【簡単解説】Amazon「エラーコード:5665」原因と解消方法②【後編】

アグザルファ株式会社

こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!

今回は「【簡単解説】Amazon「エラーコード:5665」原因と解消方法①【前編】」(https://ecnomikata.com/column/41133/)に続く【後編】です!
ご自身が所有しているブランドの商品をこれからAmazonに出品する方はぜひ知っておいていただきたいのですが、Amazonでこれまで出品されたことのないブランド名で商品登録を行う場合、正常に登録が完了せず「5665」という数字のエラーが発生します(※上記のような数字のエラーと私たちAmazon専門コンサルタントは日々闘っております…)。

ということで、今回はAmazon上で登録のないブランド名を使用する場合に発生する「エラーコード:5665の解消方法」について解説いたします。

注意1:Brand Registryよりブランドを登録する“Amazonブランド登録”とは異なります。
注意2:エラーコード:5665に似たエラーで「5461」がありますが、このエラーは出品者が販売しようとしている商品が本当にそのブランドの商品かをAmazonが確認するために、そのブランドに対するASINの新規作成が制限されている状態なので、今回解説する「5665」とは別のエラーとなります。


「エラーコード:5665」についてより詳しく聞きたい場合は、お気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!
https://bit.ly/2omhn4b

「エラーコード:5665」の解消方法(ブランド名の申請)

ここからは、「エラーコード:5665」の解消方法について解説していきます。
出品者側で対応すべきことは、Amazonへブランド名を承認してもらう申請を行う必要があります。
申請が許可されることで「エラーコード:5665」が解消される流れになります。

ブランド名の承認を得るための申請は、以下2通りの方法があります。

方法1:カタログ認証の出品申請画面より行う方法
方法2:テクニカルサポートに申請を依頼する方法


(共通)準備するもの
まずはじめに、上記の2通りどちらの場合でも共通して以下の情報及び商品画像をご準備ください。

1.出品情報の作成時に使用したブランド名

2.商品とパッケージ、またその両方の画像
※商品とパッケージの画像は、以下の基準を満たしている必要があります。
・ブランド表記が恒久的に貼付されている。
・商品やパッケージに使用されているブランド名が、出品情報の作成時に使用したブランド名と完全に一致している。
・画像は、商品ページレベルの品質である必要はありません。商品やパッケージは手で持った状態、またはテーブルの上に置いた状態でも構いません。

3.在庫ファイル処理レポートのバッチID
※在庫ファイルテンプレートを使用している場合は、在庫ファイル処理レポートのバッチIDも提供してください。

参考:Amazonヘルプページ(Amazonブランド名ポリシー)

方法1:カタログ認証の出品申請画面より行う方法
1.セラーセントラルへ直接商品登録した際に表示された「エラーコード:5665」の説明文内に記載されている「こちらから「〇〇〇〇(ブランド名)」の申請を送信して、承認をリクエストしてください。」をクリックしてください。

▼赤枠拡大画像

2.カタログ認証の出品申請画面にて「ブランドウェブサイトのURL」があればご入力いただき、「商品を検索」の検索バーに商品に関するキーワードを入力し「検索」をクリックします。
検索結果に表示された一覧より登録したい商品タイプ(ブラウズノード)を選び、「選択」をクリックします。

3.画面の下部に必要書類として、画像を提出する項目があります。こちらに「要件を満たした2枚以上の画像」を添付し、Amazonへ伝達するコメント(任意)があればコメント欄へ入力します。

※注意点※
上記画像内にもありますように、提出画像に関しては要件を満たす必要がありますので、以下に記載いたします。

■商品またはパッケージのブランドロゴは完全一致の必要があります。
(アルファベットの大文字と小文字の違いは許容されます。)
■写真撮影の際は、「商品を手持ちした状態」または「テーブルに置かれた状態の商品」を撮影してください(画像をフォトショップ等でデジタル加工された商品画像での申請は却下されます)。
■ブランドのロゴは、商品またはパッケージから簡単に剝がれないようにスタンプ、ステッチ、印刷、貼付する必要があります。
■ブランドのロゴは、他のブランドの商標を侵害していないものである必要があります。

ここで提出する画像は、商品ページ上には表示されないものであり、あくまで承認審査を行うためだけの画像(Amazonがブランド名を確認するための画像)となります。

商品のメイン画像に使用するための白抜き画像や、商品PR用に加工された画像を提出される方がいらっしゃいますが、加工した画像ではブランドの真偽がAmazonでは確認ができないため、不備としてAmazonからブランド名の承認ができない旨の回答となります。
必ずカメラや携帯で撮影された実際の写真をご用意してください。

✖️白抜き画像
✖️商品PR用に加工された画像
◎カメラや携帯で撮影された実際の写真


4.連絡先としてメールアドレス(任意:電話番号)をご入力いただき、画面一番下の送信ボタンをクリックすれば申請完了です!

