eBayが個人事業主から法人まで使える理由

ECのミカタ編集部 [PR]

世界最大規模のオンライン・マーケットプレイス「eBay(イーベイ)」において、日本セラーの「越境EC」を支援するイーベイ・ジャパン株式会社(以下「イーベイ・ジャパン」)が、2020年9月1日、個人・個人事業主向けの越境EC支援サービスの拡充を発表した。個人向けのサービスを展開した理由、具体的に誰がどのようなサービスを利用できるのか、イーベイ・ジャパン株式会社 マーケティング&オペレーション部 部長ヒックリン ジェームス氏に伺った。

変化する市場は個人・個人事業主セラーにとってチャンス

変化する市場は個人・個人事業主セラーにとってチャンスイーベイ・ジャパン株式会社 ヒックリン ジェームス氏

イーベイ・ジャパンではこの1年、個人・個人事業主のサポートができるよう体制を整えてきた。

ヒックリン氏:「eBayではこれまで法人向けのサポートが中心でしたが、今後は個人・個人事業主も含め、幅広く、誰でも気軽に越境ECを始められるようにサポートしていきたいと考えています。特に日本ではこの数年、多くの企業で副業を推奨する流れがあります。副業を始めたい人にとって、初期投資ゼロでPCと商品さえあればスタートできるというeBayの特徴は、大きなメリットだと考えています」

さらに2020年のコロナ禍において、個人事業主セラーの活躍が目立ったという。

ヒックリン氏:「柔軟性があり、世界のトレンドにすぐ応えられるのが、個人事業主セラーの特徴だと思います。たとえば、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた3~4月頃は、マスクやアルコール消毒液など身を守るための商品がトレンドでした。しかし5~6月ごろになると、気軽に外出できない生活が続くなか、自宅での時間を楽しく過ごすための商品がトレンドになりました。たとえばパズルなど、今まであまり売れていなかった商品がいきなり売れ始めました。こういった早い変化に対応できていたのは、個人事業主セラーさまが多かったです」

今回の個人・個人事業主向けのサービス拡充は、こういった背景を踏まえたものでもある。

日本語でのスピーディーな情報発信とサポートを強化

日本語でのスピーディーな情報発信とサポートを強化『eBay越境ECセラー育成支援サービス』がスタートhttps://ecnomikata.com/ecnews/27484/

イーベイ・ジャパンの越境EC支援サービスは、「eBay販売サポート」を基本として販売活動のベースとなるアカウント管理や売上向上を支えるセールスなどのサポート、無料ポータルサイト「セラーポータル」を中心にSNSやウェブサイド、メルマガでの情報発信、イーベイ・ジャパン公認コンサルタントやパートナーなどの協力を得た外部からサポートの三本柱となっている。

社外でのサポートとして、現在は個人向けサポートとして株式会社オークファンとの業務提携による「eBay越境ECセラー育成支援サービス」を提供している。

ヒックリン氏:「今回のサービス拡充により大きく変化したことのひとつが、出品できる商品の上限です。これまで、偽物や不正への対策もあり、無料で最初に出品できるのは10点程度だったのですが、サポートを受けることで250点まで出品できるようになりました。これは、最初から本格的に販売をしたい人にとって大きなメリットです。

また、越境ECを始めるときに障壁となりやすい言語の問題に対し、日本語での情報発信やサポートを強化しています。万が一お客様とトラブルになったときも、すぐに問い合わせができる体制を整えました」

情報発信という点で、メルマガやSNS、Facebookでの情報発信も強化しており、インプレッションが大幅に伸びているそうだ。

ヒックリン氏:「SNSは始まったばかりなのですが、フォロワー数を無理に増やすよりも投稿の質を重視して、セラーの皆さまに役立つ情報をお届けできるように考えています。たとえばTwitterでは、曜日ごとにテーマを決めた投稿を行っています。月曜日であれば『#eBay英語』というハッシュタグをつけて、eBayでよく使われる英語のフレーズや文章を紹介しています」

eBay Japan Twitter公式アカウント:https://twitter.com/eBay_Japan

情報は法人セラーにとっても個人・個人事業主セラーにとっても重要なものであるが、越境ECに関わる業務すべてを一人または少人数でこなす個人事業主セラーにとって、毎日の業務に追われて手がまわらない情報リサーチをeBayが担い、全セラーに届く形で情報発信をしてもらえるというのはとても大きな意味を持つ。

