Amazon利益率改善方法の決定版!「売上はあるのに利益がない」を解消するコスト削減と広告最適化

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株式会社Cyber-records

売上は出ているのに広告費や物流コストで最終利益が残らない──そんな悩みを持つ企業向けに、価格設定・仕入れ・在庫管理・広告運用・商品ページの観点から、すぐ始められる改善手順をわかりやすくまとめました。まずは無駄が生じている箇所を可視化することが第一歩です。

1. まずは「どこで利益が消えているか」を見つける

1. まずは「どこで利益が消えているか」を見つける

まずは数字で「どこで利益が溶けているか」を明確にします。手順は簡単です。SKUごとに「広告費を引く前の利益率」を計算し、そこから広告費を引いた「最終的な利益」を確認します。

売上が大きいのに最終利益がマイナス、またはほぼゼロの商品(SKU)を優先して対応します。

▼「見えないコスト」を洗い出す
「仕入れ値だけが原価」という考え方は危険です。Amazonでは仕入れ以外にも配送手数料、保管料、返品処理、倉庫までの送料などが積み上がります。「1個あたりいくらかかっているか」を正確に把握することが改善の出発点です。

▼広告費の使いすぎをチェックする
ACoS(売上高広告費比率)が一見良く見えても、商品の利益率より高ければ意味がありません。TACoS(広告費 ÷ その商品の総売上)も合わせて確認し、広告費が売上全体の何割を占めているかを評価してください。

2. なぜ利益が出ないのか? 原因を深掘りする

2. なぜ利益が出ないのか? 原因を深掘りする

全体平均で管理していると、赤字商品が黒字商品に隠れてしまいます。セラーセントラルのレポートや料金シミュレーターを使って商品ごとの手数料を確認し、資材費や作業費、送料を1個あたりに割り付けることで、本当の収益力が見えてきます。

▼広告の評価指標を変える
ACoSは広告の効率を見る指標ですが、商品自体の利益率は考慮されていません。TACoSを見ることで、広告が店全体の売上にどう貢献しているかを把握し、利益率とのバランスを見て投資判断を行いましょう。

▼FBA手数料と在庫の影響
FBAは便利ですが、保管手数料やサイズ区分の変化でコストが大きく動きます。季節ごとの変動や在庫の古さにも注意し、毎月レポートを確認して、予想と違う動きがあれば原因を特定してください。

3. 「儲かる商品」にするための計算手順

限られた時間で最大の効果を得るには、直近の売上で上位20〜30商品に集中して見直します。上位から順に手数料や自社コストを整理していくと効率的です。

▼原価を正確に計算する
1個あたり原価 = (仕入れ+資材+作業+送料)÷ 販売個数

粗利 = 売上 − (1個あたり原価 × 販売個数) − 各種手数料

まず広告費を引く前の利益率を出し、そこから広告費を引いて最終的な利益を確認します。

▼間接費(固定費)の配分
家賃や事務スタッフの人件費などは、売上の割合や販売数、作業時間などで配分します。重要なのは一貫したルールで継続的に配分することです。これを引いた後の利益率を基に、価格や広告の判断を行います。

4. 広告と物流の無駄を減らすアクション

4. 広告と物流の無駄を減らすアクション

▼TACoSを使った投資判断
TACoS = その商品の広告費 ÷ その商品の総売上

【判断基準】

利益率よりTACoSが高い商品 → 広告費を抑える
利益に余裕がある商品 → 広告費を増やして売上アップを狙う
最終利益が少ない商品 → 無駄なクリックを減らす対策を優先する
必ず数値で判断しましょう。

▼広告の最適化ステップ
手順は段階的に進めます。

現状把握
購入につながるキーワードは別のキャンペーンに分けて入札調整
無関係なキーワードは「除外設定」
商品ページの改善(画像や説明文)
小刻みに変更して効果測定
自動入札は便利ですが、必ず定期的なチェックとテストを行ってください。

▼FBA手数料の削減チェック
サイズ区分の確認:梱包材のせいでサイズ区分が上がっていませんか?
セット販売の検討:まとめ売りで1個あたりの手数料を削減できませんか?
在庫の健全性:売れ残って保管料がかさんでいませんか?

まとめ

売上はあるのに利益が残らない問題は、原因を特定して優先順位を付け、小さな改善を積み重ねることが近道です。まずは上位商品の「1個あたり原価」を正確に出し、広告と在庫の無駄を削減するアクションを始めましょう。週次で数字を確認し、手が足りなければ外部委託や自動化で補ってください。PDCAを回し続けることが黒字化への最短ルートです。

<ご注意>本記事は執筆時点の情報に基づきます。Amazonの仕様や手数料は変更されることがありますので、最新情報は必ず公式サイトやセラーセントラルでご確認ください。


著者

株式会社Cyber-records

2008年にGLOBAL EC COMPANY(GEC)として創業し、以来、ECビジネスの啓蒙者として、運営代行、コンサルティング、ブランディングなどに従事。モールおよびマーケットプレイスのEC支援サービスの提供に加え、ふるさと納税事業や越境ECの支援も行う。

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