物流用語:通い箱とは?
物流用語「通い箱(折りたたみコンテナ)」についての解説です。
皆様「通い箱」を目にしたことはありますか?名前はご存じなくても存在そのものはご存知かもしれません。今回は、一般の方でも目にしたことのありそうな物流用語(備品)を取り上げます。
「折りたたみコンテナ」とも呼ばれるこの箱は、物流拠点間や、物流センターからスーパーやドラッグストアへ商品をお届けする際によく利用されている備品です。畳んでしまえば少し厚手の板程度になりますので比較的省スペースで保管ができる上に、長期の使い回しが可能です。環境にも優しい道具と言えるでしょう。
近年は自動化が進んでいるため、超大型物流センター等では梱包ラインに通い箱の自動組立装置が含まれているケースもあります。「畳んだ通い箱がベルトコンベアで目の前に来る瞬間には、商品を入れて閉じるだけ」となるわけです。
スーパーやドラッグストアでアルバイト勤務された方はご覧になったことがあるかもしれません。プラスチック製の青一色か青と半透明で構成されている、あの箱です。
我々物流企業も地球の将来を見据え、極力環境に悪影響を与えない手法を取れるよう工夫を続けています。通い箱もそのひとつ。ダンボールと比較すると高額で保管スペースを取ってしまうデメリットは否めませんが、リユースのスキームを構築し倉庫ロケーションを調整することで、費用を抑えながらのエコ物流を実現してきました。ダンボールよりも強度が高いというメリットもありますから重量のある商品輸送には欠かせませんね。
これからも物流業界は持続可能な産業を目指し、お客様の環境対策に貢献できる仕事を模索してまいります。引き続きのご理解とご協力をお願いすると共に、お客様からの熱いご要望をお待ちしております。
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