自社サイトの現状を一目で把握するサイト分析サービス『Anatomy』が新発売

分析の力を次のアクションにつなげる、株式会社シンメトリックでは、2016年8月29日(月)より Web改善に必要なデータを 1画面にまとめるサイト分析サービス『Anatomy(アナトミー)』を リリースいたします。

■Web改善に必要なすべての情報を結びつけるPDCAサポートツール
サイト分析サービス『Anatomy』は、GoogleAnalyticsと連携することで取得する膨大な量のアクセス解析情報、サイト自身が持つリンク構造、各ページデザインなどを1画面内で表し、ディレクターからデザイナーまで、サイトに関わるスタッフが一目で分かるデータを生成します。

全景ビュー:1つのタイルが1ページを表し、各ページのアクセス数とデザインを同時に確認できる

毎週10分程度の時間で、自社Webサイトの全体像、更新状況、特性を把握できるようになり、自動シミュレーション機能で改善が与える効果を事前に予測するなど、現状の認識から打破につながる施策を打ち出すことが可能です。

自動シミュレーション機能:流入数を入力すると想定PV数を自動的に算出する

具体的には、500~1000ページ程度の解析情報も1画面で確認できるユーザーインターフェイスを備え、ページ同士のリンク状況・遷移数を視覚的に表現。アクセスの解析情報とページデザインを同時にチェックできるため、社内の部門・役職といった垣根を越えて、共通した問題意識の共有を実現します。

Webサイトのプランニングと検証。より効果が期待される改善案を生み出すに至るまで、運営のPDCAを回すために必要なデータをシンプルにまとめるビジネスツールです。

■経営者からセールス、デザイン担当まで、すべてを理解/共有できるデータを提供
運営しているサイトのアクセスの伸び悩み、ランディング後の想定外なポイントでの離脱など、Webサイト運営にはさまざまな課題と因子が複雑にからみ合っています。これらの改善には、GoogleAnalyticsなどのアクセス解析ツールを活用したデータ分析と、正確なデータに基づく資料制作が求められます。

しかし、日々更新されるデータに対処するのは一定のスキルと時間が必要です。多くの企業では Webに特化した専任アナリストを配置するのは難しく、担当者の努力に望みを託すか、外部サービスに依存せざるを得ません。

また、そうして作成されたレポートも、あくまでデータが主体であるため、複雑で量が多く、誰もが一目で理解できる内容にするのは簡単ではありません。

このような問題を解消すべく開発したのが、アナトミーです。ネットワークから生まれるログに新しい光を当てて、「ビジネスの次の一手」につながるレポートを提出します。

■複雑化するデータを如何にして人に伝え、共有できるか?

弊社では、これまでにも PCサイトのデータを損なうことなく、スマートフォンに最適化させる「GeneCode」や、動的コンテンツを正確に保存する「SiteClone Archive」など、ビジネスと Webを直結させるソリューションを提供してまいりました。

このたびの新サービスでは、コンピューターが記録する生データを、スマートに加工して人の手に受け渡す、新しい手法を提案しています。

現在は、弊社が直接クライアント企業に販売する形式を取っていますが、サイト制作会社など Web関連企業が顧客に対して、今までと違った角度から付加価値を与えられるシステムでもあるため、販売経路の拡充を検討中。今年中を目処に代理店制度を整備していく予定です。

複雑化するデータを如何にして人に伝え、共有できるか? 今後とも弊社では、表層的なアクセス解析ではなく、施策につながる具体的なデータの提供でクライアント企業を支援してまいります。