SBSの「EC物流お任せくん」に脚光 磨かれた専門性で物流業務の“最適解”を提示

ECのミカタ編集部 [PR]

(左より)SBSホールディングス株式会社 事業戦略部福井志帆氏、金子竜也氏、諸喜田芽生氏

SBSホールディングス株式会社が提供を始めたEC物流のフルフィルメントサービス「EC物流お任せくん」が注目を浴びている。高い専門性を持つ傘下の物流会社がそれぞれの得意分野を活かし、各業界で求められる複雑な業務に取り組む姿勢にEC物流の汎用サービスではない「物流業務の最適解を示してくれる」と、高い期待が寄せられている。

同社事業戦略部の金子竜也氏、福井志帆氏、諸喜田芽生氏の3名に、SBSグループの強みや新サービスの特徴などについて話を聞いた。

BtoBのノウハウ活かしEC物流に本格参入

──SBSグループは2022年12月、ECプラットフォーム事業に本格参入しましたが、その背景や理由について教えてください。

金子竜也氏(以下、金子) EC市場が拡大し、今後も成長が見込まれる中、SBSグループとしてはBtoC向けサービスの強化が急務でした。2021年7月にグループ会社を横断する形でチームを立ち上げ、翌2022年3月からサービス提供に向け本格的にプロジェクトがスタートしました。

福井志帆氏(以下、福井) もともとホールディングス傘下の事業会社ではEC関連の業務もしていましたが、すべて荷主様毎に構築運用するオーダーメイド型でした。多くの荷主様が在庫の最適化や波動への対応に課題を抱えるなか、これまで当グループが企業間物流で培ってきたノウハウやアセットを共同利用型で活用すれば、これらの課題を解決できるのではないかと考えたことも、ECプラットフォーム事業参入の大きな理由です。

諸喜田芽生氏(以下、諸喜田) SBSグループはBtoBのイメージが先行していますが、中長期的にEC物流を第2の事業の柱と考えており、このたび「EC物流お任せくん」という名称でサービスを提供することになりました。

(画像提供/SBSホールディングス株式会社)

──「EC物流お任せくん」とはどのようなサービスなのでしょうか。

金子 商品の入庫から保管、出荷、流通加工、配送といった業務を代行するEC物流のワンストップサービスです。最大の特徴は“業界専門性”です。アパレル、化粧品、食品、家電、医薬品などの業界・業種別に最適化されたプラットフォームで、高品質かつ専門性の高いサービスを提供します。もちろんECサイトの構築や運用、戦略立案、カスタマーサポートなどにも対応します。

諸喜田 SBSグループの拠点は国内外に700以上あるため、商品の分散保管や集約がしやすい点も特徴です。急な物量の増加にも対応しやすく、荷主様のご要望や販売戦略に合わせて最適な倉庫をご案内いたします。

福井 最新の物流ロボットやマテハン機器を備えた拠点を使用できる利点もあります。当社では物流現場にロボットソリューションを積極的に導入しており、ロボティクス化された環境下で物流品質を高められる点も「EC物流お任せくん」の特徴と言えるでしょう。

高い専門性を武器に幅広い業種・業態に対応

──競合のサービスと比較した際、「EC物流お任せくん」の強みはどこになりますか。

金子 SBSは、高い専門性を持つ物流会社をM&Aでグループ化して成長してきた企業集団です。特定分野の商材を長年専門的に取り扱ってきた物流会社が、そのノウハウや資産を活用して業務にあたりますので、専門性の高い流通加工や業界特有の仕様に対応できる点が強みです。

──“個”の力を磨くことで、大手物流会社に負けない専門性という武器を手に入れたということですね。具体的にはどの企業がどの業種に強いのでしょうか。

金子 例えばアパレル関係はSBSロジコムが強く、業界特有の「ささげ業務」や在庫の一元管理、オムニチャネルなどに対応できます。SBSフレックやSBSゼンツウでは、3温度帯(ドライ・チルド・フローズン)に対応した倉庫やトラックを有しているので食品も安心してお任せいただけます。SBSリコーロジスティクスは精密機械や化粧品・医薬部外品の物流ソリューションを持ち、SBS東芝ロジスティクスは家電の取り扱いに秀でています。

それぞれの企業がそれぞれ得意とする分野で磨いてきたノウハウを荷主様に還元できることは、競争力の高い料金プランをご提案できることにつながり、それもSBSの大きな強みとなっています。

(画像提供/SBSホールディングス株式会社)

──物流DXにも力を入れておられますが、ここも大きな差別化ポイントですよね。

福井 そうですね。棚搬送ロボットやAGV(無人搬送車)、ソーターなどは、導入するだけで効果を発揮するものではありません。SBSではロジスティクステクノロジー(LT)の導入精度向上と運用の早期安定化を目的とした検証施設「LTラボ」(埼玉県越谷市)で、日々ロボットの動作検証やデータ採取を行っています。

ITについても、ECに必要な連携やWMS機能はもちろん、物流サイドから価値創造できるシステム環境を実装していっています。

物流企業のなかでもとりわけLTやITに対して先行投資し、荷主様の要望に対して最適解を提示できる環境を整えていることも、SBSが多くの荷主様に選ばれている理由のひとつです。

成長意欲のある“未来志向”の荷主と共に

──「EC物流お任せくん」は、どのような事業者に最適なサービスだと思われますか。

諸喜田 業種・業態や事業規模などは問わず、さまざまな荷主様にご利用いただけます。ECサイトの構築支援から物流、カスタマー対応までをワンストップで委託できますし、事業のフェーズや成長度に合わせて拠点のリプレイスもスムーズに行えます。業界特性に応じた流通加工、受注処理、配送手段の使い分けそして、海外との越境ECビジネスまでお任せください。

福井 正直な話、価格だけを見ればもっと安価な物流倉庫はあると思います。ですので物流を「コスト」と考えるのではなく、ECビジネス全体の価値や顧客満足度を高めるための手段と考えていらっしゃる荷主様の方が、当社との親和性は高いかもしれません。

金子 SBSは創業以来、日本のBtoB物流を支えてきました。高い専門性を持つ物流会社をグループ化したり、LTに先行投資したりしているのは、すべて荷主様の抱える課題を解決するためです。こうしたBtoB物流で培ったノウハウを活かしながら、当社も自社ビジネスを伸ばしたいと考えている企業様と一緒に成長していきたいですね。

──今後の目標や計画について教えてください。

金子 SBSグループとしては、2030年までにEC物流関連売上高1000億円を目指します。その実現に向け、今後約20万坪の倉庫を新たに展開する計画です。また、2024年春にはEC専用の大規模物流センター(千葉県野田市)の稼働を予定しています。このセンターはEC物流における戦略拠点という位置付けで、将来的には全国の複数箇所で同様のセンターを立ち上げる計画です。

もしもこれまで、EC物流でやりたいことが実現できていないのであれば、ぜひ一度SBSグループにご相談ください。「できっこない」と諦めた施策があるのであれば、お話しをお聞かせください。ぜひ一緒にEC物流の最適解を探しましょう。

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