾向(株式会社ウェザーニューズ)
4月〜5月を中心に春夏商品の需要は高まると想定
ウェザーニューズ流通気象チームの気象データアナリストは、過去の春のGoogle検索数の傾向と気象データの関係を分析。今年の春の気温傾向をもとに、季節商品が注目される時期を予想した。
2026年は4月~5月を中心に、全国的に概ね気温が高い傾向となる見込み。コールドドリンクやアイス、冷やし麺などのコールド商品や、冷感インナー、汗拭きシート、制汗剤といった暑さ対策につながる衣料品や日用品など、春夏商品の需要が高まる、と想定している。ただし、3月は西ほど寒気の影響を受けて、季節商品の需要が高まるタイミングがやや遅れる可能性があるとした。
冬物商材から春、そして夏へ向けた動きが本格化するタイミングとなった。気温の変化も注視しつつ、ニーズに対応できる商品展開や販促の準備を進めたい。


