印刷物もお任せあれの物流代行、パッケージングから発送まで総合で高コスパ

ECのミカタ編集部 [PR]

ダイオーミウラ株式会社 多田政徳氏と谷田慶文氏 (左から)ダイオーミウラ株式会社の成田物流センターにて、パッケージ製造部の多田政徳氏と谷田慶文氏

「パッケージングから発送まで、トータルで見ていただければ価格競争力は十分と感じていただけると思います」と語るのはダイオーミウラ株式会社の多田政徳氏だ。製品のパッケージデザインから広告、倉庫管理、発送までを一手に請け負う同社は、数々のハイブランドからも信頼を寄せられ、その物流を担ってきた。同社がEC事業に提供するのはどのような価値なのか。千葉県成田市にある同社の成田物流センターにて、パッケージ製造部の多田政徳氏と谷田慶文氏に話を聞いた。

意外と複雑なハコ事情

顧客体験は、消費者が商品のパッケージを見た瞬間から始まっている。だから製品の魅力が最大限に伝わるように梱包して、顧客の手元に届けることが欠かせない。しかし、パッケージングは必ずしも思い通りにいかないのだという。

多田氏は「店頭販売なら結びたての立体的なリボンを添えて手渡せますが、段ボールに入れて送ればリボンは潰れてしまいます」と、ECに新規参入する事業者が直面しやすい課題を指摘する。

例えば、白地の段ボールは見た目が美しく店頭販売ではギフトなどで喜ばれるが、ECとなると話は別だ。輸送中に段ボールに汚れがついてしまうことは大いに予測できるが、白地だとその汚れが目立ちやすく、ECにはあまり向かないと言える。同様に、荷主が理想のパッケージングを思いついても、消費者の手元に届くときには物流の工程を経て、違う姿になっていることも少なくないのだという。

その点ダイオーミウラでは、荷主の理想形を顧客とともに作り上げてきている。「私たちにはパッケージングと輸送に関する長年の経験があります。リボンをかけた状態で配送したい、時期に合わせた印刷物を用意したい、オリジナルの箱に熨斗をかけてそれをパッケージングして配送したいなど、ご相談いただければ、理想的な形でお客様にお届けする方法を一緒に作り上げることができます」(多田氏)。

多田氏

最安値の集合体=実は高い!? まとめればスムーズでコスパ高

一般的にパッケージングで多いのは、複数の業者に相見積もりを取って、工程ごとに発注する方法だろう。「資料は印刷会社へ、販促は広告代理店へ、パッケージはハコモノの専門企業へ」とバラバラに発注し、最終的な商品の状態へ仕上げていくイメージだ。しかし、「例えば、Aという印刷所で作成した資料を、商品を管理しているBという倉庫に配送し、商品に同封してパッケージにしようとしたら、成立しなかった、ということが起きかねません」と多田氏。

見積もり段階では問題なく資料と商品をパッケージにできるはずだったのが、いざ梱包しようとしたら成立しないことが発覚! となれば、再度関係各社と調整し、再見積もりをしなければならなくなる。当然工数が増え、想定外の費用が発生する。どの工程でも最安で見積もりが取れた業者を取りまとめるうちに、気づいたら費用が膨れ上がっていた──という例は、少なくないのだという。

一方、同社の強みは印刷からパッケージング、出荷までをワンストップで行えることだ。「弊社の窓口は一つで、担当できる工程は通常の業者何社分もあります。業者と調整する担当者の負担は相当削減できると思います」(谷田氏)。

「ご相談いただければ情報を社内で横展開するので、企業ごとにかかるベースの費用を圧縮できるのも、一気通貫であるからこそですね」と、多田氏は一貫した工程を持つ同社のコストメリットを説明する。工程同士が連携しているので、工程間の連携不足による費用が発生することもない。

極端な話、裸の製品を同社に持ち込んで「これを売りたい」と相談すれば、どのような梱包をするか、どのように販促するかまで決められる。ハコとモノが決まれば、倉庫で預かり、システムを通じて出荷してくれる。その間の窓口は一本化されている。しかも現在、冷凍食品の専用倉庫を拡張・増床する計画も進行しているというから、ますます頼もしい。

輸入製品の検品も! 「消費者に届くまで製品は完成していない」から

谷田氏は言う。「弊社では検品も承っています。特に海外の製品は日本の基準に照らし合わせると検品が不十分なことも多く、輸入したままの状態では日本のお客様にご満足いただけないことが多々あります」

例えば海外から良質な商材を仕入れても、輸送の際の衝撃などで商品が傷んだり汚れたりしていては商品価値が減損してしまう。そんなことがないよう、同社は一点一点手作業で検品を行うオプションも揃えている。

特にジュエリーやバッグなどハイブランドの高単価な製品は、ブランドイメージを保つことがとても重要だ。完全な状態で倉庫から送り出すことで、長期的な商品価値の維持にも貢献できる。

倉庫までの輸送工程に品質上の問題がある、梱包状態での荷姿が悪いなどの場合は、同社で新たにパッキングすることも可能だ。多田氏は「パッケージによってはハコの中にゆとりがたっぷりある商品もありますよね。でもそれではまるで空気を運ぶような輸送になってしまい、もったいない。そうした商品はパッキングを日本で行うことでコストが抑えられるケースも多いですね」と語る。

パッキングの品質も妥協しない。結婚式の引き出物なども取り扱う同社は、商品ごとに標準化された作業手順とWMSを完備。チラシ一つとっても、1枚単位でピッキング漏れや順序違いが起こらない仕組みを整えている。

小規模な事業者には成田のコスパがいい

同社は成田に物流倉庫を構える。「成田は空港からの入荷が早く、港湾や都心からも遠くありません。さらに地代が比較的安いため、長期在庫になっても費用がかさみにくいのも特長です」と、多田氏は立地の優位性を語る。

地方に行けば地代は安くなるが、輸送時間が伸びるため発送のスピードが落ちる。都心はスピードと引き換えに倉庫費用が高い。成田はスピードとコストのバランスがいいのだという。

成田の物流倉庫までは東京港から2時間弱で到着できる。「加工が不要な場合は到着翌日の発送も可能です」と谷田氏。顧客へ届けるリードタイムは伸ばしたくないが、都心の倉庫は高すぎるというEC事業者にはちょうどいい立地だろう。

谷田氏

同社では取り扱いにあたって、出荷量の下限を設けていない。さらに在庫はWMSを通じてリアルタイムに確認できるので、生産管理の担当者はタイムリーに追加の発注をかけることができる。在庫のショートを恐れて大量の在庫を抱えることが経営を直撃する、小規模な事業者にはうれしいポイントだ。

引き出物の配送も得意としている

パッケージングと発送にかかるコストは、工程ごとに業者に払うコストだけではない。担当者が渉外や管理にかける工数が増えれば、その分EC事業者の財務と人事を圧迫する。外注先を選定する際は、社内でかかる人件費も考慮する必要がある。

見せ方から送り方まで、一貫したソリューションを提案してくれるダイオーミウラ。ECのパッケージングや発送にかかるコストが悩みの事業者にとっては代えがたいパートナーになるだろう。

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