アパレル特化型センター『SLC春日部』のワンストップ物流でブランド価値を最大化!/BtoC・BtoB対応

ECのミカタ編集部 [PR]

(左から)営業部 営業第2課長 館安博氏
『SLC春日部』センター長 勝井武二氏
営業部 営業第1課 営業第2ユニット長 小嶋潤氏

競争が激化するアパレル市場では、自社ブランドの価値を差別化できる仕組みづくりが欠かせない。株式会社スクロール360が開設した『スクロールロジスティクスセンター春日部(以下、SLC春日部)』は、BtoC、BtoBの両チャネルに対応し、高品質な物流をワンストップで提供する “アパレル特化型” の物流センターだ。アパレル物流の経験豊富なスタッフが多く、あらゆるソリューション機能が備わっている。

今回は『SLC春日部』センター長の勝井武二氏、営業部の館安博氏、小嶋潤氏の3名に、同センターの特長や取り組みについて話を聞いた。

専門性が高いアパレルECだからこそ、物流はプロへ委託すべき

ーーアパレル業界におけるECの現状について教えてください。

営業部 営業第2課長 館安博氏(以下、館) コロナ禍をきっかけに、ECに新規参入するアパレル企業が増えましたが、ECビジネスに必要なノウハウを持っていない事業者様が多いように感じます。特に物流に関しては、BtoCの経験がない倉庫に業務を委託してしまい、思うようにコストダウンや効率化が図れていないと当社にもご相談をいただくケースが増えました。

SLC春日部センター長 勝井武二氏(以下、勝井) ブランドの価値を正しく維持しながらECで商品を販売することは、決して簡単なことではありません。だからこそ物流や顧客対応などのフルフィルメント業務をアウトソースする場合は、アパレルに関する豊富な知識があるプロフェッショナルとパートナーシップを組むことが大切です。

「顧客一人ひとりに合ったサービスで、ECでは難しい顧客体験を創出することが可能です」と館氏

ーーアパレルの物流業務を専門家に委託するメリットは何でしょうか。

営業部 営業第1課 営業第2ユニット長 小嶋潤氏(以下、小嶋) アパレルはカラーやサイズ展開が豊富でSKUが多く、在庫管理が煩雑です。ささげ(撮影・採寸・原稿)業務やアパレル特有の検品・検針作業、キャンペーン時の波動への対応なども求められます。効率的に商品を出荷するため、シーズンによって倉庫レイアウトを変更するなどのアパレル特有のノウハウが必要になってくるので、外部委託するのであれば「餅は餅屋」と言われるように、アパレル物流に慣れている業者に依頼するのが良いでしょう。

勝井 そういう意味では、昨年7月にオープンした当社のアパレル特化型の物流センター『SLC春日部』(埼玉県北葛飾郡松伏町)は最適です。アパレル出身のスタッフが多く、事業者目線で事業者様の悩みや課題を共有できるので、オープン以来多くの企業から引き合いをいただいています。

『スクロールロジスティクスセンター春日部』(SLC春日部:埼玉県松伏町)の全景

BtoCからBtoBまで!あらゆるアパレル物流のソリューション機能を強化

ーー『SLC春日部』の立ち上げ経緯について教えてください。

勝井 関東圏での営業面積の拡大が急務だったため、2022年7月に『SLC春日部』を開設しました。当社としては『SLC磐田』(静岡県磐田市)に次ぐ2つ目のアパレル特化型の物流センターとなります。大消費地である首都圏エリアに近く、拠点分散することでBCP対策にも有効です。周辺には当社『SLCみらい』(茨城県つくばみらい市)やアライアンス倉庫が複数あり、このような拠点と連携することで、配送リードタイムの短縮やコストダウンに大きく貢献できると自負しています。

▼「SLCみらい」は同社首都圏初の物流拠点として話題に
https://ecnomikata.com/original_news/26481/
https://ecnomikata.com/original_news/26215/

