~体験レポート~「ZOZOGLASS」で肌色診断!自分に合うファンデーションを試してみた

森田 春香

株式会社ZOZOは3月18日、コスメ専門のモール「ZOZOCOSME」をオープンした。また、ZOZOTOWNアプリを使って肌色を診断し、結果をもとにZOZOCOSME内で販売されているコスメの中から自分に似合う色のアイテムをおすすめしてくれるツール「ZOZOGLASS」も同時に発表された。筆者は、同日に行われたメディア向けのツール体験会に参加し、ZOZOGLASSの測定結果を元におすすめされたファンデーションを試してみた。

ZOZOGLASSで診断開始!

正しい肌色を計測するため、ノーメイクで行うのがベストだということで、筆者もノーメイクで挑戦。

メガネ自体は蓋が太く、カラフル。この色と肌色をカメラが比較・判断し、計測結果が出るそうだ。

次に「ZOZOTOWN」アプリを起動。この日は大型アップデートがあり、このアップデートを行うと右下に「計測・その他」という項目があり、ここを選択するとZOZOGLASSのバナーが出てきたため、早速タップ。

性別や写真などの情報を入力後、ZOZOGLASSをかけて計測開始。ノーメイクであることと、適度に明るい場所で行うことがポイントだという。

画面に表示されるガイダンスに従って、顔を回していく。音声と画面表示に従って顔を動かすだけなので、楽しみながら診断することができた。

続いて、ZOZOGLASSを外して計測。先ほどと同じ流れをもう一度繰り返す。計測開始から終了までの所要時間は、わずか5分弱だった。慣れてしまえば、早くて1分程度で診断が可能だという。

同じ技術を用いた、足の形を3D計測できるZOZOMATが発表された際にも、筆者はいち早く体験したのだが、ZOZOGLASSは計測のスムーズさ、精度などがさらに上がっているように思えた。加えて、効果音や画面に表示される文字によって、次に行うことがとても分かりやすくなっているという印象も受けた。

はたして計測結果は…?

画面に自身の写真が現れ、額や両頬、唇の色などをはじめ9箇所の色が見られる画面が表示される。

その後のページで、総合的な肌色が数値化された結果を見ることができる。筆者の肌の色は、「やや明るいトーンのニュートラルカラー」という結果だった。

総合的な肌の色は計測の際に、ヘモグロビン量(肌の色味)、メラニン量(肌の明るさ)から判断される。筆者の肌のヘモグロビン量は43(赤いグラフ)、メラニン量は34(茶色のグラフ)だった。

この数値は日差しの強い夏などに日焼けをしたりすることでも変化するので、何度も計測することでその時の肌色に合うコスメを選ぶことができるそうだ。

計測結果をもとにおすすめされたファンデーションを試してみた

診断結果からおすすめされた、「エスティ ローダー ダブルウェア ステイインプレイス メークアップ 66 クール ボーン」。伸びが良くカバー力もある印象だ

体験会場には、実際にZOZOCOSMEで販売されているいくつかのファンデーションが用意されており、この中から「エスティ ローダー ダブルウェア ステイインプレイス メークアップ」の、診断結果からおすすめされた「66 クール ボーン」というカラーを使用した。

普段使っているファンデーションと全く色が異なり、「本当に合うのだろうか?」と疑問に思いながら肌に付けていく。

付け終えてから改めて鏡を見ると、全く違和感がなく、むしろ普段より肌色が明るくなったように感じた。自分で購入しようと思ったことがない色だったので、今後の参考にしていきたい。

ZOZOCOSMEでは、さまざまなジャンルのコスメを取り扱っている。現在、ZOZOGLASSの診断結果が適用されるファンデーションは、リキッドをはじめパウダーやクリームなど、テクスチャー別、乾燥やくすみなどのお悩み別、成分別など、細かい絞り込みが可能となっている。買ってからのミスマッチが限りなく低くなりそうだ。

パーソナルカラー診断結果も見られる!

