食品ECが抱える課題を解決し、売上アップも目指せる食品EC向けカートシステム『リピートPLUS FOOD』

ECのミカタ編集部 [PR]

w2ソリューション株式会社
マーケティング ディビジョン マーケティングチーム
高木 達也 氏

2020年初頭来のコロナ禍で、度重なる「緊急事態宣言」や「まん円防止等重点措置」などにより、多くの飲食店は売り上げが減少するなどの影響を受け、そうした飲食店などに食材を提供する食品卸業者なども、厳しい状況に追い込まれている。

そうした世情を反映して、飲食店や食品卸業者はもちろん、生産者段階でも、ECへの進出に興味を示す傾向が強まっている。

しかし一方で、食品を扱うECビジネスにおいては、その商品特性からさまざまな課題が存在するのも事実である。多くの事業者が食品ECをスタートさせようとした時にぶつかりやすい壁を解消すべく、食品EC向けのソリューションを開発し、市場に投入した企業がある。それがw2ソリューション株式会社(以下、w2ソリューション)である。該社がこのほどサービスを開始した、食品EC向けカートシステム『リピートPLUS FOOD』について、マーケティングディビジョン マーケティングチームの高木 達也氏にお話を伺った。

これまでは、EC化率の低さから、専用ソリューションが少なかった「食品EC」

日本におけるEC市場は、ここ10年ほどは安定的に成長している。いわゆるBtoC-EC市場は、2019年時点で20兆円に迫る勢いである。EC化率も順調に推移しており、同年は6.76%という数字であった(経済産業省「令和元年版 電子商取引に関する市場調査」より)。

さらに、2020年初頭からの新型コロナウイルスによるパンデミックで、思うように外出しづらくなった消費者が、ECを積極的に活用するようになり、EC市場が活況となった。おそらく2020年、2021年は、EC市場のマネタリーも、EC化率ももっと向上するに違いない。しかし、そもそも食品に関していえば、EC化率は極めて低いというのが実情だ。

「食品ECは、その他の一般的な物販系のECと比較すると、商品の鮮度の問題があり、鮮度を保ちつつお客様にお届けするためには、冷凍・冷蔵などでの配送が必要になるといった特殊な事情があります。そのため、どうしてもEC化への取組みが難しくなりがちなのです。

コロナ禍で人出が抑制される中、売り上げを確保する目的でECに進出する小売事業者が、アパレルなどを中心に拡大しました。食品を扱う小売事業者も状況は同じですから、やはりEC化を考えるわけです。しかし、いざECシステムを導入しようとしても、たとえばカートシステムなどには、配送を常温・冷蔵・冷凍などに区分けできるようなものはほぼなく、独自のシステムを開発しようとすれば、当然に開発投資が大きくなってしまうので、結果的に断念する、ということになりがちでした。このあたりが、食品分野のEC化率が伸び悩む背景です。そして、EC化が進まないために、EC関連のベンターとしても、食品ECに特化したパッケージの開発などには取り組みにくいという事情がありました。」と高木氏は言う。

食品ECのニーズとシステムの課題

食品ECのニーズとシステムの課題

つまり、食品ECが進まない背景には、食品を扱う事業者のEC化率が低い→ベンダーが専用サービスを開発しない(既存の多くのカートシステムでは、機能面が不十分であることが多い)→EC化のハードルが高い→食品ECが増えない→食品のEC化率が伸びない、という負のスパイラルの存在があったということのようだ。

食品EC分野の豊富な経験に基づいて開発されたカートシステム『リピートPLUS FOOD』の役立つ機能

食品EC分野の豊富な経験に基づいて開発されたカートシステム『リピートPLUS FOOD』の役立つ機能

そうした負のスパイラルを断ち切るべく、食品EC向けのソリューションを開発し、提供をスタートさせたのがw2ソリューションである。

「実は、コロナ禍が始まる前から、食品関連事業者の中に“ECに進出したい”というニーズがあることはわかっていました。実際に食品の小売をやられている事業者様からご相談いただくこともありました。しかし、ご希望に沿う機能を備えたカートシステムをご用意するには、やはり独自の開発が必要な部分もあり、開発投資がかさむということで断念されるケースは少なくありませんでした。

