物価高を受けECユーザー約5割が「カートで保留が増えた」 Repro調査
Repro株式会社は2026年3月19日、物価高によるネットショッピングの購買行動の変化についてのアンケート調査結果を発表した。
調査概要
◆調査名:物価高によるネットショッピングの購買行動の変化についてのアンケート調査
◆調査期間:2026年3月4日~3月9日
◆調査方法:インターネットアンケート調査
◆調査対象:直近3カ月以内にECサイトでの商品購入経験がある20〜60代の男女
◆調査人数:1150人
◆出典:物価高によるネットショッピングの購買行動の変化についてのアンケート調査(Repro株式会社)
物価高によりカート保留が増加
現在の物価高についてどの程度実感しているかをたずねたところ、「非常に強く実感している」が67.4%が最多となった。「やや実感している」が26.6%と合わせると、94%が物価高を実感していることが明らかになった。

物価高が本格化する前(2021年以前)と比べて、ネットショッピングでカートに入れて保留することは増えたかを質問したところ、17.5%が「かなり増えた」、28.6%が「やや増えた」と回答。
その理由としては「セールやポイント還元を待つため」が27.7%で最多となった。次いで「他サイトとの価格比較をするため」(26.0%)、「本当に必要か再検討するため」(20.6%)が続く。
この結果についてReproは「物価高を背景に、購入を即決せず、価格や必要性を慎重に見極める購買行動が広がっていることがうかがえます」とコメントしている。

カート保留の購入後押しは「値下げ通知」がトップ
カート購入を保留する理由について質問したところ、「セール・ポイント還元・クーポンのタイミングを待つこと」が27.7%と上位を占めた。続いて、「他サイトや実店舗と価格を比較すること」が26.0%で続く。

また、カートに入れた商品に関する通知について、どのような情報が購入の後押しになるかをたずねたところ、「クーポンやポイントアップの通知」と「値下げ通知」が41.0%を占めた。

カートを“検討ツール”として活用
本調査結果について、Reproは次のようにコメントしている。
「物価上昇を背景に、ネットショッピングにおいても購入を即決せず、セールや価格比較を待って判断する“様子見型の購買行動”が広がっていることが明らかになりました。特にネットショッピングでは、カートを“購入直前のステップ”ではなく、価格比較やセール待ちのための“検討ツール”として活用する行動が広がっていると考えられます」
企業側にとっては、値下げやポイント還元などの情報提供を適切なタイミングで行うことが、購買判断を後押しする重要な要素になる。今後の施策検討に、本調査の内容を活かしたい。
関連記事:カートに「一時的に保存」5割以上「カゴ落ち」ではない可能性 Repro調査


