インスタグラム広告、4人に1人が「印象に残る」と回答
ユーザーの心を掴むような広告が閲覧数を上げる!
デジタルマーケティングカンパニーの株式会社ADDIX(以下「ADDIX」)が運営する、デジタル時代の女ゴコロを探る情報サイト「BWRITE(ブライト)」は、同社運営の共創コミュニティサービス「Skets」会員女性に対して実施した「Instagram広告についての意識調査」の結果を発表した。
先日、ついに日本国内でも「Instagram(インスタグラム)」の広告が解禁された。Instagramのユーザー(以下「インスタユーザー」)は、広告が導入されてみて印象をどう受けるか気になるところだ。BWRITEでは、広告解禁後の10月2日から8日までの7日間、共創コミュニティサービス「Skets」会員の20代以上の女性を対象に、「Instagramを使用している」と回答した82名に対して緊急アンケートを実施した。主にInstagramで広告を見た印象を聞いた。
結果は、広告開始後1週間で約半数の人が「広告を見た」と回答した。広告の感想に関しては、「あまり良い気分はしなかった」との回答が最も多いが、割合にすると42.5%と半数を下回った。要するに、半数を超えるインスタユーザーは、広告に対して「あまり不快を感じていない」となる。
その一方、広告を見た4人に1人にあたる25.0%は「印象に残った」と回答しており、「その企業のアカウントをフォローしたいと思った」と22.5%の人が回答した。さらに、10%は「その企業の公式サイトに行った」と回答しており、Instagram広告でサイトへの誘導を成功させている企業が出ている。この回答により、Instagram広告は、ますます成果を上げていることが分かる。
インスタユーザーの中で好印象だった広告は、「アーティスティックなコスメ広告。パッケージが印象的でもっと詳しく知りたいと思った。(40代以上/専業主婦)」というコメントがにあり、ユーザー自身が興味を持っているカテゴリであり、さらに興味をひくようなクオリティの高い広告をあげる声が目立った。また、「その企業によるが、ステキな商品を見つけられる良い機会だと思う。(40代以上/パート・アルバイト)」といった、広告から得られる新しい情報そのものを歓迎するコメントも、若干ではあるが存在した。
それとは逆に、広告の本格解禁直後ということもあり、「Instagramにまで広告がつくのは少しショックを受けた。必要ない。(30代・専業主婦)」というコメントがあり、今までは表示されていなかったところに急に広告が表示されることになったことへの戸惑いが強く感じられるコメントも目立った。今後Instagramに広告が表示されることが当たり前になっていくことで、ユーザーの意識がどう変わるかが注目される。
BWRITEでは、今後もSkets会員に対して女性の購買動向やインサイトに関する意識調査を定期的に行い、分析の結果を記事として発表していく。
Instagramは、一般人から芸能人まで幅広い人が利用している。それに広告が付くことによって、戸惑うユーザーがいるものの、広告を利用して新たなサイトに行ってみる人もいる。Instagramの利用者が増えている分、広告を見る人も増えていく。全てのユーザーに見られるようなクオリティが高い広告を創ることが重要だ。