ーーアパレル特化型の物流センターということですが、具体的にどのような機能を備えているのでしょうか。その特長や強みについて教えてください。

勝井 最大の特長は、アパレルに必要な特殊業務にワンストップで対応できる点です。X線検針機やローラー検針機を活用した検品作業、補修、ささげなど基本的なアパレル物流業務に加え、値札・ラベル貼り、タグ付け、袋入れ・ハンガー袋かけ、返品処理などにも対応します。プレス加工や縫製、刺繍の専門業者が入居しているため、スピード感を持ってこれらの作業が行えることも強みです。また、個人向けECはもちろんですが、百貨店などの高級感が求められる直営店舗・販売委託先向けなどアパレル物流で求められるBtoBに対応できる点も事業者様から評価をいただいています。

『SLC春日部』では品質の高い流通加工作業のワンストップ対応が可能で「高付加価値」を提供する
左:プレス加工の様子。シワを伸ばしたり、立体感を持たせたりと、服をあるべき美しい姿へ整える
右:検品の様子。仕上がり寸法に問題はないか、縫製不良やほつれはないか、目視で細かく確認をする

小嶋 『SLC春日部』には、直雇いで約120人のパートスタッフが在籍しており、その多くが長年アパレルの品質管理に携わっています。さらに繊維製品の品質に関する専門的な知識を有していることを証明する「繊維製品品質管理士(TES)」の有資格者も常駐しているため、縫製不良や付属品の過不足、小さなシミや傷など返品に繋がるような欠陥を見逃さず、事業者様のさまざまな要望に高いレベルで応えられる体制が整っている点も当社の強みだと思います。

「ベテランスタッフによる柔軟な対応と、手作業中心の丁寧なオペレーションが特長です」と小嶋氏

ワンストップからスポット案件まで、あらゆるアパレル物流業務に柔軟対応

小嶋 『SLC春日部』はアパレルに欠かせない業務をワンストップで提供できる、ソリューション提案型の物流センターです。複雑な在庫管理や季節変動・波動対応、特殊な流通加工など専門性の高い業務を請け負えるので、ブランドへのこだわりや世界観を大切にしたい事業者様に利用していただきたいですね。特にブランド価値を維持しながら購入者に商品をお届けしたいと考える事業者様にはおすすめです。

勝井 目安として月の出荷が3,000件以上の企業には向いていると思います。期間限定の在庫管理や縫製・プレス加工のみの依頼など、スポット的な案件にも対応しますし、健康食品や化粧品などの取り扱いもしていますので、まずは一度お気軽にお問い合わせください。

「『SLC春日部』は天井が低い分、手元が明るくなり、細かい作業がしやすいことも特長です」と勝井氏

ーー今後の目標や計画などがあれば教えてください。

勝井 スクロールグループでは今後、通販ソリューション事業を強化して参ります。当社の強みである物流サービスのみならず、フルフィルメント業務代行やマーケティング支援、BPO、通販システム構築など、EC・通販事業を360度全方位的に支援いたします。世の中の変化にフレキシブルに対応しながら、事業者様に新たな価値を提供するための取り組みを進めたいと思います。

小嶋 各種ソリューションを強化するという意味では、多様なニーズに対応できる体制作りが重要になってきます。事業者様にはひとつとして同じオペレーションが存在しないので、我々フルフィルメント側の経験やノウハウをいかに還元できるかということもポイントになります。

 競争が激化するこのEC業界において、事業成長をするためには「物流のキャパシティがない」「コールセンターの質が低い」「コア業務に注力できない」など、フルフィルメントでの妨げがあれば、それを真っ先に解消しなければなりません。さらには、商品価値・サービスレベル・リードタイムなどブランドの高付加価値を提供し、競合と差別化を図ることが重要です。当社では事業者様の事業成長を実現するソリューションとノウハウを有しておりますので、事業成長に課題があれば、何でもお気軽にご相談いただければと思います。

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