売上3倍、SKUは15倍増加! 「TEMPOSTAR」が日本アクセスの食品ECを拡大した理由

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ECのミカタ編集部 [PR]

複数のモールに出店した際に事業者の負担となるのが、受注管理や在庫管理だ。特に倉庫も複数抱えている場合、「どこから出荷するのか」「どのモール・倉庫にどれだけ在庫があるのか」といった煩雑な管理が求められる。総合食材ECストア「Smile Spoon」を展開する食品総合卸の 株式会社日本アクセスでは、こうした課題を解消するために、複数店舗の運営を連携・自動化・効率化できるシステム「TEMPOSTAR」を導入。売上やSKU数の大幅な増加を実現した。

今回は、「Smile Spoon」を運営する日本アクセス 次世代ビジネス営業部 営業課の加嶋達也氏と、TEMPOSTARを通じて同社を支援するSAVAWAY株式会社 ECソリューションセールス部の坂下幸司氏に、導入の背景や成果などについて伺った。

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3温度帯による複数倉庫管理もあり、多店舗展開時の受注・在庫管理の負担が増大

──まずは、日本アクセス様の事業概要と総合食材ECストア「Smile Spoon」のコンセプトについてお聞かせください。

株式会社日本アクセス 次世代ビジネス営業部 営業課 加嶋達也氏(以下、日本アクセス加嶋) 日本アクセスは主に製造業や小売業を取引先とする食品卸売事業を展開しています。2018年にはEC事業者向けの卸売を行う次世代ビジネス営業部が発足し、食品ECの需要が高まる中で、従来の小売とは異なる商流や物流に関してのノウハウが必要だと感じ始めました。その知見を自分たちで得るために、2019年にAmazonへ出店したのが「Smile Spoon」の始まりです。その後、2020年には楽天市場とYahoo!ショッピングにも出店しました。

「Smile Spoon」は、コンセプトに「私たちは、安心安全の商品で毎日の食卓に寄り添うことで、ご家庭からお店まで安心の笑顔をつないでいく」を掲げています。食品卸の大手として、安心できる商品を消費者へ届けたいという想いが根幹にあります。

──Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングへと多店舗展開を進める中で、どのような課題を感じていましたか。

日本アクセス加嶋 日本アクセスの大きな強みとして、常温品だけでなく冷蔵・冷凍といった「3温度帯」の商品を扱える点があります。そのため、アイスクリームや冷凍食品のような低温度帯の品揃えが豊富です。しかし、これがEC運営上の課題にもなっていました。温度帯ごとに商品を保管する物流センターが異なるため、受注データを見て、どのセンターから出荷指示を出すのかという振り分け作業が発生していました。

また、Amazonだけに出店していた頃は、Amazonセラーセントラルからデータをダウンロードし、基幹システムに取り込むなど、属人的な対応で現場を回していました。しかし、楽天市場やYahoo!ショッピングと出店先が増えると、各モールから仕様の違う受注データが大量に入ってきます。これを人の手で対応していくのは限界がありますし、ヒューマンエラーも起きてしまいます。

──日本アクセス様のようにEC事業者が多店舗展開をする際、一般的にどのような課題に直面するのでしょう。

SAVAWAY株式会社 ECソリューションセールス部 副部長 坂下幸司氏(以下、SAVAWAY坂下) 日本アクセス様のお話にもありましたように、多店舗展開を進めると、それに伴って業務量も増加していきます。各モールでは管理画面の仕様やルールが異なるため、受注処理や在庫管理をそれぞれの管理画面で個別に対応する必要があります。

特に在庫連携は大きな課題となります。モール間での在庫情報を自動的に連携することはできないため、手動での調整が必須になります。在庫管理がうまく行えない場合、「過剰在庫」や「在庫切れ」といった問題が発生してしまいます。受注処理についても各モールに合わせた対応が求められるため、EC事業者の負担が限界に達して、ご相談いただくケースが多いです。

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「複数倉庫管理」への対応と「柔軟な外部連携」が導入の決め手

──多店舗展開時の業務を効率化する手段として「TEMPOSTAR」を選んだ決め手をお聞かせください。

日本アクセス加嶋 私たちは楽天市場、Yahoo!ショッピングへの出店を決めたタイミングで受注管理システムの導入を検討し始めました。その際、絶対条件として挙げていたのが「複数倉庫連携」でした。複数の倉庫でデータを連携しつつ、温度帯なども考慮して自動で配送分割できる機能を持っていたのが「TEMPOSTAR」でした。

また、外部連携の機能がオプションとしてあったことも決め手の一つです。「Smile Spoon」は売上を伸ばすことだけが目的ではなく、私たちが得たノウハウを外部の事業者に機能として提供していくソリューションビジネスとしての展開を考えていたためです。「TEMPOSTAR」は外部連携のカスタマイズにも対応していただけるため、将来的に事業が拡大した際にシステムを乗り換えることもなくなると感じました。

