今さら聞けない SNSマーケティングの実施方法
・SNSマーケティングとは
・SNSマーケティングの種類と効果
・SNSマーケティングのメリット
・SNSマーケティングの注意点
・SNSマーケティングにおける5つの手法
『SNSマーケティングって何からやればいいのか分からない』
『本当に費用対効果を得ることができているかがわからない』
こういったお悩みを抱えているSNSの担当者の方、いらっしゃいませんか?
本記事では、自社のフェーズに合わせて、”SNSマーケティングの基礎知識”から、
”SNSマーケティングとしてどのような施策から行うべきか”までご紹介いたします。
そして今回ご紹介するマーケティング手法を活用し、改善していくことで、
『SNSを通じて物が売れる仕組み』を構築できるようになることでしょう。
■SNSマーケティングとは
SNSマーケティングとは「SNSを活用して売れる仕組みを作るマーケティング手法」です。
InstagramやX、TikTokなどのSNS広告やSNSアカウントの運用、インフルエンサーマーケティングなどを通じて、商品やサービスの認知の拡大、購買促進を促します。
令和5年の総務省の調査によると、日本のSNS利用者数は1億2百万人まで増加しており、これは、全人口の約83%にあたります。
一方、社外に向けた広告・販促のためにSNSを活用している企業は、全体の約40%で、このうち『小売』企業は約70%、『サービス』は47%の企業がSNSを活用しています。
つまり、個人消費関連(BtoC)の企業の多くは、SNSを活用した施策を取っている、ということがわかります。
■SNSマーケティングの種類と効果
次に、SNSマーケティングの主な方法として、5種類紹介します。
【SNSマーケティングの手法】
◻SNSアカウント運用
◻SNS広告
◻SNSキャンペーン
◻インフルエンサーマーケティング
◻ソーシャルリスニング
※上記項目の各詳細につきましては、ページ下部【SNSマーケティングにおける5つの手法】に記載しております。
また、実際にSNSマーケティングを行うにあたって期待できる効果としては、下記4点があげられます。
◻潜在顧客の認知の拡大
◻ブランドイメージの確立
◻購入サイトへの流入数の増加
◻ロイヤルティの向上
1.潜在顧客の認知の拡大
Instagramでは『いいね』や『共有』、Xには『リポスト』など、SNSには『拡散』や『共感性』の機能があります。
これらの機能があることから、SNSを通じて発信することは、商品やサービスはもちろん、企業としての宣伝効果も期待できます。
また、これまでリーチできていなかった層へのアプローチも可能になります。
2.ブランドイメージの確立
SNSアカウントは企業の1つの顔になります。
『キレイめな印象』にしたいのか、『可愛らしい印象』にしたいのか、それとも『ナチュラルな印象』にしたいのかなど、ざっくりとアカウントイメージを確立することで、ユーザーからの親近感にも繋がります。
そして結果的に、フォロワー数増加、それに伴った知名度向上にも繋がるため、
企業価値が高まり、ブランディングも行うことができます。
3.購入サイトへの流入数の増加
GoogleやYahoo!などでは、指名検索をされないことにはサイトへの流入はされにくかった一方で、SNS広告やSNSアカウントの活用では、購入サイトへの流入数の増加が期待できます。
例えば、Instagramでは#(ハッシュタグ)検索がメジャーとなっておりますが、この指定のハッシュタグの投稿数を増やすことによって、アカウントへの流入数が増加し、サイトへの流入を促すことが期待できます。
4.ロイヤルティの向上
すでにリピーターとなっているユーザーに関しては、SNS上での良好なコミュニケーションを通じて、企業への愛着を持つようになります。
その結果、将来的に顧客ロイヤルティの向上を促進することができます。
※顧客ロイヤルティ…顧客が企業や商品・サービスに抱く愛着や信頼
■SNSマーケティングのメリット
1.費用を抑え拡散することができる
SNSアカウントを作成することに対しては費用がかかりません。
また、SNSの利用者数は非常に多くなっているため、SNSを利用したマーケティング施策を1つ行うだけでも、発信の内容・方法次第で多くの人の目に留まることになります。
広告を配信する目的や達成したいKPI値によって費用感や規模は変動しますが、
