〈20〜30代男女〉約7割がSNS広告きっかけで商品ページ/ブランドサイトを見た経験があると回答!ECとSNSに関する調査

小林芽久未

スマートフォンに特化した若年層プロモーション・ネットリサーチ事業を展開する株式会社テスティーでは「EC×若者」をキーワードに若年層調査・分析を実施し、若者の意識や消費行動を読み解きます。日々のサービス運営やマーケティングなどにおいて少しでも読者の皆様のお役に立てたら幸いです。

今回は20〜30代男女637名(男性304名、女性333名)を対象に「SNSとEC」に関する調査をお送りします。調査の結果をご覧ください。

利用しているSNS

まず、SNS利用者を対象に利用しているSNSを聞きました。

最も利用率が高かったのはメッセンジャーとしての機能が強い「LINE」となりました。そして、流行や話題の発信源となっている「Twitter」、情報収集先として注目されている「YouTube」では男女共に6割程度となりました。差異が見られたのは「Instagram」で男性では38.8%、女性では65.2%と女性の利用率が倍近いことが伺えます。

欲しいものの情報収集方法は?

続いて、消費を伴う情報収集について聞きました。

「TV」は男女ともに半数程度、「店頭」というオフラインでは3割程度となりました。

「SNS」は男性で37.5%、女性で59.5%、「ウェブサイト/口コミサイト/ブログ」は男性で59.2%、女性で57.1%、「アプリ」は男性で22,7%、女性で22.8%となりました。スマートフォンかつインターネット上で情報収集をしている人が多いことがわかります。

情報収集で利用するSNSは?

そこで、各SNSの利用者を対象に欲しいものに関する情報を入手することが多いSNSを聞きました。男性は「Twitter」が最も多く64.0%、女性では「Instagram」で70.7%となりました。男性では「YouTube」が45.3%と動画で情報収集をしている様子も伺えました。

SNS広告きっかけのサイト遷移経験

続いて、全員を対象に「SNSの広告がきっかけで商品ページやブランドサイトを見た経験はありますか?」と聞きました。「経験がある」と回答したのは男性で65.1%、女性で76.9%となりました。

以前行った、SNSと広告に関する調査(*1)でも、PR表記や広告に関して「表記があっても興味があれば詳細を見る」と回答したのは20代男性で25.0%、20代女性で27.9%、「意識したことがない」と回答したのは20代男性で45.7%、20代女性で41.9%、「表記がある場合は読まない」と回答した人は3割程度に止まる結果がでていることからもPR表記や広告も興味がある場合は積極的に遷移している様子が伺えます。

SNS投稿きっかけのサイト遷移経験

また同じように流れてくる「SNSのタイムラインやフォロワーの投稿がきっかけで商品ページやブランドサイトを見た経験があるか」を尋ねると、男性で53.9%、女性で66.7%が「見た経験がある」と回答しました。

広告、フォロワーの投稿を問わず半数以上の人がSNSのタイムラインがきっかけで商品についての詳細やページ遷移を経験したことがあることがわかりました。

SNSきっかけの商品購入経験

そこで、SNSがきっかけで商品を購入した経験はありますか?と聞きました。「ECで購入したことがある」と回答したのは男性で35.9%、女性で49.2%、「店頭で購入したことがある」と回答した人は29.9%、女性で32.4%となりました。

「購入したことはない」と回答した人は男性で39.8%、女性で27.0%とSNSきっかけでの購入経験者は多数派であることがわかりました。

ブランド公式や店舗アカウントのフォローについて

続いて、SNSでブランドの公式アカウントや店舗アカウントをフォローしていますか?と尋ねると「フォローしている」と回答した人は男性で47.0%、女性で57.7%となりました。

SNSアカウントのフォロー理由

SNSでブランドの公式アカウントや店舗アカウントをフォローしていると回答した人にフォローしている理由を尋ねたところ男女ともに最も多かったのは「新商品の情報がいち早く知れるから」、次いで「お得な情報や割引き情報を知れるから」となりました。

男女ともに第3位となった「そのブランド・店舗が好きだから」では男性で28.7%、女性で41.7%と男性に比べて女性はファン心理が高く、フォローをして情報を収集する割合が高い様子が伺えました。

フォローしているSNSアカウント

最後に、お気に入りのブランド公式や店舗アカウントがあればそのSNSとブランド名を聞きました。多くの回答をいただいたので、一部をご紹介します。

男女ともに多くのブランド公式、企業アカウントの名前が挙がりました。傾向として男性からはメーカーやスポーツブランド、飲食店が多く見られました。女性は美容・コスメのブランドが多く、ファッション関連のアカウントフォローが多い様子が伺えました。

以上、ECとSNSに関する調査をお送りしました。今回の調査では、SNSの投稿(タイムライン)がきっかけでブランド認知をする人が多数派であることが判明し、興味がある場合は広告・投稿に関わらず積極的に遷移している様子が伺えました。

また、Web(EC)で調べて店頭で購入することを「ウェブルーミング」、反対に店頭で実商品を見てから買うことを「ショールーミング」と呼びますが、いずれもインターネットに触れる時間が多い現代においては検索という意識的行動以外でも相互的に購買導線としての作用を生み出していると言えそうです。


著者

小林芽久未 (Megumi Kobayashi)

平成4年生まれ。

株式会社テスティーの広報・ライターを担当。
若年層リサーチに特化したTesTeeにて、調査メディアの運営に携わり
女子高生や女子大生、10〜20代男女を対象に多様なジャンルにて調査を実施。
若年層マーケティングに助力するため、イマドキの若者の実態を発信している。

■企業情報
【株式会社テスティー】https://www.testee.co

■事業内容
・スマートフォンアンケートアプリの開発・運営
 「Powl(ポール)」https://static.powl.jp/lp/
・プログラミング不要のチャット型ツールの開発・運営。
 「Fast Sonar(ファストソナー)」https://fastsonar.com
・若年層/アプリに特化したモバイルネットリサーチ事業の運営
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・リサーチ結果を紹介するメディアの運営
 「TesTee Lab(テスティーラボ)」https://lab.testee.co