「世界って、思ってたより近い」eBayが国際ファッション専門職大学で特別講義!越境ECで世界とつながる方法を学生にシェア

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イーベイ・マーケティングチーム

6月10日、イーベイ・ジャパンは日本で唯一のファッションとビジネスの専門職大学である「国際ファッション専門職大学」の学生たちに向けて特別講義を開催しました。登壇したのは、元アパレルバイヤーで、現在はイーベイ・ジャパンのビジネスデベロップメント部で部長を務める篠原 星(しのほらほし)です。「eBayで世界とつながるチャンスを築けることを知ってほしい。そして、ファッション業界での自身の経験やアドバイスが学生たちの可能性を広げるきっかけとなってほしい」そんな願いと熱い想いを込めて、リアルな話と熱量たっぷりに90分間の講義を行いました。

会場は東京・西新宿の「コクーンタワー」

会場は東京・西新宿の「コクーンタワー」

eBay特別講義は日程を分けて名古屋、東京、大阪の順に計3つのキャンパスで行われ、今回は前週の名古屋キャンパスに次ぐ2回目の講義でした。西新宿の高層ビル群の中でも格子状のデザインがひときわ目立つコクーンタワーの教室には、ファッションクリエイション学科とファッションビジネス学科の2年生と3年生がおよそ150名集まりました。同大学では、これからのファッション業界でグローバルに活躍できるイノベーションリーダーを育成するため、知識や技術に加え、本物の実践力を身につけるため、企業から実際のビジネスを学ぶカリキュラムを取り入れています。世界的ブランドや国内の最先端企業から講師を招いて定期的に実施している特別講義の一環として、今回イーベイ・ジャパンにお声がけいただいたことから、講義が実現しました。

※国際ファッション専門職大学「G.C.B講義」 はこちら
https://www.piif.ac.jp/about/cooperation/

え、eBayってそんなにすごいの?

え、eBayってそんなにすごいの?

本日は「『eBay』が考える世界をターゲットにした越境ECビジネス」をテーマに、イーベイ・ジャパン ビジネスデベロップメント部 部長の篠原 星が登壇しました。篠原は新卒の頃からアパレル商社の企画職やブランドのバイヤーなどを経てイーベイ・ジャパンに入社したファッション業界出身者であるため、eBayやECサイトについての情報だけでなく、ファッション業界の職種やサプライチェーンといった業界共通の話や、篠原自身のファッション業界での実体験や視点、経験からのアドバイスなども多く盛り込まれた内容となっていました。

冒頭の「eBayを知っていますか?」という質問に対し、手を挙げたのはわずか10名弱!ですが、何も知らない学生たちへのプレゼンテーションにますます熱が入る篠原が紹介したのは、こんな数字です。

・eBayが世界最大級のECプラットフォームであること
・1.34億人のアクティブユーザー数を誇ること
・約11兆円の年間取引高を上げていること

初めてeBayの名前を聞いた学生たちは想像以上に規模感が大きかったのか、驚きの表情を浮かべていたのが印象的でした。

ゴリラの形をしたチートスが1,000万円?!そんな可能性を秘めているからeBayは楽しい

ゴリラの形をしたチートスが1,000万円?!そんな可能性を秘めているからeBayは楽しい

篠原は続けて、「『エンスージアスト』と呼ばれる熱狂的なファンが集うサイトなので、希少価値が高く、高価格帯の商品と相性が良い」ことがeBayの特徴だと説明します。過去に出品されたものの中から最も興味深く高額であった商品として、豪華客船(約244億円)やバス(約7億円)、米国の資産家ウォーレン・バフェット氏とのランチ権利(約25億円)、そして最近では大谷翔平のPSA鑑定トレーディングカードが約860万円で売れたことなどを挙げていくと、学生たちからはざわめきの声が。あまりに高額で現実離れをしていた例だったので、「そのような大型なものやレアな商品ではなくても大丈夫。袋に偶然入っていた一枚のチートスがゴリラの形をしていて、それが1,000万円で売れた事例もある」とフォローすると、教室には笑いが溢れました。自分ももしかしたら何か売れるかも、と少し現実味が沸いたのか、メモを取る学生の姿が見られました。

eBayはサーキュラーエコノミーのパイオニア

eBayはサーキュラーエコノミーのパイオニア

「1995年に壊れたレーザーポインターが出品されたことからeBayは始まりました。それ以来、長きにわたって持続可能な消費を促進しています」と篠原。衣類を作って使い、古くなったら捨てるのではなく、循環利用して付加価値を生み出す「サーキュラーエコノミー」の考えに重きを置くeBayは、世界中でさまざまな取り組みを通してリユースやサステナブルに貢献しています。その取り組みの例として、eBayに出品された中古衣類で全身コーディネートしてモデルがランウェイを歩くショーがニューヨークとロンドンで開催されたことや、60年代のアイコンであるTwiggyをVOGUE誌に招き、1967年の彼女の有名なショットをeBayで見つけたヴィンテージアクセサリーで再現した企画、またeBayとバレンシアガとのコラボレーションについてなど挙げていくと、ファッションを学ぶ学生たちは興味を抱いている様子でした。

参加した学生たちからは多くの嬉しいコメントが

講義を受けた学生たちからは、レポートを通してたくさんのコメントが寄せられました。そのいくつかをご紹介します。

「TwiggyのキャンペーンがeBayとのコラボだとは知りませんでした。とても印象に残るキャンペーンだったので非常に興味深かったです。」

「eBayはアメリカが主要であるため、Tax Returnや年末商戦など日本とは少し違う時期に売れることを考えて、タイミングを見て海外に売り込むことの重要性を感じた。海外の返品文化も勉強になった。」

「将来的に日本のプロダクトの海外進出を支援することを考えているため、海外の年間イベントカレンダーについてインプットできてよかった。」

「私の一番大きな目標は自身のブランドを立ち上げること。今の時代はブランドを持つ上でECサイトの活用はなくてはならないので、ECサイトの仕組みを理解できて有意義な時間となった。」

「私は販売店員としてアルバイトしていますが、篠原さんの大学生の頃のお話はとても響きました。店長から同じようなことを言われたことがあったからです。お客様へ届かないと意味がない。私たちがお客様に届くまでの間、命を与えてあげる。素敵な考えだと感じましたし、そんな風に思いながら服を畳みたいと思いました。」

講義の終わりには、遠くに思えていた「世界との接点」が、実は手に届くところにあるんだと気づいた学生も多かった様子。この講義を通して、学生のみなさんにeBayとファッションを掛け合わせた未来の可能性を感じてもらえたら嬉しいです。
国際ファッション専門職大学のみなさま、ありがとうございました!

筆者:Rutsuko Sakuma

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イーベイ・マーケティングチーム

世界200か国・地域から年間1億6,700万人の購入者に利用されるグローバルなオンライン・マーケットプレイス「eBay」(イーベイ)。
この世界最大級の越境ECプラットフォームを通じて海外への販売を行う日本企業を、イーベイ・ジャパンがサポートします。

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