方法2:テクニカルサポートに申請を依頼する方法
続いて、テクニカルサポートに申請を依頼する場合の方法について解説いたします。

1.セラーセントラルの右上のヘルプをクリックします。

2.ヘルプページの下にある「さらにサポートが必要ですか?」のサポートを受けるボタンをクリックします。

3.ヘルプ画面のサポートを受けるの「Amazon出品サービス」をクリックします。

4.画面下の「または、メニューで問題を閲覧する」をクリックします。

5.「商品、出品情報、または在庫」>「商品登録に関する問題」をクリックし、「エラーコードまたはエラーメッセージを受け取りました」を選択し「次へ」をクリックします。

6.「商品の出品時にエラーコードまたはエラーメッセージが表示されましたか?」に対し「エラーコード」を選択し「次へ」をクリックします。

7.エラーコードの選択画面で「エラー5665 – ブランド名の承認」を選択し「次へ」をクリックします。

8「.商品登録に関する問題を解決する」の下部にある「ケースを作成する」をクリックします。

9.「ブランド名」と「要件を満たす画像(前述「※注意点※」を参照)」を添付し、「次へ」をクリックすれば申請完了です!
※以下の2点は、任意で記載してください。
・ブランドのウェブサイトがある場合…URL
・在庫ファイル処理レポートでエラーが出ている場合…バッチID

申請が許可されたら確認すべきこと

Amazonより申請が許可された場合、以下のような通知が届きます。
ご自身が指定したブランド名とAmazonが許可したブランド名が完全に一致しているかどうかを必ずご確認ください。
半角・全角や大文字・小文字表記が異なるだけで違うブランドとAmazonでは認識してしまうため、この時点で異なる場合は必ずテクニカルサポートへお問い合わせください。

また、補足として、「エラーコード:5665」解消の申請時に使用したブランド名が印字した画像は、製品コード免除申請時の画像として転用することが出来ます(ブランド承認申請と製品コード免除申請で必要な画像の要件が同じのため)。
製品コード免除申請が必要となった際は覚えておくとスムーズに対応可能となります!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
本記事の内容をまとめますと以下の通りとなります。

1.「エラーコード:5665」が表示された場合は、申請を行う必要があります。
(商標登録を行っていないブランドでも申請可)

2.「エラーコード:5665」を解消するために商品またはパッケージのブランドロゴが印字された状態の画像を2枚以上添付し、Amazonに申請する必要があります。

3.Amazonからブランド名の許可が下りたら、必ず自分の指定したブランド名で承認されているかどうかを確認してください。


以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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著者

アグザルファ株式会社

【Amazonコンサルティングのパイオニア企業】
アグザルファは、2011年より国内初となるAmazonコンサルティングを開始いたしました。Amazonコンサルティングのパイオニア企業として長年にわたり多くのクライアントの売上拡大を実現してきた確かな実績や知見があります。

【元Amazon社員が設立、Amazon内の受賞実績も多数】
代表は元Amazon社員でAmazon在籍時には入社してから退社に至るまで5期連続のトップセールスを獲得。ベンダーや海外販売のサポートを含め、中小企業から大手企業まで多くのクライアントのサポート実績を持ち、「Amazonランキング大賞」や「Amazonマケプレアワード」、「Amazon.co.jp販売事業者アワード2022」、「Amazon.co.jp販売事業者アワード2023」など数々の賞を受賞しています。

【アグザルファ独自の戦略 "Amazonに最適な施策"】
アグザルファの「Amazon専門コンサルティング」は目先の一時的な売上を追い求めるたけではなく、長期視点で安定した売上最大化を図る戦略を重視し、各カテゴリや商材ごとに"Amazonに最適な施策" を実施しています。弊社独自のAmazonシステム調査やAmazon社との連携を活かした早期の情報反映を含め、多くのクライアントから高い信頼を獲得しています。


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