ペイオニアに聞く、なぜいま越境ECが注目されるのか。越境EC成功のカギとは

ECのミカタ編集部 [PR]

コロナ禍の出口が見えない中、順調に市場規模を拡大しているのがECだ。日本のみならず、世界各国でEC市場は拡大傾向にあり、とりわけ北米や新興国を中心とした越境ECの成長は著しい。

なぜ日本の事業者は、いま改めて越境ECに目を向けるべきなのだろうか。最近の越境ECを取り巻く環境と、越境ECビジネス成功の秘訣について、ペイオニア・ジャパン株式会社 カントリーマネージャー 岡本王湖氏にうかがった。

世界中のマーケットプレイスから売上金の受け取りが可能

――ペイオニアのサービスの概要や特長を教えてください。

ペイオニアは2005年に創業し、いまでは世界200ヵ国に展開。150以上の通貨を扱っています。日本法人は2015年の設立で、資金移動サービスや収納代行サービスを提供しています。

ペイオニアのアカウントを開設すると、現地の銀行口座を持っているかのように、さまざまな外貨での支払いが受けられます。複数の外貨の残高をペイオニアアカウントで一元管理し、日本全国の銀行にて、日本円で引き出すことができます。

銀行の海外送金とペイオニアを比較すると、銀行では複数の手数料がかかることがあり、金額にもよりますが手数料が1万円以上かかることもあるうえ、送金完了までに1週間程度を要する場合もあります。一方ペイオニアの場合は、2%以下の為替手数料のみでご利用いただけます。しかも、最短1営業日で送金が完了します。


――競合サービスと比較して、ペイオニアならではの強みや差別化ポイントはありますか?

当社ならではの強みはおもに3つあります。ひとつは、世界中のマーケットプレイスから売上金を受け取れることです。Amazon、Lazada、Catawikiなどと連携しているのはもちろん、eBayやShopeeなど、ペイオニアでしか売上金を受け取れないマーケットプレイスもあります。ペイオニアをご利用いただけば、世界中のマーケットプレイスで売上を拡大することができます。

2つ目は、ペイオニアアカウントから取引先への払い出しができることです。これは当社が日本で資金移動業の登録をしているからこそできるサービスで、ペイオニアアカウントを使って、売上金からサプライヤーや物流業者への支払いができます。ユーザー様にとっては、一旦日本の銀行で売上金を引き出してから取引先に支払うよりも便利でかつ安いというメリットがあります。

3つ目は、多くの越境EC関連企業と連携しているからこそ実現できる情報量です。ウェビナー、ブログ、ペイオニア・フォーラムなどを介して、越境ECに関連するさまざまな情報を発信しています。当社は送金業者ですが、越境EC関連企業とお客様をつなぐ役割を果たすことも意識しています。

あらゆるパートナーと手を組んで越境ECの課題解決

――パートナー企業様とはどのような取り組みをされているのでしょうか。

越境ECをやろうとすると、わからないことがたくさん出てきます。当社では、物流会社、ツール提供会社、卸業者、コンサルティング会社、税理士など、越境ECに関するインフラやノウハウを持った企業とパートナーシップを構築し、当社のユーザー様がパートナー企業のサービスを特典付きで利用できる体制を整えることを目指しています。

EC事業者にとって、物流会社、コンサルティング会社など、EC関連企業を1社1社自力で探すのはとても大変なことです。そこで当社のコネクションを活かして、ユーザー様の現状に合った支援先を紹介することで、課題解決のお手伝いをしています。

また、ペイオニアのユーザー様がパートナー企業のサービスを利用した際は、ペイオニアのアカウントから手数料なしで直接パートナー企業への支払いができるサービスや、ペイオニアのアカウントに紐づいたクレジットカードからパートナー企業に支払いができるサービスのローンチも考えています。それによって、一旦日本円でお金を引き出す手間が省けるだけでなく、手数料も抑えることができ、利便性とコストの両面でユーザー様にメリットがあります。

これからも、越境ECに関するあらゆるパートナー企業と手を組むことで、ユーザー様の利便性向上とコスト削減に貢献していきたいですね。

年間25%以上の成長が見込まれる越境EC

――なぜいま、改めて越境ECが注目されているのでしょうか?