ヒックリン氏:「特に個人事業主セラーさまは、ずっと同じものを売り続けるというより、トレンドに応じて出品する商品を柔軟に変化させる傾向があり、それがメリットでもあります。そこで役立つ情報がお届けできるよう、情報のリサーチや発信にはイーベイ・ジャパンとして投資しています。

たとえば最近のメルマガでは、第二のロックダウンが懸念されているアメリカで、今年のホリデーシーズンは外出を控える人が多い可能性が高く、自宅で楽しめるものが多く売れる予想という、英語の記事を基にした情報を発信しました」

こういった情報をうまく活用することが、売れる商品を見つけることにつながる。

セラー一人ひとりの状況に合ったサポートの提供

セラー一人ひとりの状況に合ったサポートの提供

eBay社内だけでなく、社外の手を借りているのも、今回のサービス拡充の大きなポイントだ。「eBay越境ECセラー育成支援サービス」をともに提供するオークファンは、もともと個人・個人事業主に特化したeサポートを行っており、その親和性や実績への信頼性から、提携に至った。

ヒックリン氏:「eBayはセラーさまからコンタクトいただければいろいろなサポートができるのですが、どちらかというとリアクティブです。オークファンさんのサービスはプロアクティブにセラーにコンタクトでき、セミナーやイベント、勉強会、メール・チャットサポートなどセラーの状況に合ったサポートができるところが強みです」

「eBay越境ECセラー育成支援サービス」には、「オンラインサロン」「集団学習スクール」「コンサルティング」の3つのサービスがある。これらのサービスでは、各種教材や専用サイト、グループチャットや勉強会の利用が可能なほか、「コンサルティング」では一対一のサポートやコンサルティングを受けることができる。

ヒックリン氏:「困ったときに気軽に相談できるコミュニティがあるというのは、とても大きなことです。10年前と比べると今は、そういった場もありますし、いろいろな情報を簡単に得ることができるので、越境ECにもどんどん参入しやすくなっていると思います」

eBayで越境ECを始める個人事業主の成功パターンとして多いのが、最初は個人セラーとして副業から始め、本業よりも稼げるようになってきたら個人事業主となり、さらに成長して法人化するというものだ。

ヒックリン氏:「セラージャーニーと呼んでいるのですが、今回のサポート拡充により、セラーさまのフェーズに合わせたサポートができるようになりました」

その一歩を踏み出せば、世界とつながることができる

イーベイ・ジャパンでは今後さらに、セラーがより情報を得やすい環境の強化を考えているという。

ヒックリン氏:「オークファンさん以外にも、eBayの公認コンサルタントが提供するスクール型のサービスの提携なども予定しています。また、eBayのセラー専用サイト『セラーポータル』は年2回大きなアップデートがあるのですが、セラーさまがもっと自分で情報を得やすい、自らチャレンジをしやすい仕組みに進化させていきたいと考えています」

今回、個人・個人事業主向けのサポートを拡充したことで、誰でも気軽に世界のさまざまな人とつながることのできるeBayの魅力を、一人でも多くの人に知ってほしい、そして一歩を踏み出してほしいとヒックリン氏は考えている。

ヒックリン氏:「eBayは、初期投資ゼロで、自分の好きなものを仕入れて、売ることができます。特に副業に興味がある方には、まずは何か出品してみてほしいです。それが始まりだと思います。今回のサポート拡充で、そんなセラーさまをサポートするための仕組みも整いました。

eBayに出品することで、世界とつながることができます。よくいわれることですが、eBayは、一方的に商品を売るのではなく、商品を届けるまでのやり取りによって、購入者であるバイヤーとつながるプラットフォームです。バイヤーが、購入した商品を使っている写真を送ってくれたという話もよく聞きます。まずは一歩踏み出していただければ、きっと好きになってもらえると思います」

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