株式会社フューチャーショップ　事業戦略部　部長　商品企画開発ディレクター　安原貴之
愛知県出身。前職で2004年から6年間上海に駐在し、オフショア開発に従事。帰国後2011年に株式会社フューチャーショップに入社し、商品企画開発ディレクターとして各プロダクトの企画とプロモーション全般を担当。

ASPカートFutureShop2では、他社サービスとの連携に力を入れている。 特に最近は、接客やCRMといった、店舗のさらに先にいる消費者を見つめた連携を強めているようだ。続々と連携機能を増やす(株)フューチャーショップが見据えるビジョンを同社のアライアンス責任者である安原貴之氏に伺った。

サービスを導入するには見極める力が必要

店舗を運営する上で魅力的なサービスはたくさんありますが、ただ導入しただけで売上が上がことはあり得ません。導入により店舗様が何を実現したいのかが、もっとも重要です。各種サー ビスを駆使して売上を上げていらっしゃる店舗様は皆、店舗の抱る課題を正確に把握し、解決できるのかを見極めた上で、導入されています。

弊社ではカート本体の機能を提供しています。そして根元にある想いは店舗様が思い描く本店サイトを実現すること。そのため、店舗様のやりたいことを柔軟かつ迅速に実現するプラットフォームとして、各種サービスとの連携強化を常に行っているのです。

サービスの充実を弊社が担当することにより、FutureShop2をお使いの店舗様は商品開発やブランディングなどの、独自性を発揮するべきところに注力いただけるのです。

トレンドを見極めて対応する自社ECサイトを

最近お問合せが増えているのは、やはり接客やCRM関係。

特に接客ではKARTEとも連携をしています。最近、発信される情報量は年々増加する一 方、消費者が受け取る画面はPCからスマホ中心に縮小。この変化への対応に、接客ツールは非常に有効です。

店舗様の抱える課題を解決できそうな新規サービスを導入するにあたり、独自に構築された ECサイトでは社内検討を含め、かなりの手間やコストがかかるものです。そういった問題を解決する弊社の答えがASPであり、アライアンス体制の充実なのです。

FutureShop2では、大きな手間やコストをかけず連携サービスを導入できます。この点が変化の激しいEC市場では大きなメリットになると考えています。

プラットフォームだから提供できる魅力

また、店舗様の実現したいことに合わせたサービス導入のご提案を、弊社のECアドバイザーが行います。 年間、 店舗に1店舗が年商1億という成功事例を基に磨かれてきたプラットフォームだからこそ可能な視点から、理想の本店作りを支えていけるのがFutureShop2の大きな魅力だと考えています。

＜ECのミカタ通信 2016 SPRING vol.11より抜粋＞