2021年7月に発表された内閣府の試算では、2021年の日本の実質GDP成長率は3.7%です。2022年以降は、成長実現ケースで2.2%、2.8%、2.5%と予測されています。ただ、実際にはもっと低い数字になると思っています。

一方、IMFの世界経済見通しによると、2022年の各国の実質GDP成長率は、中国5.7%、ASEAN原加盟5ヵ国6.3%など、日本より高い成長率が予測されている国や地域が多々あります。また、世界のEC市場は年々拡大しており、毎年20%以上の成長を実現しています。その中でも、越境ECの年間成長率は平均25%以上と予測されており、コロナ禍で世界のEC市場の拡大が加速しています。

日本経済の成長への希望が乏しい一方で、世界経済は今後も成長を続ける見込みで、特にEC市場は大きく伸びています。つまり、日本の事業者も越境ECにチャレンジすれば、いままで以上にビジネス拡大のチャンスが得られるということです。


――日本の事業者が越境ECに取り組むうえで、御社が特に注目している国や参入を推奨している国はありますか?

元々購買力の高い欧米のeBay, Amazonに加え、当社が推奨しているのは、東南アジア向けの越境ECです。地理的に近いことに加え、スマホの普及率が高く、インターネット利用率も年々伸びています。また、人口に占める若年層の割合が大きいため消費意欲が旺盛で、EC市場も順調に拡大しています。

当社では、「ShopeeやLAZADAといったマーケットプレイスを通じて欧米の次は東南アジアで売りましょう」と提案しています。

越境ECに必要なのは気概とスピード感

――越境ECにチャレンジする事業者へのアドバイスはありますか。

初めて越境ECに取り組むと、必ず言葉の問題や物流の問題、税の問題など、「壁」に直面します。壁に直面したときは、それを理由にビジネスを諦めるのではなく、専門家の「助け」を借りていただきたいです。当社には越境ECに関するあらゆるパートナーさんがいらっしゃいますので、彼らの助けを借りてひとつひとつクリアにしていけば、おのずと成功に近づきます。

日本人はPlan(計画)に多くの時間を割きます。一方、中国や韓国など海外の越境EC事業者は、とりあえずやってみて、言語や知らない壁にぶち当たってもひたすら突き進んで成功を手にしています。

同時に、スピード感も重要です。例えば、すでにAmazonに出店していて、別のマーケットプレイスへの出店を検討する段階だったとします。日本の事業者は市場調査、販売商品の選定、顧客嗜好など、失敗する確率を減らすためのPlan(計画)に時間をかけます。失敗をしても修正しながら進めていく海外の越境EC事業者に比べて、次のアクションやチャレンジまでに時間がかかる傾向があるのは明らかですね。

壁に直面しても、スピード感をもってすぐに次にやってみる。これは、日本の越境EC事業者にぜひ意識していただきたいところです。

世界中でビジネスをする機会を提供

――9月に開催予定の「ペイオニア・フォーラム2021」のテーマや見どころを教えてください。

今年のペイオニア・フォーラムは、9月15日と16日の2日間、オンラインで開催予定です。ペイオニアの新しいブランド理念「無限の機会をあなたへ」同様、ペイオニア・フォーラムでもあらゆる方々に世界中でビジネスをする機会を提供したいと考えています。

東南アジア向けのマーケティング会社のスピーチ、クラウドファンディングで売るためのノウハウ、eBayとShopeeで売るためのツールに関するスピーチなど、さまざまな越境EC関連企業によるプレゼンがあります。

2020年はマーケットプレイスによるプレゼンが中心でしたが、今年はマーケットプレイスだけでなく、マーケティング、クラウドファンディング、Youtubeの活用など、テーマやトピックに多様性を持たせたところに特徴があります。

オンラインで全国どこからでもご参加いただけますので、ぜひ「ペイオニア・フォーラム2021」を越境ECビジネス成功の糸口にしていただければと思います。

ペイオニア・フォーラムに参加する!


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