セールスフォースとヴィンクスが連携次世代型ECプラットフォームを提供へ

ECのミカタ編集部 [PR]

セールスフォースが提供するECサイト構築プラットフォーム「Commerce Cloud」と、ヴィンクスが開発したバックオフィスシステム「Commerce-Gate」が連携し、次世代型ECプラットフォームが実現します。フロントエンドとバックオフィスがシームレスにつながることで、従来型のECはもちろんのこと、D2Cやオムニチャネルにも対応できるといいます。2社が連携した背景と、今後の展望を聞きました。

2社のシステムが連携した理由とは?

伊東:弊社はECサイトのストアフロントを構築できるプラットフォーム「Commerce Cloud」をグローバルで展開しています。「Commerce Cloud」は、モバイルにも最適化したECサイトを短期間で立ち上げられるほか、キャンペーンやプロモーション、コンテンツ配信といった機能を完備したシステム。

「Commerce Cloud」で稼働するECサイト数は約4200サイトで、主にファッションやアパレル、スポーツ、ジュエリー、百貨店などの分野でご利用いただいています。「Commerce Cloud」はストアフロントに特化したシステムですから、バックオフィスや注文管理、CRMなどは、それぞれ専用のツールと連携する必要があります。

今回、ヴィンクスが開発するシステムと「Commerce Cloud」が連携することで、ストアフロントからバックオフィスまでワンストップで完結します。EC事業者さまに新たな選択肢を提案できるようになり、「Commerce Cloud」の利便性がさらに高まるものと期待しています。

双方の強みを生かしてニーズに応える

双方の強みを生かしてニーズに応える

木村:弊社は流通業やサービス業向けのパッケージ・ソフトウェアの開発などを手掛けています。そのノウハウを生かして「Commerce Cloud」専用のバックオフィス管理システム「Commerce‐Gate」を開発しました。2020年7月にリリースする予定です。

これまで弊社は「Commerce Cloud」と連携できるバックオフィスシステムを、クライアントごとに開発してきました。例えば、資生堂グループであるイプサさまのECサイトを、「Commerce Cloud」と弊社のシステムによって構築した実績があります。そうした中、近年、より低コストで短期間に「Commerce Cloud」と連携できるバックオフィスシステムが欲しいというお客さまの要望が高まっていたことから、「Commerce‐Gate」を開発しました。

「Commerce‐Gate」は、セールスフォースが運営しているアプリプラットフォームからダウンロードできます。約3カ月で導入でき、運用・保守の費用を従来より抑制できるのが特徴です。

伊東:「Commerce Cloud」はクラウド型ECプラットフォームとして、ECサイトの売上拡大につながる機能を多数実装しています。「Commerce‐Gate」と連携することで、双方の強みを生かせると思います。

フロント側とバック側が分かれているメリット

フロント側とバック側が分かれているメリット

木村:日本では、フロントエンドとバックオフィスが一体となったECプラットフォームが主流です。しかし、フロントエンドを担う「セールスフォース」と、バックオフィスを担う「Commerce‐Gate」が分かれていることで、メリットが生まれるのです。

メリットの1つは、機能の追加やアップデート、システム改修を迅速に行えること。フロントエンドとバックオフィスが一体型のシステムの場合、フロント部分を改修するためにバックオフィス側まで改修する必要が出てくるなど、ちょっとしたシステム改修が大掛かりになってしまうことも珍しくありません。

そのため、システム改修やアップデートに時間がかかってしまいます。EC市場はトレンドの変化が早いですから、ECプラットフォームのアップデートを頻繁に行う必要があります。セールスフォースと弊社が連携することで、スピード感を持って進化する、時流に合ったプラットフォームを提供できると自負しています。

D2Cを成功に導く「パーソナライズ」に強み

木村:「Commerce Cloud」はECサイトの売り上げを伸ばすための機能が豊富で、特にパーソナライゼーション機能は非常に優れていると評判です。

フロントエンドに優れた「Commerce Cloud」と、弊社の「Commerce‐Gate」が連携することで、販売・注文データ・基幹システム・倉庫システムなどのデータを一元的に蓄積できて、ECに必要な販促施策がより充実していくと思います。

伊東:消費者のニーズが多様化している現在、パーソナライゼーションは非常に重要です。実際、「Commerce Cloud」でB2C-ECサイトを構築している企業の6割以上は、パーソナライズ・レコメンド機能を利用しています。

「Commerce Cloud」は人工知能(セールスフォースのAIであるEinstein for Commerse Cloud)を活用し、顧客が興味を持ちそうな商品をレコメンドしたり、商品の表示の順番を並べ替えたり、キーワード検索の結果をパーソナライズしたりする機能があります。こうしたレコメンド機能によってコンバージョン率が7~16%向上した実績もあります。

実店舗POSとも連携オムニチャネル支援へ

木村: 弊社は「Commerce‐Gate」をリリースした後、「Commerce Cloud」と連携できるCRMシステムやポイント連携システム、実店舗のPOS連携システムなどを順次提供する計画です。弊社はPOSや無人レジなど、実店舗に関わるソフトウェア開発も得意としています。

今後、ECとリアル店舗の融合が加速していくことは間違いありません。システム開発を通じて、企業のオムニチャネルもサポートしていきたいです。

伊東: 米国や欧州では「Commerce Cloud」と実店舗を連携する開発パートナー企業がたくさんいるのですが、日本ではまだ多くありません。このたびのヴィンクスとの連携によって、日本でも実店舗系の企業さまが「Commerce Cloud」を導入しやすくなることを期待しています。

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