Amazon出店の初期費用を完全解説!個人事業主・法人で費用は違う?パート②

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株式会社Cyber-records

完全解説!Amazon出店の初期費用

ECサイト運営を考えている方の中には、三大モールのひとつであるAmazonを出店先として検討している方も多いのではないでしょうか。

「ECサイト運営をしたことがなくても出展できるの?」
「初期費用ってどのくらい?」
「Amazonと他社を比べるとどのくらい違うの?」

本記事ではAmazon出店の初期費用について解説します。
また、初期費用を抑える方法や個人事業主・法人の費用の違いについてなども紹介します。

Amazon出店の初期費用を他社と比較

Amazon出店の初期費用を他社と比較

世界三大モールのひとつであるAmazonのほかに、楽天市場・Yahoo!ショッピングがあります。

ここからはAmazon以外のモールと初期費用を比較してみましょう。

楽天と出店の初期費用を比較

Amazonと楽天の初期費用です。
Amazonと比べると楽天市場は初期費用や固定費が高めです。
なお、登録可能商品数が5,000点〜無制限であったり、画像容量が500MB〜無制限であったりと便利な機能もついています。

また、Amazonの場合固定費以外にも販売手数料がかかります。
コストをかけずにまずはEC運営をしたい方はAmazonがおすすめです。

Yahoo!と出店の初期費用を比較

Yahoo!と出店の初期費用を比較

AmazonとYahoo!の初期費用です。
Yahoo!ショッピングの初期費用・固定費はAmazonの小口出品と同じく無料で利用できます。

また、Amazonの場合は販売手数料がかかりますが、Yahoo!ショッピングは販売手数料も無料です。出店にかかる費用が無料なのは事業者にとって嬉しいですね。
広告や決済サービスなどのオプションは有料ですが、出店するまでの費用を抑えられるのでECモール運営が初めての方におすすめです。

Amazon出店の初期費用に関してよくある質問

Amazon出店の初期費用に関してよくある質問

Amazon出店の初期費用にまつわるよくある質問は以下の通りです。

・Amazonの個人出店はトラブルが多いって本当?
・Amazonの出品は怪しいと思われる?
・Amazon出店の初期費用はカテゴリーによって違う?

それぞれ解説します。

Amazonの個人出店はトラブルが多いって本当?

Amazonで個人出店をしていると購入者とのトラブルが起きる場合があります。
細心の注意を払って商品を発送しても「商品が破損していた」という理由で返品リクエストが届く場合があります。
しかし、中には「注文を間違えた」「思っていた商品と違った」といった購入者都合の返品リクエストもあります。
返品理由がAmazonの返品ポリシーに該当するのであれば返品対応を行っても大丈夫です。
Amazonには返品交換の条件も設けられています。

また、個人出店の場合は独自の返品交換の条件を設定することが可能なので、購入者とのトラブルを回避することができます。
なお、返品交換の条件が多すぎると顧客が敬遠してしまう場合もあるので、商品の特徴をよく考えてから設定しましょう。

Amazon返品交換の条件:https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202063080&language=ja_JP&ref=efph_home_cont_G201725710

Amazon返品ポリシー:https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/external/G201725710?locale=ja-JP

Amazonの出品は怪しいと思われる?

Amazonは法人だけでなく個人でも出店できます。
最近は注文した商品が発送されなかったり、返品のために商品を送っても返金しなかったりといった悪質な出品者が増えてきています。
そのため、Amazonの出品者は怪しいと思われているのです。

悪質な出品者の特徴は以下のとおりです。

・出品者の評価が低い
・出品者の評価が古い
・商品の価格が安い
・海外の出品者である

梱包や発送など正しく行っていれば悪い評価がつけられる可能性は低いですし、安すぎず購入しやすい価格設定にしていれば怪しまれることはないでしょう。

Amazon出店の初期費用はカテゴリーによって違う?

Amazon出店の初期費用はカテゴリーによって違う?

Amazon出店の初期費用・固定費は4,900円、販売手数料がかかりますが、カテゴリーによっても販売手数料が変わります。
※上記のカテゴリーは一部です。

カテゴリーによって販売手数料の割合も異なるため、扱う商品によって費用も変動します。
自社がどのカテゴリーを扱うのか確認をしましょう。

Amazonカテゴリーごとの販売手数料:https://sell.amazon.co.jp/pricing#referral-fees

まとめ

まとめ

本記事では、Amazon出店の初期費用について詳しく解説しました。
Amazonのプランや扱うカテゴリーによって初期費用・固定費は異なります。
自社の商品が月にどのくらい販売できるのか確認し、出店に必要な情報や書類も準備しておきましょう。

また、Amazon以外にも楽天市場やYahoo!ショッピングでの出店も可能ですが、固定費や利用できるサービスも異なります。
無料で利用できるプランはお得ですが、有料で固定費がかかるプランの方が事業者によってはお得になる場合もあります。
自社がどのプランにピッタリなのかじっくり検討して出店するモール・プランを選びましょう。


著者

株式会社Cyber-records

2008年にGLOBAL EC COMPANY(GEC)として創業し、以来、ECビジネスの啓蒙者として、運営代行、コンサルティング、ブランディングなどに従事。モールおよびマーケットプレイスのEC支援サービスの提供に加え、ふるさと納税事業や越境ECの支援も行う。

https://www.cyber-records.co.jp/
https://www.cyber-records.co.jp/amazon-l

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