比較的費用を抑えて実施することができるため、中小企業・スタートアップ企業にとっても負担が少ないという特徴があります。
2.顧客との良好な関係を築きやすい
ユーザーは企業のSNSアカウントやブランドのSNSアカウントの投稿に対してコメントをすることができます。
つまり、ユーザーのリアルな声を聞くことができ、またそのコメントや意見にきちんと返信をしていくことも可能です。
これらのコミュニケーションによって、顧客との良好な関係を築くことができます。
3.インフルエンサーマーケティングと広告の相性が良い
複数媒体で様々な発信元のプロモーションを行うことで『メジャー感』を創出することができ、一気に認知に繋げることが可能です。
特に、SNSの中でもTiktokやInstagram、Xなど、複数の媒体にて、”第三者配信”と”広告”の両方に触れることにより、明確に商品を認知させることができます。
■SNSマーケティングの注意点
1. 炎上の恐れがある
SNSマーケティングでは、炎上のリスクがあります。
SNSは手軽に発信ができるからこそ、『本当はそのような意図はなかったのに・・・』といったことでも、受け取り方によっては炎上してしまう可能性があります。
また、一度炎上してしまうと、企業が謝罪文を出しても、炎上してしまったという事実を消すことは不可能であるため、企業が信頼・信用を回復するまでには非常に大きな時間を要することになります。
2.成果が出るまでに時間がかかる
SNSマーケティングは比較的大きな費用をかけずに実施できる分、成果が出るまでに時間を要します。
特に、多くの企業がSNSマーケティングを取り入れている中では、成果がでるまでに数ヶ月〜年単位で運用をする必要があります。
つまり、SNSマーケティングは中長期的戦略として取り入れ、計画的に運用していくと良いでしょう。
■SNSマーケティングにおける5つの手法
1. SNSアカウント運用
SNSマーケティングの基本は、自社アカウントの運用です。
ユーザーの興味を惹く情報を発信したり、直接コミュニケーションを取ることで自社のファンを増やしていきます。
2.SNS広告
各SNS媒体では、それぞれ独自の広告配信サービスが提供されています。
例えば、Instagramであれば、ストーリーズ投稿間に広告を配信することが可能です。
また、Xであれば投稿と投稿の間に広告をポストすることができます。
また、テキストのみの広告と比較して、画像や動画を活用した広告を出稿することで訴求力の高さが見込めます。
関連リンク:https://ecnomikata.com/blog/41988/
3.SNSキャンペーン
SNS上で、ユーザー参加型のイベントを行い、話題性を集めることで認知度を向上させる施策が、SNSキャンペーンです。
例えば、『ハッシュタグ投稿をするとキャンペーンサイト内のイベントに参加できる』といったものや、『リポストで商品が当たる』など大きな宣伝効果が見込めるものなどが挙げられます。
上記のような施策では、いかにユーザーに面白いと思ってもらえるか、参加したいと思ってもらえるかといったアイデアが非常に重要になります。
4.インフルエンサーマーケティング
SNSマーケティングの中で、その内容によっては最も即効性に期待することも可能な手法が、インフルエンサーマーケティングです。
インフルエンサーとは、芸能人ではないがフォロワー数が多い一般人のことを指します。
こういったインフルエンサーに商品紹介をしてもらうことによって、商品やサービスに権威性を付与することができます。
また、最近では『親近感がある』といった理由で、フォロワー数10万人以下のマイクロインフルエンサーが非常に重宝されています。
実際に商品をお試しいただき、感想を投稿してもらうことによって、SNS上に多くの権威素材が発生します。
つまり、「拡散して認知度を上げたい」のか、「購入の後押しになる権威素材を集めたい」のかなど、目的によって施策の内容を選択し、実施していく必要があります。
5.ソーシャルリスニング
ソーシャルリスニングとは、自社に対するイメージ、商品・サービスを導入したあとの感想など、SNS上で発信されているユーザーの意見をチェックし、マーケティングに活かす手法です。
いわゆるリアルな声をきちんと分析し、改善していくことが目的の施策です。
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