「Yahoo!ネット募金」、2016年の寄付総額は約9億8千万円、 寄付件数はサービス開始以来最多の約160万件に

ヤフー株式会社は本日、クレジットカードやTポイントを使ってインターネット上で迅速かつ手軽に寄付ができるサービス「Yahoo!ネット募金」の2016年の「寄付総額」と「寄付件数」を発表しました。「寄付総額」は前年比約4.8倍の約9億8千万円となり、東日本大震災が発生した2011年を除くと過去最高額となります。「寄付件数」は2004年のサービス開始以来最多の約160万件で、前年比約4.5倍となりました。全寄付件数の85%が、1ポイントから手軽にできるTポイントによる寄付で、たまったポイントを寄付する文化が浸透した結果となりました。

2016年は熊本地震や台湾南部地震等が発生し、これらの緊急支援募金に多くの寄付が集まりました。また、直接的な緊急支援募金だけに留まらず、被災した子どもたちの「心の支援」を行うプロジェクト「くまモン募金箱」等にも多くの寄付が寄せられました。

<2016年実績>
・寄付総額:980,538,523円(前年比約4.8倍)
・寄付件数:1,598,821件(前年比約4.5倍)

<多くの寄付が集まったプロジェクト>※緊急支援募金を除く
・くまモン募金箱
・犬と猫のためのライフボート

<「Yahoo!ネット募金」経由の寄付額推移>
「Yahoo!ネット募金」は、インターネット上で迅速かつ手軽に寄付ができるサービスとして、2004年に発生した新潟県中越地震をきっかけに開始し、開始以来の累計寄付額は約33億円にのぼります。2007年からはポイント(※1)での寄付も可能になり、より手軽に寄付ができるようになりました。寄付先には、国内外を問わず甚大な災害に対して寄付を行う“緊急支援募金”と、NPO等の団体が寄付を募る形態があります。
※1:当時はYahoo!ポイント、2013年7月よりTポイントでの寄付が可能です。

日本の個人寄付総額は7,409億円(※2)、1人あたりの寄付金額では6,703円と、米国の105,289円、英国の34,586円と比較すると少なく(※3)、今後の個人寄付文化の浸透や金額拡大が望まれています。「Yahoo!ネット募金」では、今後も使いやすいプラットフォームの提供や多様な寄付先団体の情報提供を通じて、寄付文化浸透の促進を目指していきます。

※2:特定非営利活動法人 日本ファンドレイジング協会「寄付白書2015」より
※3:「寄付白書2015」、独立行政法人 労働政策研究・研修機構「性別・年齢階級別人口構成(2014年)」から弊社推計