Qoo10が、自分らしさの追求を支援!「東京レインボープライド2024」に協賛 =参加者 約27万人が「ハッピープライド」の一言でつながる=

ECのミカタ編集部 [PR]

「すべての人の生活を豊かにする機会を創造する」をパーパスにマーケットプレイスを展開するeBay Japan合同会社(以下:eBay Japan)は、2024年4月19日~21日の3日間にわたって代々木公園で開催されたLGBTQ+関連イベント「東京レインボープライド2024(以下:TRP)」に協賛し、ブース出展を行った。eBayJapanとしての協賛・出展は2022年から3年連続となるが、同社が運営するインターネット総合ショッピングモール「Qoo10(キューテン)」ブースとしての出展は昨年に続き2度目となる。当日はTRPのメインイベントともいえるパレードにも参加し、多様性・公平性・包括性(DE&I)の尊重をアピールした。

Qoo10ならではのダイバーシティを訴求

TRPはセクシュアルマイノリティー(LGBTQ+)の人々への理解を促し、当事者とAlly(支援者)が一体となって「“性”と“生”の多様性」を祝福する日本最大級のイベント。性的指向および性自認にかかわらず、すべての人が差別や偏見にさらされることなく、より自分らしく生きることができる社会の実現を目指した「つながりの場」だ。今年は天候不良のため初日が開催中止となったものの、主催者発表によると2日間の延べ動員数は2023年の24万人を超える約27万人。60団体1万5000人が行進したパレートは過去最大規模と、大きな盛り上がりとなった。

「Qoo10」は、あらゆるジャンルにわたって豊富な品揃えを誇るインターネット総合ショッピングモール。加えて、“メガ割”や “メガポ”などのイベント、サービスも続々と立ち上がっている。eBayJapan戦略マーケティング 部長のモラーノ 絢香氏は今回のTRPへの協賛にあたり「Qoo10ならではの多様な“つながり”を大切にしたい」という。

「多様な品揃え、ブランド、サービスは当然、多様なセラー(売り手)とバイヤー(買い手)によって成り立っています。そのような多様な価値観をつなげ、誰もが自分らしさを追求していくための自由な取引ができる場がマーケットプレイスであり、Qoo10の特色です。若い女性からの支持が高いQoo10ではありますが、その一方でファッションや化粧品などにおいてはジェンダーに依存しないユニセックスの傾向も顕著になっています。個々が有する異なる価値観を包容していくことも、Qoo10の重要な役割だと捉えています」

ブース前のモラーノ 絢香氏

「Qoo10」ブースでは、そのための演出にも趣向を凝らした。コンセプトは、「お買い物と、あそぼう。」日本最大級のコスメ・美容口コミアプリ「LIPS|との提携のもとに、「パーソナルカラー診断」なるコンテンツを用意し、来場者ひとりひとりが楽しみながら「自分らしさ」を確認できる体験を提供した。診断されるカラーは、虹色を超えて20色に及ぶという。

「そもそもシッピングは、楽しいもの。Qoo10では年に4回、“メガ割”と呼ばれるビッグセールイベントを開催していますが、ここでは自分だけではなく、家族や友だちと一緒に非日常ともいえる多品種にわたる買い物を楽しんでいただいています。一方、日常の中で “自分らしさ”を探究できるのも、買い物ならではの楽しみ。それでもやっぱり、リアルならではの楽しさもあります。TRPの理念に賛同して協賛・出展しているのもその一環です。今後ともオン・オフを包含したハイブリットなつながりでたくさんの人との接点を深め、社会に貢献していきたいと考えています」(モラーノ氏)

「Qoo10」ブースで「パーソナルカラー診断」を楽しむ来場者

社会貢献活動「MOVE」を展開 Qoo10ならではのダイバーシティを訴求

社会貢献活動「MOVE」を展開   Qoo10ならではのダイバーシティを訴求

まさに多様なニーズに応える「Qoo10」だが、その1つに行動(MOVE)、動画(MOVIE)、最新のトレンド(MOVEMENT)、感動(MOVED)という4つのコンセプトからなる「MOVE by Qoo10」と呼ばれるファッションアプリがある。全商品に動画コンテンツを取り入れ、写真だけでは分からない生地の素材感や着丈感を確認できるサービスだ。

同時にeBayJapanでは「MOVE by Qoo10」ローンチに合わせて、2022年5月から社会貢献活動「MOVE」をスタートさせている。「MOVE by Qoo10」で発生する返品衣料品を新品同様の状態に再生し、支援プラットフォーム「TsunAが~る」を通じて毎月、支援団体に寄贈するプロジェクトである。まさにSDGsが目指す「持続的成長」を社会とともに育んでいく取り組みだが、eBay Japan広報部長の吉田 高夫氏は、ここには「自由な選択」という個を尊重する考え方が内包されているという。

「このプロジェクトのポイントは、支援を求めている少女や女性がオシャレを自分で直接、選択することができるということ。初年度には“つなぐ”をテーマに、300種類以上もの流行のファッションをお届けし、選ぶ喜びをエンジョイしていただきました。2年目からは“つなぐ”に加えて、経済的な自立を目指す“まなぶ”をテーマにした取り組みを計画しています。その一環として、職業体験などを希望する方に対し、ECが体験できるオンライン講座・体験プログラムなどを提供する予定です」

本プロジェクトは衣料品の検品・写真撮影・梱包を含めて、すべて社員がボランティアとして主体的に参加して成り立っているという。この社会貢献の姿勢は今回のTRPでも実践されており、ブース運営・パレート参加ともに、スタッフの多くは社内で手を挙げた人たちで構成されている。

参加団体のフラッグが並ぶ

ジェンダーアイデンティティの多様性に関する動きは世界中に拡がっており、日本においてもその機運が高まっていることは、今回のTRPの盛況ぶりからも一目瞭然だ。2023年6月には「LGBT理解増進法」が施行されたが、本当の意味でのダイバーシティや相互理解を促すには企業を含めて1人ひとりが担い手となって、「文化」として醸成していくことが不可欠となる。その意味で、eBayJapanが貫くスタンスは大きな意味を持っていると言えるだろう。


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