商材選びは仕入れ業者の経験頼りも

小林 憲司 [PR]

ショップ運営の目的

ショップ運営を行う目的は利潤の為というのはもちろんあるかと思いますが消費者に喜んでもらおうということを常に意識しているショップさんは、成功している確率が高いように思えます。同業他社に注文を取られないように競争するショップさんもおられるかと思いますが、過当競争は適正な利益を得られなくなりますから、できれば巻き込まれたくないですよね。

競合他社と同じ商品を販売すると競争になってしまうことがありますが、他社との競争に巻き込まれずに販売する商品を選択するということは非常に重要なことです。

オリジナル商品の開発で差別化?

他社との差別化を目的に、オリジナル商品を作れば売れると思い、作ったオリジナル製品が、まったく売れなかったという経験もあるショップさんもおられると思いますが、逆にまったく売れないと思っていた仕入れ商品が売れてしまい、なぜ売れているのかがわからないという声もあるのも事実です。

オリジナル製品を作る場合は、仕入れ先の力を借りる必要がありますが、正直にいちいち教えてくれる仕入れ先は、そんなにいないと思います。でも長い取引を考える場合、仕入れ先をパートナーとして関係を構築し、腹を割って話す方が得策かと思います。もちろんマーケティングも大切ではありますが、信頼できる仕入れ先にアドバイスをもらえる関係が意外と成功への近道だったりするかもです。


過去の商品という思い込み

今ネットショップさんが毎日得ている情報は、欲しいと思っていなくてもメールで売り込みが来たり、電話がかかってきたり、実は不必要な情報も沢山あるかと思います。本当に必要な情報は相手からは勝手に送られて来ない場合もありますから、自ら収集する必要がありますよね。

今売れている商品は、どうやって見つけたか?このまま売れ続けるにはどうするか?ということは、経営の観点から考えても重要なことですが、実際にはあまり考えず、仕入れ先からどんどん商品の売込みがあるので、次々と新商品をリリースされるショップさんもおられます。意外と過去の商品だからと思い込んで販売戦略から外している商品も、実は今でも売れるという商品もあるかもしれませんよ。


著者

小林 憲司 (Kenji Kobayashi)

高校卒業後、トラック運転手、訪問販売員、歯科技工所の営業マンを経て2001年に起業。2002年有限会社西日本機能食品開発研究所(現、株式会社新日本機能食品)を設立。ネットショップ向け卸問屋“kenko卸.com”を運営。国内のみならず、海外のECサイトへも美容、健康に関わる商材の卸を行っている。

http://www1.kenko064.com/