業界初。「アナトミー」がGoogleアナリティクスのeコマーストラッキングをサポート

ECのミカタ編集部

 株式会社シンメトリック(所在地:東京都渋谷区)は、サイト分析サービス『Anatomy(アナトミー)』を提供している。そしてこの度、アナトミー上でサイトデザインと売上データの関連を分析する「eコマース可視化機能」を追加機能として発表した。
 これはECサイト分析強化が目的で、具体的にはGoogleアナリティクスの売上データを連携することにより、デザインと売上の関連分析を可能にする。

 シンメトリックは創業以来15年にわたり、最適な情報発信のための製品開発を行っている。15年に及ぶ研究・開発によって、進化し続けるモバイル端末に向け「Durian/roundabout/sparrow.js/footprint/GeneCode」という幅広いモバイルソリューション製品群を生み出した。

eコマーストラッキングに対する手厚いサポートを実現

eコマーストラッキングに対する手厚いサポートを実現

 この度、同社はサイト分析サービス「Anatomy」のECサイト分析強化のため、eコマース可視化機能の追加を発表。この機能によって、サイト分析者は商品の売上データを確認しながら、その商品詳細ページのデザインを閲覧したり、ページビュー・離脱率などのアクセスデータも同時に把握できるようになる。
 そのため、売上データからサイト内のユーザー動線まで、サイト改善策のシームレスな考察が可能だ。他にも、売上が発生したランディングページと遷移元(外部サイト)の貢献度を同時に見ることができる。
 これによって、どのランディングページが有効に機能しているか、また検索・広告・SNSの売上への貢献度をチェックすることが可能だ。

 また、購入者・購入者以外といったユーザーセグメントの切り替えも可能だ。これに併せて、アナトミー元来の機能であるページ遷移表示機能を用いることで、ユーザーのページ内回遊をより細かく分析できる。これらによって、eコマーストラッキングへの手厚いサポートを実現した。

キイロ社との提携でより力強いビジネスの推進を

 また、アナトミーのGoogleアナリティクeコマース可視化機能では、キイロ株式会社(本社:東京都千代田区)がeコマース改善に役立つノウハウを提供するアドバイザーとして参画する。2009年に設立されたキイロ社は、EC事業支援が主たる業務だ。大手アパレルや消費財メーカーなど、多くのECコンサルティングを手掛けてきた企業である。
 今後アナトミーでECサイトへの普及を図る上では、シンメトリック社とキイロ社が合同でビジネスを推進していく方針を示している。アナトミーが、今よりもよいサービスになると期待できる、力強い一歩だ。

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