AKIに聞け!女子が思わず買う理由?〜店長のホンネ#6

石郷“145”マナブ

人気ブロガーのいいとこ全部「it was only magazine」に。

 記者の目線で、気になるEC店舗をブラ歩きする「石郷“145”が行く~店長のホンネ」も第6回。今回、記者が伺ったのは、ミツバチワークス株式会社(代表取締役 光山 一樹 以下、ミツバチワークス)だ。ミツバチワークスは「it was only magazine」というファッション誌を3ヶ月に1回、発行している。実は、このファッション誌こそが、ECへと繋げる貴重な導線となっていて、読者はこの雑誌を読んで「it was only store」( http://store.itwasonly.jp/ )へと移り商品を購入するのだ。出迎えてくれたのは、この企画のキーマン、AKIさんだ。

 人気ブロガーであるAkiさんは、あるとき、世の中に自分が求めるような、ネット通販サイトがないということで、「LIM STORE(http://tokyo.limstore.jp/ )」というネット通販店に誘導するサイトをミツバチワークスの協力で生み出した。反響も大きく、そのうちこれをそのまま雑誌にしたら面白いのでは?そんな声が出て生まれたのが、この「it was only magazine」というファッション誌なのだ。

人気ブロガーAKIさんを彩る素敵な瞬間は実はとっても身近。

 このファッション誌は実にユニークで、このAKIさんの完全プロデュース。彼女は言う。「友達に自分で声をかけ、スケジュール決めて「人」を集めて「場所」も決めて写真を撮る。しかも、友人にカメラマンがいるので、この写真は、その友達のカメラマンと一緒に撮ったんです」と。大変そうだが、むしろ彼女は「すごく楽しい」ととてもいい笑顔で話してくれた。彼女の魅力もまた、これらの動きをよくする要因だろう。そして、そのようにして仲間同士で集まり飾らない感じで撮ったような身近な感じが伝わる写真こそ、この雑誌を彩る重要な要素となる。

 通常、ファッション誌では一つの洋服を着用し、それが一箇所どこかで誌面に使われたら、もう他のスペースでは使われることはない。つまり、誌面で使われるカット数は原則一つ。だが「it was only magazine」ではそういうルールにとらわれずさらりと型破り。

 AKIさんはこう説明する。「ネット通販のお店を色々見てきたけど、どれも写真がすごく少ない。ネットでは、試着もできないのに、写真が少なかったら、買う気もなくなってしまう。これじゃ誰も買わないよって。この「it was only magazine」の誌面には同じ服でも、何ショットも撮っちゃって載せちゃうし、storeのLOOK
BOOKにたくさん載せちゃう。このほうが読者が、商品を買うときの参考になると思うんです」と。

女の子の日常が、共感を呼び、購買意欲も高める。

 そうやって雑誌を読んで「it was only store」へと来た女性は同サイトを通して、商品を選ぶと自動的にネット通販店へと導かれる。実は「it was only store」は店のような佇まいであるが、そこも媒体でありミツバチワークスはそうやって在庫リスクを排除しつつもAKIさんが言う「こうすればみんな、買うのに!」というそのECの持つ可能性にトライしている。互いのリスクを最小限に抑えて、それぞれの持ち味を上手に活かし、無理のない形でビジネスを構築させているのだ。

 ただ、AKIさんの感性と読者に対してのプロモーション力は、これらのすべてに通じる核たる部分であり、彼女の発言こそが、EC店舗にとっては売上の裏側を映し出す「ホンネ」と記者は感じた。AKIさんと一緒にいるような感覚で、ファッション誌「it was only magazine」でイメージを膨らませ、しかも手が届きやすい価格に思わずクリックする。肩に力が入ることなく自然体で、抵抗なく受け入れられる、シンプルな服選びなど、彼女の感性一つ一つが参考になる。見た目、小柄で可愛らしいこのAKIさんという女性が、今日もまた女性を触発し素敵に世の中を動かしているのだ。

企画・編集 石郷“145” マナブ


AKI
【blog】: http://www.dclog.jp/aa_ki/
【Instagram】: https://instagram.com/akikoshinozaki/


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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