──SAVAWAY様として、どのような点で日本アクセス様の支援ができると感じたかお聞かせください。

SAVAWAY坂下 まさに加嶋様にお話いただいた「複数倉庫管理」や、それに伴う「出荷指示の自動判別」「配送の自動分割」といった機能は、課題解決に大きく貢献できると感じました。

また、SAVAWAYは現状の業務に合わせたシステム導入だけではなく、将来も見据えた提案を常に意識しています。柔軟な外部連携の観点からも「Smile Spoon」の今後の事業拡大に貢献できると考えています。「TEMPOSTAR」の導入による業務効率化で生まれた時間を、売上増加の施策にあてていただけるよう支援してまいります。

「TEMPOSTAR」の導入で時間とリソースが生まれ、売上3倍、SKU数は15倍に

──「TEMPOSTAR」の導入によって得られた効果をお聞かせください。

日本アクセス加嶋 まずは売上が伸びたことが挙げられます。Amazonだけでも前年比約2倍、楽天市場とYahoo!ショッピングを合わせると前年比約3倍にまで成長しました。これは「TEMPOSTAR」の導入によって在庫管理が適切にできるようになったことに加え、生まれた時間とリソースを商品登録に割けるようになったことが要因です。導入前のSKU数は4桁に満たない程度でしたが、現在では、冷凍・冷蔵品も含めて約1万SKUを取り扱えるようになりました。

株式会社日本アクセス 次世代ビジネス営業部 営業課 加嶋達也氏

SAVAWAY坂下 システムを使わずに商品を登録するとなると、同じ商品であってもモールごとに異なるレイアウトでデータを作成しなければならず、非常に手間がかかります。「TEMPOSTAR」を利用すれば、商品登録時に各モールで共通する部分は一括で登録・反映できるため、作業効率が大幅に向上します。また、セールなどによる価格変更も一元管理が可能になり、運用負担の軽減につながります。

日本アクセス加嶋 売上以外では、適切な在庫管理によって過受注が減りました。今までは手入力で各モールの在庫管理をしていましたが、リアルタイムで在庫状況が連携できるので人件費の削減にもつながっています。過受注はお客様の信頼に関わる問題なので、軽減できたことはとてもうれしく感じています。

──現場は「TEMPOSTAR」の導入によって変化はありましたか。

日本アクセス加嶋 以前は日々の出荷作業に追われている状況でした。しかし、今では「こういう売り方をしよう」「こんなアソートセットを作ったら面白いのでは」といった前向きな会話が活発に交わされるようになりました。

実際に、複数のフレーバーを組み合わせたセット商品など、これまでアイデアはあっても登録の手間を考えると実現できなかった企画が次々と形になっています。これがショップの品揃えの豊富さや魅力に直結していると感じます。

「TEMPOSTAR」は複数店舗展開、これから2店舗目を出店する事業者に必須のツール

──「TEMPOSTAR」はどのような事業者におすすめだとお考えでしょうか。

SAVAWAY坂下 すでに2店舗以上の展開をされている事業者様、また今後店舗数を増やしていこうとお考えの事業者様には必須のツールだと考えています。特に、3店舗、4店舗と拡大するにつれて業務が複雑化し、手が回らなくなってから導入するよりも、2店舗目を出すタイミングで導入いただく方がスムーズに事業拡大へとつなげられます。

SAVAWAY株式会社 ECソリューションセールス部 副部長 坂下幸司氏

近年では、モール側が独自の物流サービスを展開するなど、EC事業者の出荷拠点はますます分散化・複雑化しています。そのような状況において、「TEMPOSTAR」のような一元管理システムは、モールの仕様変更に柔軟に対応していくことが求められます。その部分はSAVAWAYが担い、事業者様には売上拡大の施策に集中していただきたいと考えています。

──今後の展望についてお聞かせください。

日本アクセス加嶋 2024年に「SMILE ACCESS」というソリューションビジネスをスタートしました。これはSmile Spoon在庫の共有によるドロップシッピング機能の提供とEC販売にてマルチチャネル対応が可能な物流代行の2つを軸にしたサービスです。

どちらも日本アクセスの強みである3温度帯の取扱が可能となっております。冷蔵・冷凍商品の取扱は簡単ではありませんが、ドロップシッピングにより、EC事業者においては、取扱商品の幅を持たせ魅力的な売り場作りができます。物流代行においては、小売業様に限らずメーカー様も利用できるため、今まで展開できなかったEC市場への参入を考えられている全てのお取引先様に利用していただけるサービスです。

今後はこの「SMILE ACCESS」に注力していく中で、各お取引先様の課題に沿った解決提案や対応ができるように、TEMPOSTARと伴走してきたいと思っております。「Smile Spoon」としては、メーカー様と面白い企画品を開発するなど、お客様に楽しんでいただける「ファン作り」に専念していきたいと考えています。

SAVAWAY坂下 今後も新たな事業者様の支援を通じて、日本アクセス様のビジネスの成功に貢献していきたいと考えています。「TEMPOSTAR」ではAIを活用したサービス開発を進めており、EC事業者様がより本業に集中できるよう、手間のかからない仕組みの追求を続けてまいります。

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