導入支援から物流までをワンストップで! Shopifyのプロフェッショナルと老舗物流会社が強力タッグ

ECのミカタ編集部 [PR]

Shopify Plusパートナーの株式会社ウェブライフジャパン(以下、WLJ)と、老舗物流会社である大阪デリバリー株式会社(以下、ODK)がタッグを組み、Shopifyにおける導入支援から物流までのフルフィルメントサービス「SHOPLOGI(ショップロジ)」の提供を本格的に開始した。これにより利用者は、在庫管理や梱包、出荷など質の高い倉庫サービスがワンストップで受けられるようになる。WLJの山岡義正CEOとODKの木田晴孝副社長に、ショップロジのサービス概要や利用者のメリット、協業によって生まれるシナジーなどについて話を聞いた。

物流のアウトソースでコア業務に専念を

――まずは両社の事業概要を教えてください。

WLJ山岡 当社はWebサイトの企画・開発や運用保守、コンサルティングなどを手がけるShopifyの導入支援企業です。2021年6月に「Shopify Plusパートナー」に認定されました。Shopifyでは約150のストア構築実績があり、新規立ち上げや他のECシステムからの乗り換えなどで幅広い支援をしています。

ODK木田 大阪デリバリーは1978年創業の物流会社です。関西エリアを中心に合計2万5000坪の倉庫を持ち、物流業務請負や倉庫保管サービス、物流に特化した人材派遣業務などを展開しています。共通の知り合いを介して山岡さんと知り合ってからShopifyの魅力に触れ、EC物流サービス事業にも注力するようになりました。

――両社が手掛ける「ショップロジ」とはどのようなサービスなのですか。

ODK木田 「ショップロジ」とは、Shopifyにおけるサイト構築から物流までをワンストップで提供するフルフィルメントサービスです。サイトの立ち上げや運用、プロモーションなどはShopify Plusパートナーのウェブライフジャパン様が支援し、在庫管理や受注、入出荷管理などの物流部門とカスタマーサポートを当社が担います。

WLJ山岡 リソースが限られている通販事業者様は物流業務をアウトソースし、売上を伸ばすためのコア業務に注力するべきです。これは小規模事業者や個人事業主にかぎらず、大手企業にも言えることですし、Shopifyにおいて本気で成功を目指すのであれば尚更です。

――実際Shopifyに取り組む事業者の数は増えているのですか。

WLJ山岡 そうですね。新規ショップの立ち上げも多いですし、リプレイスも増えています。Shopifyは低コストでスピーディーにECサイトを構築できる世界シェアNo.1のEコマースプラットフォームです。テンプレートが充実していて、商品を登録すればすぐに売り出せるメリットがあります。APIによりさまざまな外部システムと連携することで自動化が可能になり、作業を大幅に効率化できる点も利用者が多い理由です。

ODK木田 Shopifyに取り組む事業者様は、非常に意欲的で熱意を持った方が多いですよね。当社はEC物流に関しては後発なので、「なんでもやる」という意気込みです。カスタマーサポートの面でもノウハウを積み上げ、お客様のスムーズな売買をサポートしています。

個人事業主でも、月1件の出荷でもOK

個人事業主でも、月1件の出荷でもOK

――「ショップロジ」では具体的にどのようなサービスが受けられるのですか。

ODK木田 「ショップロジ」は在庫管理から検品、受注業務、ピッキング、梱包、出荷などの業務に対応する物流サービスです。全国への配送が可能で、品目数や在庫数に上限はありません。お申し込みから最短一週間程度でサービスをご利用いただけます。月1件の出荷でも承りますので、個人事業主様や中小企業のお客様でも広くご利用いただけますよ。

WLJ山岡 大阪デリバリー様は物流事業で43年の実績があり、ノウハウの蓄積も豊富です。物流現場で得られたお客様のご意見などは常にフィードバックしていただき、サイト改善やコンサルに活かしているので、良い循環ができていると思います。

――ユーザー側のメリットも多そうですね。

ODK木田 コスト面の優位性があると思います。料金体系はシンプルでリーズナブルなものにしました。基本料金は入庫料と保管料からなる「倉庫利用料」と「出荷料(配送料)」で、オプション料金を含めすべてサービスサイトで公開しています。

WLJ山岡 梱包資材なども豊富ですよね。特にD2Cブランドは外装箱や包装にこだわるお客様が多いので、ベースの金額が安く、ラッピングやチラシ同梱などの融通が利く大阪デリバリー様の物流クオリティにはご満足いただけるはずです。

ODK木田 お客様のご要望には可能な限りお答えしたいと思います。また、在庫の持ち方を工夫すれば、保管料をもっと削減できることもあります。過去にはこちらからのご提案で保管料を定価から半減できた例もありますので、気になる点などはお気軽にお問い合わせください。

――これまでどのような実績があるのですか。

WLJ山岡 サービスサイトを立ち上げたのは2021年9月ですが、大阪デリバリー様と協業で「ショップロジ」のサービスを提供し始めたのは2020年10月からです。Shopifyでのサイト構築から足回り支援、コンサルティングなど、一貫した支援に関しては10社弱の実績があります。

ODK木田 たとえばShopifyでエッジの効いたサイト構築を行っていたアパレル・雑貨の大手オンラインストア様は、コスト面と柔軟性の改善を目的に物流を当社にリプレイスされました。これまでの出荷量は計8万件強。特殊な販売方法のため波動が多く発生するのですが、当社の強みである小回りの利く支援で無事にスタートを切り、荷主様から信頼を得ることができました。

グローバル展開を見据えたShopify支援

グローバル展開を見据えたShopify支援

――両社の協業によりどのようなシナジーが生まれていますか。

WLJ山岡 サイトを立ち上げ売上アップに向けた施策をコンサルするだけではなく、物流の面からどうやればより効率的にものを動かせるか、その際のオペレーションは最適かなど、トータルのコーディネートができるようになりました。

ODK木田 「ショップロジ」とはあくまで概念的なものです。ウェブライフジャパン様がShopify Plusパートナーとしてさまざまなお客様のご相談を受ける中で、物流業務にサービス名を付けて切り出したというイメージです。だからこそ当社としてはウェブライフジャパン様と同じか、それ以上のクオリティで物流業務を提供する必要があるのです。今回の協業で当社の経験値が足りない部分はあるかもしれませんが、目の前のお客様としっかり向き合い、1社1社に全力を尽くしたいと思います。

WLJ山岡 大阪デリバリー様とは同じベクトルで協業できていると思いますよ。物流現場の業務内容や苦労を把握してお客様の温度感を見ながらご対応いただいているので、当社としては非常に感謝しています。

――今後の課題や目標について教えてください。

ODK木田 まずは実績を積み上げ、「ショップロジ」のサービスを軌道に乗せたいですね。また、物流やコンサルティングよりももっと川上の、例えば商品企画や製造の部分までフォローできるサービスに発展させたいという思いはあります。例えば製造工場を紹介したり、アパレルであればパタンナーとのマッチングを斡旋したり――。もちろんニーズがあればですが、業務のカバー領域は広げていきたいと思います。

WLJ山岡 グローバル展開も加速させる必要があるでしょう。海外のShopify Plusパートナーとオンラインで話をすると、皆さん商圏を“国”ではなく、“アジア”“世界”で捉えています。言語や物流、商習慣など障壁はありますが、当社ではお客様の海外展開を積極的に支援しています。特にコロナ後はビジネスのボーダーレス化が加速すると思うので、今後はこうした支援にも力を注ぐつもりです。

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