ゼウス、Ve Japanと提携!サイト離脱を防ぐ施策
記者の論点:ECサイトのユーザーは、お目当てな商品が無い場合などにサイトから離脱してしまうことがある。それを防ぐために、ゼウスとVe Japanが業務提携し、「VePlatform」を開始した。そのサービスの内容とは…?
サイト離脱が問題化されている現代…
決済サービスプロパイダの株式会社ゼウス(以下、ゼウス)は、Ve Japan株式会社(以下、Ve Japan)と業務提携し、ゼウス加盟店に向けてVe Japanが提供するコンバーション率改善ソリューション「VePlatform(ヴィプラットフォーム)」の提供を開始した。
ECサイトの運営において、カゴ落ち(離脱)は大きな機会損失となり、多くの事業者が抱える課題である。離脱したユーザーの再訪問を促し、売上アップを実現するために、リマーケティング広告やWEB接客ツールが注目を浴びていることが現状だ。
Ve Japanは、WEBサイトにおけるコンバージョン率改善ソリューション「Veplatform」を、世界中で10,000社以上に提供するVe Interactiveの日本法人である。Ve Interactiveグループは、世界34ヵ国にオフィスを構え、商品購入や会員登録ができるサイトから離脱するユーザーに対して、クリエイティブやメールでアプローチをし、離脱の防止、サイトへの再訪問を促すことで、導入サイト全体の購入数・登録数の増加を促進させるソリューションを提供している。日本市場においては、2014年9月より本格的に始動を開始し、サービス提供後EC関連企業を含む400社、700サイト以上の導入が進んでいる。
サイト離脱を防ぐために「VePlatform」を導入すると…
「VePlatform」は、Ve Japanのタグをサイト内に設定するだけで、複数の離脱防止サービスや広告を利用することができるコンバージョン率改善するソリューションのプラットフォームである。導入のコストや月々の運用コストは一切かからず、コンバージョンに応じて成果報酬のみを支払う。
主なサービスは、「VeContact(ヴィコンタクト)」と「VePrompt(ヴィプロンプト)」である。「VeContact」は、購入手続き途中でサイトを離脱したユーザーに対し、カートに入っている商品情報のリマインドや、登録手続き完了を促すメールを自動配信し、購入へ導く。「VePrompt」は、サイト訪問中のユーザーが、他サイトへの遷移やブラウザ上にキャンペーンや割引情報を告知するポップアップ型のクリエイティブを提出することにより、サイトへの滞在を促し、購入へ導く。
ゼウスとVe Japanは、今回の業務提携の取り組みとして、ゼウス加盟店向けに「VePlatform」をサービスラインアップに加えると共に、導入施策を検討するなどEC事業者の売上拡大、利便性向上に向けた取り組みを積極的に推進していく。
サイトの離脱は、深刻な問題である。その問題を解決すべき、「VePlatform」が誕生した。このサービスは、Ve Japanのタグをサイト内に設定するだけであるため、導入方法は簡単である。これを導入することのより、離脱してしまいそうなユーザーに対してクリエイティブやメールでアプローチをしてくれ、離脱防止に繋がる。離脱が多い今だからこそ、このサービスが必要なのではないだろうか。