初めての輸入を貿易のスペシャリストが完全サポート!
EC事業者の皆様、仕入れで海外から商品を輸入する際に困った経験はありませんか?
通関にはインボイス(仕入書)、航空運送状、保険料明細書などの書類手続きに加え、商品の種類によっては追加申請が必要とされています。通関手続きの準備だけで1カ月など、思わぬ時間を取られることもあります。
また、航空輸送は海上輸送に比べ、短い期間で商品を仕入れることができる一方で、大きさや重量、形状などさまざまな制約があり、あらかじめ把握しておかなければ二度手間となってしまう場合もあります。
輸入に不安のあるお客様を無料サポート
UPSでは、輸入に不安のあるお客様を無料でサポートする「UPS®︎ Onboard Assist」(UPSオンボード・アシスト)を提供しています。お客様の荷物がスムーズにお手元に届くよう、複雑になりがちな各種規制に遵守した適切な通関手続きをサポートします。
Onboard Assistサービスでは、まずUPSの営業担当者と輸入通関のスペシャリストであるOnboard Assistの専任担当者がお客様の輸入案件に関してお伺いし、輸入に向けた準備を進めます。
実際に輸入が始まってからは、専任担当者がすべての貨物をモニタリングし、スムーズな通関をサポートします。
このようにして、輸入までの準備期間も含めると最大21週間サポートを提供し、お客様の万全な輸入体制の構築を行っていきます。
実際にどのようなお客様からの要望があるのか、どのようなサービスを行っているのか、Onboard Assistのスペシャリストに聞いてみましょう。
――Onboard Assistを利用するお客様からの問い合わせはどのような内容が多いですか?
佐瀬 政晴(以下、佐瀬)
法律や通関書類の取り決めに商品が引っかからないか、そもそも輸入する商品がどの項目に該当するのかといった点を懸念されているお客様が多いです。
EPA(経済連携協定)のルールや物流業界の専門用語によって、不慣れな方には正しく輸入を行うことが難しくなっていますが、あらゆる領域の物流をサポートしてきた経験を持つスペシャリストがフォローします。
――これまで何社くらいサポートしましたか?
佐瀬 サービス開始から1年半で、累計約460社のお客様をサポートしました。現在も、常時100社ほどのお客様をサポートしています。現在、準備段階にあるお客様も多くいらっしゃいます。
――Onboard Assistではどのような商品のご相談が多いですか?
佐瀬 半導体や機械部品関連のご依頼が多いほか、アパレルやフィギュアなどアニメ関連のグッズ、医薬品なども需要があります。
――輸入を行う上で気を付けなければいけないポイントを教えてください。
佐瀬 一例ですが、条件によって輸入関税・消費税が免税となるケースがあるので確認が必要です。例えば、日本の技術でしか修理できないものなどを再輸入する際に免税を希望される場合は申請手続きが必要となります。
――具体的にはどのようなサポートを行っていただけるのでしょうか。
佐瀬 通関書類の作成や手続きのレクチャー、貨物の状況確認やモニタリング、お問い合わせの対応など、幅広く対応しています。
商品の発送時からモニターを行っているため、たとえば輸送状況にイレギュラーが認められた場合などは営業担当者へ報告し、事前に現地UPSスタッフへ連絡するなどしてなるべく早くすべての商品が届くように対処します。
――事前に、どんな情報があると対応しやすいでしょうか。
佐瀬 対象物の分類が曖昧だと税率の確定に時間がかかってしまうので、材質や原産地などできるだけ詳しい商品の情報があれば素早く対応できます。外見の写真も共有していただけると良いかもしれません。
――お客様の対応の中で印象に残っている事例を教えてください。
佐瀬 高額な腕時計を再輸入したケースです。
再輸入免税手続きの場合、型番やシリアル番号を税関で確認しますが、アンティーク品だったので専用工具でベルトを外す必要がありました。その際には、商品を傷つけないためにも、幾つかの良案を提案しました。また、UPSから税関へ事前に伝えておくことで、スムーズに輸入を行うことができました。商品の扱いに注意が必要な場合は、事前にご相談いただくことをお勧めします。
海外から安定した商品の仕入れを行うには、不必要な輸入通関の遅延やペナルティを回避するための適切な準備と体制の構築が必要です。UPS Onboard Assistサービスにご興味のあるお客様は、UPSの営業担当者もしくはお客様サービスセンターまで、お気軽にお問合せください。