商品を理解する本当のファンを育成し、消費者に響く口コミを生み出すために

ECのミカタ編集部 [PR]

アライドアーキテクツ株式会社 藤田 佳佑 プロダクト本部 モニプラファンブログ事業部部長 SaaS営業部部長 アライドアーキテクツ株式会社 藤田 佳佑 プロダクト本部 モニプラファンブログ事業部部長 SaaS営業部部長
2013 年7 月アライドアーキテクツ入社。大手クライアントのSNS アカウント戦略立案やSNS 連動キャンペーンの企画設計を担当。2016 年から中小・中堅EC 事業者向けの営業を担当。現在は営業、及び口コミサービスの責任者。

長所ばかりを並べた商品PRが消費者に鵜呑みにされなくなってきた今、企業のマーケティングに必要なのは「本当のファンがいいことも悪いことも含めて語ってくれる、本当の口コミ」です。

日本最大級のモニター・レビューサイト「モニプラ ファンブログ」を運営するアライドアーキテクツ株式会社のプロダクト本部 モニプラ ファンブログ事業部部長 藤田佳佑氏にお話を伺いました。

10年前から「第三者の体験者情報がない商品は売れなくなる」と予測

モニプラ ファンブログは消費者と企業が出会うプラットフォーム。企業側が商品を体験したい人を募集すると、消費者が応募し、商品を試して体験談を投稿してくれる、口コミサイトの側面もあります。

口コミサイト内ではなく、個人ブログやインスタグラムなどのSNSに発信してもらう点が特徴で、同形態のサービスの中では出展企業420〜430、登録ユーザー約30万人と最大規模です。

サービスができた2008年当初、SNSは浸透していませんでしたが、当時、弊社の代表が「これからは個人が発信する時代。商品PRも、従来のような企業発信だけではだめで、第三者の体験者情報がないと売れなくなる。だから、企業と個人をつなぐプラットフォームをつくろう」と言ったんです。

その後、代表の考えた世界は、インスタグラムなどSNSの登場で実現し、個人の発信したものが、企業にとって重要となる時代になりました。同時にモニプラ ファンブログも軌道に乗り、10年たった今も変わらず、多くの企業やユーザーに支持され、また新規のお客様からのお申し込みもいただいています。

いいものを提供する企業と一般の消費者が心地よくつながれる場所に

企業がモニプラファンブログを利用すると「ファンサイト」を持っていただくことになります。そして月1〜2回ほど「イベント」という形で、モニプラ会員に向けてモニター募集をかけていただきます。すると、たとえ世間的に有名でない商品でも、200〜300人は応募してくれます。

応募してきたユーザーは「ファン」としてカウントされます。1年くらい続けてくれる企業ですと、ファンの数は2〜3000人とか、一番多くて2、3万人というところも。企業からは「ファン」にメールを送ることもできます。

ファンには金銭やポイントの報酬はないので、おこづかい稼ぎにはなりません。だからこそ本当に商品に興味がある人が商品を使い、純粋な生の声を投稿してくれます。

ちなみにネガティブな情報だけの、商品を悪くこき下ろすような記事はほとんどありません。モニターのSNS投稿を強制ではなく、ユーザーの任意にしているため、商品が自分に合わなかったとか、好きにならなかった、という人は、そもそも投稿自体をしないからです。人間、ネガティブなことは発信したくないという心理があるように思います。

口コミ数が爆発的に向上。投稿の二次使用など多様な使い方もできる

口コミ数が爆発的に向上。投稿の二次使用など多様な使い方もできる

とはいえお金をかけPRをするとなれば、最終的にはCPAやCVの獲得が気になるところだと思います。弊社でもある程度トラッキングできますが、厳密なCPAやCVまでは計測できません。

ですから、モニプラ ファンブログをお使いいただきたいのは「検索しても口コミが出てこない」「インスタグラムでハッシュタグ検索しても、魅力的な投稿が出てこない」「長期的なブランド情報のPRを安価に行いたい」「短期で数値が向上しなくても、ブランドファンを増やしたい」という企業です。

同サービスを利用いただければ魅力的なPRをしてくれるブランド応援団と出会え、口コミ投稿をどんどんしてもらえます。ブログにはリンクを貼ってもらえば商品サイトへの導線を作れますし、インスタグラムにはハッシュタグをつけてもらえば、商品情報を求める人の目につきやすくなります。投稿は制限なく二次利用できますので、企業は自社サイトや会報誌のコンテンツとして利用することも可能です。

ある企業では、アフィリエイターさんに口コミを渡し、体験者の声として使ってもらったところ、このアフィリエイターさんのCVレートが0.6%から3.6%に上がりました。いろいろな使い方ができると思います。

1日10分でも、アナログなやりとりをした企業が本当のファンを生む

企業には、ファンを増やすだけではなく、さらに一歩踏み込んで「本当のファン」を育成することをおすすめしています。

一度体験、投稿するだけでなく、そこから商品を気に入ってくれる本当のファンができれば、商品を理解した上での口コミ投稿が増え、商品の魅力がより広まるからです。そのためには、ファンが投稿してくれたブログにお礼のコメントをする、モニター商品を送る際の同梱状にひとこと手書きでお礼を書き添えるなどのひと手間が大事です。

ある企業では、担当者さんが個人名を出してコミュニケーションをされていて、ファンの間ではちょっとした有名人です。結局、IT化が進んでも、人と人とのやりとりは大切で、そこに注力した企業にこそ、いい結果が生まれるのではないでしょうか。

もちろん瞬間的に注目度を上げたいなら、最低50万円くらい出して、インフルエンサーをアサインして広告を活用するのが効果的です。でもそうではなく、中長期的に本当のファンを育てたいなら、モニプラ ファンブログを使い、ファンとの日常的なコミュニケーションを取ることがベストだと、言い切れます。

現在同サービスをご利用いただいている企業は、化粧品、食品、飲料、健康食品、雑貨などが7割を占めており、その5割は月商1000万円以下の企業です。商品開発にお金を使えて、発売してすぐ口コミが自然発生する大手企業とは違い、中小企業は、最初のうちは頑張らなくてはいけない。そこでモニプラ ファンブログを活用していただければ、必ず効果は見えてくると思います。

今後、弊社としては、ファンがどれだけ貢献してくれたかを可視化する機能を作り、企業がファンを育成するモチベーションにつなげていただき、また優良な口コミがより多く世の中に出ていくようにしていきたいと考えています。

なぜSNSに口コミを投稿するのか、なにがキッカケでブランドファンになるのかを消費者にインタビューした記事があります。「SNS for Biz」というメディアで、「モニプラファンブログユーザーに学ぶ」と検索してみてください。


<ECのミカタ通信 2018 SPRING vol.15より抜粋>

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