Instagram・TikTokの特徴と目的

株式会社コマースフォース【Commerceforce】

企業のSNS活用が当たり前となり、消費者もSNSから商品を比較検討、購入する時代になりました。その中でもInstagramとTikTokは特に消費者の購買意欲に影響を及ぼしているといわれています。
本記事ではInstagramとTikTokの特徴と目的について解説いたします。

Instagramの特徴と目的

◎名称:Instagram
◎投稿の種類:
・フィード投稿(画像や動画+テキスト)
・リール(縦型ショート動画)
・ストーリーズ
◎国内ユーザー数:3,300万人
◎ユーザー層(ボリュームゾーン):20〜30代(やや女性が多い)

〈特徴①〉ファッションや化粧品などの商材と相性がよい。
Instagramは、写真がメインのSNSのため、視覚的な訴求に強いという特徴があります。
例えば、アカウントのプロフィール画面では過去の投稿が一覧で表示されるため、世界観の形成に注力することが可能です。
また、女性ユーザーが多い媒体ということもあり、アパレルや化粧品などの商材と特に相性が良いSNSといえます。

〈特徴②〉ファンとのコミュニケーションが取りやすい
商品やサービスに関するユーザーの投稿が増えていくことで、
その投稿を見たユーザーが新たに商品やサービスに関する投稿を行いその輪が広がっていくケースや、ユーザー同士でコミュニケーション(コメント欄等の活用)が行われ、結果的に商品やサービスへの愛着が湧くといったファンが生まれやすいSNSがInstagramです。

〈特徴③〉情報収集に使われる事が多い。
Instagramのハッシュタグ検索を活用して情報収集をすることは、現在基本になりつつあります。
「コスメ」「インテリア」などのビックワードを使うことによって、ユーザーに新たに知ってもらうきっかけを作り、ブランド名や商品名などの固有名詞、「敏感肌」や「新米ママ」などの訴求先を絞ったワードを使うことで、より訴求したいターゲットに向けて発信することが可能になります。

ビッグワードと訴求先を絞ったワードのどちらか一方を発信するのではなく、両軸で発信していくことが重要になります。

〈特徴④〉信頼の獲得につながる。
Instagramではハッシュタグ検索を行った際、「投稿〇〇万件」と投稿数が表示され、その投稿をまとめて閲覧できる機能があります。
ユーザーはこの「#投稿数」が多いかどうかを「信頼できる商品/サービスなのか」を判断する材料にします。

また、アカウントのプロフィール画面の「タグ付けされた投稿」が表示されるタブには、該当アカウントをタグ付けた投稿が集まる仕様になっています。

ユーザーは#検索やおすすめ投稿から、気になる投稿を発見後、そのアカウントのプロフィール画面→タグ付けされた投稿の順に内容を確認します。

つまり、「#投稿数」や「タグ付けされた投稿」=「口コミ数」=「信頼」、となるため、これらを増やすことが信頼の獲得につながります。

Instagramの主な活用目的は「信頼獲得」です。
ハッシュタグ検索やタグ付け投稿を増やす施策、ファンを増やす施策等を積極的に行うことで、商品やサービス、企業に対するユーザーからの信頼を獲得していきましょう。

TikTokの特徴と目的

◎名称:TikTok
◎投稿の種類:
・縦型ショート動画
◎国内ユーザー数:1,700万人
◎ユーザー層(ボリュームゾーン):10〜20代

〈特徴①〉若者向け商材と相性が良い。
TikTokユーザーの中で特に利用しているのは10〜20代の若年層です。
訴求先が10〜20代の商材を扱っている場合、特に有用なSNSといえます。

〈特徴②〉新規顧客の開拓に強い。
TikTokは「フォロー中」「おすすめ」「友達」「検索」と投稿の閲覧画面が複数ある中で、「おすすめ」(フォロワー外)からの視聴がメイン(全体の7割)のSNS媒体です。
このことから、新たなコンテンツを見る機会が多く、新規顧客を開拓する機会が多いため新規開拓をしていきたい場合特に活用したいSNSです。

〈特徴③〉フォロワー数に左右されにくい。
「おすすめ」では現在、動画の評価(いいね数や保存数、コメント数等)が高ければ高いほどおすすめに表示される仕様であるため、フォロワー数が少ない状態から始めた場合でも、視聴してもらえる機会があるSNSといえます。

〈特徴④〉爆発的な拡散を見込むことができる。
前述したようにフォロワー外からの視聴がメインで、コンテンツの評価が高いほど「おすすめ」へ表示される仕様のSNSであるため、爆発的な拡散を見込むことが可能です。

TikTokの主な活用目的は「ターゲット層の拡大」です。
TikTokでは、フォロワー外視聴(おすすめからの視聴)が多く、「視聴主の興味や関心があるコンテンツ」+「検索、視聴したことのない情報」という構成になっています。

つまり、他のSNSや広告媒体では獲得が難しかった層=潜在顧客を発見することが可能なSNSがTikTokです。

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※参考
2023年11月更新!性別・年齢別 SNSユーザー数(X(Twitter)、Instagram、TikTokなど13媒体):https://gaiax-socialmedialab.jp/socialmedia/435


著者

株式会社コマースフォース【Commerceforce】

株式会社コマースフォースはEC総合支援企業(ECトータルソリューションカンパニー)として、2017年創業以来一貫してEC業界に特化し、化粧品・健康食品・アパレル・食品・家電・家具・サロン・旅行・スクール・飲食などの累計400社を超える様々な規模・商材のECを支援してきた実績と経験とノウハウをもとに、ECの立ち上げから成功まで総合的なECソリューションやEC支援ツールを一気通貫でご提供しております。D2C・EC・単品通販・サブスク・P2C・DXならコマースフォースにお任せください。

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