そうしたニーズになんとかお応えしたいという思いから、当社の「リピートPLUS」というカートシステムをベースにして、食品EC向けの『リピートPLUS FOOD』を開発したのです。

当社は以前から、いくつもの大手食品事業者様のEC展開をサポートさせていただいているという実績もありますし、食品ECについての知見やノウハウは豊富でした。

業界内では、“食品ECに強いw2ソリューション”とご評価いただくことも多かったですし、昨今のコロナ禍の中で疲弊する食品関連事業者様の苦境を目の当たりにする中で、“食品ECを活性化できるカートシステムをつくろう”という社内の機運も高まっていきました。」と高木は、『リピートPLUS FOOD』を開発することが、w2ソリューションとして果たすべき社会的使命でもあるという意識があったことを明かしてくれた。

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もともとw2ソリューションには、総合通販向けカートの「w2Commerce」と、定期通販向けカートの「リピートPLUS」という2ラインのソリューションを展開している。

「当社の「w2Commerce」は、総合通販向けということもあり、取扱商品数の多い、比較的大規模なEC事業者様向けのソリューションです。一方の「リピートPLUS」は、定期通販向けですが、ご利用されるEC事業者様の規模に応じて、スタンダード・プロフェッショナル・エンタープライズといったプランをご用意し、プラン分けで小規模事業者様から大規模まで対応できるようになっています。そこで、規模の大小にかかわらず、より多くの食品関連事業者様に、食品ECを展開する上での課題解決と、着実な売上獲得に役立てていただけるようにと考え、「リピートPLUS」をベースにして、『リピートPLUS FOOD』を開発したのです。」と高木が言う通り、『リピートPLUS FOOD』なら、“これからECを始めたい”というECビギナー事業者でも導入しやすいものになっている上に、売上獲得にも有効であるということが、大きな魅力だといえよう。

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あらゆるステージの食品EC事業者の成長に貢献し続ける『リピートPLUS FOOD』

さて、気になる『リピートPLUS FOOD』の機能面だが、食品ECとして必要な機能が備わっていることはもちろんだが、食品EC事業をより成長させ、売上増大をねらえる戦略的な機能も備わっているようだ。

「ECとしての基本機能は当然のこととして、「リピートPLUS」が従来もっている、およそ800にも及ぶ機能の中から、必要な機能だけを効果的・効率的に使っていただけます。その上で、『リピートPLUS FOOD』ならではの機能として、冷蔵・冷凍などの温度帯の種別を標準搭載しています。さらにはギフト機能や、のし・ラッピング指定の機能も備わっており、かなり使い勝手の良い食品EC向けのカートシステムになっています。

また、元々が定期通販に適したカートシステムですから、取扱商品によっては、定期通販展開も簡単に実行していただけますし、さらに『リピートPLUS FOOD』では、頒布会機能も実装しました。」と、高木氏は『リピートPLUS FOOD』の機能の充実度に自信を覗かせる。

すでにいくつもの引き合いが発生し、具体的な商談が進んでいるとのことだが、『リピートPLUS FOOD』の新機能の中でも、頒布会機能に興味をもつ事業者の方が多いようだ。

「リアル店舗の売上を補完するという位置づけで、つまりマイナスを挽回する目的で食品ECをスタートさせたいというご相談が多いのですが、頒布会機能のお話をすると、“売り上げ拡大のチャンスになる”とおっしゃる方が多いですね。定期通販スタイルもそうだすが、長い期間、定期的に商品お届けし続ける仕組みは、お客様にとつても便利ですし、EC事業者様にとっても、安定的継続的な売り上げが見込めますから、事業成長への貢献度も高くなります。」と高木氏。

『リピートPLUS FOOD』を導入することは、“コロナ禍で落ち込んだ売り上げを取り戻す”という守りの発想だけでなく、“売上拡大”という攻めの仕組みとしても有効となるに違いない。

食品商材を取り扱うECをこれからスタートさせたい、あるいはすでに始めているが機能面で不十分だとお考えの方は、ぜひ一度、w2ソリューションに相談してみることをお勧めしたい。

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