TikTok ・博報堂 「選ばれるSNS・ショート動画活用」レポート公開
TikTok for Businessと株式会社博報堂は2026年3月4日、生活者の情報行動の変化に伴うブランドとの新たな関わり方についてまとめた「ブランドが選ばれるSNS・ショート動画活用のあり方とは?」レポートを公開した。本記事では、EC事業者へ向けて一部の内容を抜粋して紹介する。
調査概要
◆出典:株式会社博報堂、TikTok for Business「ブランドが選ばれるSNS・ショート動画活用のあり方とは?」
カテゴリニーズとコンテンツ欲
現代の生活者は、SNSや動画プラットフォームのタイムラインを起点に、新しい情報に出会う傾向が高まっている。
一方、57%が「情報が多すぎて、どれを信じればいいかわからなくなることがある」という不安を抱えていることも明らかになった。
こうした中で求められるのは、従来の「カテゴリニーズ」を満たすマーケット発想に加え、生活者がタイムライン上で「いま見たい」コンテンツは何かを起点にする「タイムライン発想」であると本レポートでは指摘。企業側の「伝えたい話」をするのではなく、生活者がタイムライン上で「いま見たい」と感じるコンテンツ欲を満たすことが重要になっている、と指摘している。

7つのコンテンツ欲
調査結果を分析した結果、生活者がタイムライン上で指を止めて「いま見たい」と感じる背景には、以下の7つの根源的な欲求があることが判明した。

生活者は、コンテンツ欲が満たされると、ブランドに対して“心の扉”が開き、最初は興味がなかったブランドに対しても親近感が芽生え始める。
動画を通じて「買ってもいい理由」が自然と蓄積されていくことで、生活者自らがポジティブな感情を高め、「思いがけず購入した」という予定外の購買(ポジティブ・ブースト)を引き起こすトリガーとなる。

一気通貫のコンテンツ設計が鍵
本レポートでは「ポジティブ・ブースト」を生むために、企業が意識すべきポイントを以下のように説明している。
「企業の情報発信において『ポジティブ・ブースト』を生むには、まず、マーケティング課題を7つのポジティブ・アクションにブレイクダウンします。さらに、ポジティブ・アクションを7つのコンテンツ欲と紐付け、“いま見たい”を生活者に届ける、一気通貫のコンテンツ設計が鍵となります」

TikTok for Businessの調査によると、クリエイターによるUGCライクなコンテンツは、ユーザーにとって自然で身近な情報接点となる。その結果、ブランド理解や、検討促進に寄与することが明らかになっている。
生活者の意識や購買行動に大きな変化が生じる中、今後の施策検討に本レポートを参考にしたい。


