荷主に寄り添う〈提案型倉庫〉として物流業務をよりスマートに「SHOPLOGI」

ECのミカタ編集部 [PR]

大阪デリバリー株式会社 関東事業部 後藤海平氏

大阪デリバリー株式会社が手掛けるEC事業者向けフルフィルメントサービス「SHOPLOGI(ショップロジ)」。サイトの構築・運用からロジスティクス、カスタマーサポートまでを“まるっ”と依頼できるサービスで、スタートアップや事業拡大中の企業での導入が進んでいる。事業成長の前提となる物流業務をよりスマートにするために、同社ではどのような意識で業務に取り組んでいるのか──。関東事業部の後藤海平氏に、SHOPLOGIの特徴や具体的なサービス内容などについて話を聞いた。

物流の外部委託でコア業務に注力を

──新型コロナウイルスの影響でEC需要が一気に拡大しましたが、近年の市場の変化をどのように捉えていらっしゃいますか。

ここ数年、国内EC市場は右肩上がりの状況が続いており、コロナを契機にマーケットが急拡大しました。新規参入する企業も増えています。当然、物量も増加傾向にあり、物流業務の外部委託を検討される事業者様は増加傾向にあります。

当社はもともとBtoBで物流サービスを展開していましたが、こうした流れをチャンスと捉え、2021年からEC事業者向けフルフィルメントサービス「SHOPLOGI」の提供を開始しました。おかげさまで現在は50社を超える荷主様にサービスをご利用いただき、月に1~5件ずつ新規の荷主様との取引が増えています。

──多くの荷主と接する中で、具体的にどのような悩みや課題を抱えているEC事業者が多いと感じますか。

最も多いお悩みは、リソースに関するものです。受注の増加に伴い、スタッフの確保や調整、商品の保管場所などに頭を悩ませるケースが多いですね。キャンペーン時など注文が殺到した際の波動対応に限界を感じていらっしゃる事業者様も少なくありません。こうした物流課題にすべて自社で対応しようとすれば、通常の業務に大きな支障が出てしまいます。商品開発やマーケティングなど、本来注力するべきコア業務に時間や労力を割くために、外部の専門業者に物流業務を委託する事業者は徐々に増えていると感じます。当社へのお問い合わせや相談数も増加傾向にあることは間違いありません。

SHOPLOGIのサービス概要図

荷主の利益率を5%改善する“寄り添い力”

──御社が提供するフルフィルメントサービス SHOPLOGI の概要について教えてください。

SHOPLOGIは、EC事業者向けの物流業務をワンストップでフルサポートするサービスです。サイトの立ち上げや運用、プロモーションなどは Shopify Plusパートナーであるウェブライフ社が支援し、在庫管理や受注、商品の入出荷業務、カスタマーサポートなどを当社が担います。ご要望に応じて商品撮影やラッピング対応、FBA納品のご対応、クラウドファンディングでの返礼品配送等のスポットでの大量出荷、海外配送など多岐にわたりご対応いたします。もちろん、すでにECショップを開設されている方で発送代行からのご利用も可能です。

費用は入庫料と保管料からなる「倉庫利用料」と「配送料」からなる従量課金制なので、初期費用0円から始められます。出荷量の制限はなく、月間出荷が1件しかない荷主様でもご利用可能です。

──他社のフルフィルメントサービスとの違い、SHOPLOGI ならではの強みはありますか。

荷様主の希望にあわせ、3つのWMS(倉庫管理システム)から最適なシステムをご提案できる点が最大の強みです。ECサイトとの連携についても経験豊富ですし、システム周りについても荷主様に寄り添ったご提案が可能です。合わせてECプラットフォーム「Shopify」が公式認定しているウェブライフ社によるサイト構築や運用サポートもご提案可能です。

また、サービス面に関しては、大手倉庫会社では対応しにくい少量からの依頼や複雑な加工業務、セット組みなどにも柔軟に対応します。社内では荷主様の利益率を5%改善することを目標に掲げ、荷主様の成長のためにはなんでもやろうという気持ちで日々の業務に取り組んでいます。

──コミュニケーション面で工夫されていることはありますか。

互いの理解や認識を共有するため、荷主様には倉庫スタッフと直接チャットツールでやり取りしていただいています。意思疎通を円滑化することでミスを防ぎ、万が一ミスが起きても迅速にリカバリーできる体制を整えました。

当社は作業会社であり、ビジネスとして物流サービスを提供する立場ですが、荷主様の物流部門を支える“パートナー”というスタンスで日々業務を行っています。荷主様に寄り添い、事業を成長させることが、我々のミッションです。「どうしたら事業成長に貢献できるか」を常に考え、ただ業務をこなすだけではない〈提案型の倉庫〉として、荷主様の利用価値を高めていきたいと考えています。

少量からの依頼や複雑な加工業務、セット組みなどにも柔軟に対応

スタートアップや成長企業におすすめ

──SHOPLOGIを活用したことで、物流の課題解決につながった好例はありますか。

自社での出荷作業に限界を感じた荷主様の物流業務を受託したのですが、荷主様はセールスやプロモーションに注力できるようになり、結果として販売数を大きく伸ばすことができました。物流業務を外部委託したことで商品を毎日安定的に出荷できるようになり、顧客満足度が上がったという荷主様もいらっしゃいます。

また、陶器を扱う荷主様からは、もともと5%前後あった出荷事故(商品発送後の破損)が、物流委託先を当社にリプレイスしてからは5分の1以下に減ったことで大変喜んで頂いております。梱包の仕方を工夫することで、これまで「仕方ない」とあきらめていた損失を大きく減らせた点を高く評価していただきました。

「リソースの少ないスタートアップ企業でも高い効果が出る」と後藤氏

──SHOPLOGIは、どのような事業者におすすめのサービスですか。

個人事業主から大企業の荷主様まで幅広くご利用いただけます。「配送業務に手が回らない」「商品の置き場に困っている」「出荷作業でのミスが多い」「人手不足で本業に集中できない」といった課題をお持ちの荷主様には最適のサービスです。

もちろん「物流経験がないので丁寧にサポートしてほしい」「細かいオーダーにも柔軟に対応してほしい」など、これからECビジネスをはじめられる荷主様や、リソースの少ないスタートアップ企業でも高い効果が出ると確信しています。

──最後に、今後の計画や目標があれば教えてください。

荷主様の販売数の増加は、そのまま当社のサービスの成長にもつながります。これからも柔軟な対応で、荷主様のご希望に常に応えられる倉庫を目指します。その実現に向け、化粧品製造販売業や高度管理医療機器販売業等の資格取得にも動いており、お取り扱い可能な商材を増やして参ります。

定期的な設備投資も行っており、直近では茨城県古河市の営業所に自動梱包機を導入する予定です。今後も最先端の物流システムやロボットを導入することで、継続的なサービスレベルの向上を目指して参ります。

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