初めてパーソナルカラー診断を行った筆者。ブルーベース・夏とのことだ

画面をスクロールしていくと、なんとパーソナルカラーも診断してくれていることが判明。「一般社団法人日本顔タイプ診断協会」が監修しているそうで、信頼できる結果だ。

一般的にパーソナルカラー診断は主に百貨店などで受けられる。肌色にあった洋服やメイクの色を診断してくれるため、近年人気となっている。

しかし、一度の診断に2万円から4万円程度かかる上、予約して出向く必要がある上、所要時間も1時間程度かかるのが一般的だ。

「行ってみたいけど忙しくて行けない」、「高くて手が出せない」と言った声を友人からよく聞いていたこともあり、ZOZOGLASSひとつでこの結果が見られてしまうことにとても驚いた。

またこのコロナ禍でも、自宅で安心して精度の高い診断ができることも大きなメリットだ。

おすすめされたファンデーション使用後の写真。主観ではあるが、メイク前と比べ肌の色が明るくなった

筆者は長年自分を「イエローベース・春」(温かみのある暗めの色が似合う肌色)だと思い込んでいた。そのため「あなたに似合うカラー」の項目にある色の服を1着も持っていなかったし、憧れつつも「似合わないだろう」と思って諦めていたため、とても嬉しい結果だ。

このZOZOGLASSの診断結果は、ZOZOCOSMEでコスメを購入する時だけではなく、モール内をはじめ洋服を購入するときにも大いに役立つ。

今回計測したことで、しっかりと自分の肌色が数値化されたものを見ることができた。きっとシルエットやサイズ感などで似合うものがあると思い、思い切ってZOZOTOWNで薄い紫色のトップスを購入した。

今後はZOZOGLASS対応アイテムジャンルも拡大、よりECでのコスメ購入を身近に

ZOZOCOSMEで取り扱いのあるブランド(一部)。ZOZO コーポレートサイトより引用

今回のZOZOCOSME、ZOZOGLASSの発表により、本格的なコスメへの参入を果たしたZOZOTOWN。

ZOZOGLASSは現在、自分の肌色へのマッチ度が特に重要なファンデーションに対応しており、今後も対応アイテムを広げていくという。

DiorやBOBBI BROWNなどをはじめとした、デパートなどにしか売っていないブランドのコスメ、通称「デパコス」は、基本的にはECでは取扱のないモールが多く、デパートまで買いに行くのが普通だった。

しかし、ZOZOCOSMEではそういったコスメも多く取り扱っている。ファッションやコスメの感度が高いユーザーが多くいるZOZOTOWNでの販売は、計り知れない需要があるに違いない。

コスメは肌につけるものであることから、消費者は試してから購入したいという思いが強い商材であるため、ECの参入が難しいとされてきた。

しかし新型コロナウイルスの影響により、百貨店をはじめ多くの店が休業となり、消費者はECでのコスメの購入を余儀なくされた。現在は実店舗も再開しているが、感染予防対策のためにテスターを中止しているお店も多く、また消費者も複数の人が触れるテスターに対して不安を抱いていることから、今後モールの規模はどんどん大きくなることだろう。

前述したように、アイテムをさまざまな条件で絞り込み検索ができるため、ECでのコスメの購入はより身近になりそうだ。

ZOZOCOSMEでは現在、約500ブランドのコスメを取り扱っており、今後も参加ブランド数を増やしていく予定だという。元々のZOZOTOWNユーザーをはじめ、ZOZOCOSME目的に会員登録をするユーザーも増えるはずだ。様々な技術やアイデアを駆使し、「おしゃれ」を網羅するZOZOTOWNの今後の成長に期待していきたい。


著者

森田 春香 (Haruka Morita)

山梨県の山奥生まれ。一番古い記憶は家の庭の花を狸が食べていたシーン。
アパレル企画を経て編集職に転身。今もたまに服を作っています。
好きな食べ物はいちご、カレー、うどん、いくら。
趣味は散歩、アニメ、漫画、ゲーム。道中立ち寄ったお店の名刺をファイリングしたり、
街で見つけた古いお店の看板やいい感じのフォントを見つけては写真を撮ってブログに載せています。
形から入るタイプなので、コーヒーと甘いものを用意してから暗い部屋でアニメ鑑賞をするのが至福のリラックスタイムです。