始めない理由はないでしょう!Qoo10の食品売り場の魅力3つ ~説明会アフターレポート~
eBayJapan合同会社は、運営する総合ネットショッピングモール「Qoo10」の食品分野を強化するため、事業者向けの説明会を開催した。「メガ割」などイベントも多く、成長が続くQoo10では、各分野で品揃えを強化中だ。今回は成長率の高い「フードカテゴリー」をフォーカスし、Qoo10の紹介やフードカテゴリーの特徴、出店のメリットなどをQoo10のフード チームリーダー 工藤徳丈氏が説明した。
Qoo10は、集客力、サポート、低コストが魅力!
Qoo10はここ数年、会員数が20%以上で成長し、現在2000万人を超え、店舗数21,400店、商品数12億点で国内有数のネットショッピングモールに成長している。特徴は10~30代が8割で女性客76%と、トレンドに敏感なお客が多い。イベントが多く、売り上げが立てやすい。そしてモール内のサポートが充実していること、低価格で出店・運用できることだ。
出店者にとって、集客力、充実したサポート、低コスト運用の3つは魅力的。3カ月に1回、実施される「メガ割」は毎回売り上げを更新中だ。Qoo10内のプロモーションも充実しており、イベント時のタイムセールで新規集客を増やしたり、クーポンでリピート購入やまとめ買いを促したりと、売り上げを作れる。最近は、新規販売店向けプロモーションもスタートし、出店後の“売れる”支援が厚くなっている。
サポートの充実では、各セラーに、その分野に強いスペシャリストがいるので、販促など運用面に不安があれば、細かいところまで相談ができる。管理画面で出品から販促の設定、支払いの確認などができる。商品登録も他のネットショッピングモールからデータ移行が簡単にできる。週1回配信されるセラーメルマガにはイベント情報、販促事例、商品動向などがわかる。
コストは初期費用、固定費が無料で成果報酬の販売手数料のみだ。販促もスペシャリストと相談しながら効率のいいプロモーション、販売方法を探っていくことができる。
Qoo10のフードカテゴリーは“ブルーオーシャン”市場
フードカテゴリーは“ブルーオーシャン”市場だ。食品、サプリ、健康食品の他、若い女性の多さからスイーツ、お菓子、韓国食品などの人気が高い。消耗品の需要も多く、リピート客が増えている。フードは商品レビューが有益な情報になるが、書いたユーザーにQoo10が負担してポイント付与するので、レビューが付きやすく、安心感につながっている。
商品別では客層やコロナ禍の影響で、サプリ・健康食品でダイエット食品、プロテインなど美容、健康への関心が強い。飲料は水、炭酸系、トクホ系など箱買いで常備するユーザーが多い。今後もアーモンドミルクや豆乳など美容や健康を意識したトレンド商品の人気が高まるとみている。米・穀物類では価格志向のブレンド米から、コロナ禍でプチ贅沢する人が増え、銘柄米・ブランド米を求める声が強まっているが、種類、商品数とも、まだ少ない。健康志向から雑穀米やもち麦も需要が増えている。その他、精肉、ビールや発泡酒などアルコール、痛み止めや育毛剤など薬関連商品など、まだまだ出店の余地が十分にある。
ノウハウ不足も中小も、売り上げを確保
規模やECの経験に関係なく、実績を上げる事例が増えている。従業員の平均年齢70歳という、果物・青果を扱うセラーは、コロナ禍で新規販路を求めQoo10に出店した。最初は個人でやっていたが法人化し、今では他のネットショッピングモールにも出店している。中華料理のチェーン店はコロナ禍で店舗を減らす中、不慣れなEC販売にも関わらず、Qoo10のサポートを受けて出店し、餃子やチャーハンが人気になっている。東京・自由が丘で人気の「割れチョコ」専門店は、実店舗の来店客数の減少をカバーすべくQoo10に出店した。客層との親和性の高さは感じていたが予想以上に売り上げを伸ばしている。ノウハウや人材の不足を懸念してネット販売に二の足を踏んでいた中小の企業でも、Qoo10での販売にチャレンジし、サポートを受けながら、実績を積み上げているケースは多い。
Qoo10のフードカテゴリーは高成長を続けており、今後も伸びしろの大きな分野だ。他にないユーザーの特徴を持ち、カテゴリー専門の担当者が支援し、料金は成果報酬のみ、販促コストも低いとなれば、こんな魅力的なマーケットは他にないだろう。“出店しない理由はない”と言えるのではないか。