LINE株式会社、本日上場 初値は4900円
グローバルな事業展開へ向け、一歩
LINE株式会社(以下、LINE)が本日7月15日に東証一部、昨日14日に米ニューヨーク証券取引所(NYSE)にも上場している。注目の初値は、東証一部において公開価格を48.4%上回る4900円、米ニューヨーク証券取引所においては42$となった。
LINEは、モバイルメッセンジャープラットフォーム「LINE」を軸に、「LINE GAME」や「LINEスタンプ&LINE Creators Market」などのサービスを展開している。
小売り店舗やECサイトにおいては、LINEビジネスコネクトを用いたOne to Oneの接客を行う企業も多い。LINEビジネスコネクトは、LINEがアカウントの各種機能を企業向けにAPIで提供しており、利用する企業がカスタマイズをして活用するサービスだ。カスタマイズできるため、一人一人のお客様に合わせたオリジナルメッセージが送信できる。日常的に利用するLINEにメッセージが届くことで、店舗からのお知らせやキャンペーン情報を入手しやすくなるのだ。
LINEは特にアジア圏において利用者が多いと言われるが、今回、東証と同時にニューヨーク証券取引所にも上場したことで、世界的な認知拡大、ブランド力向上が期待される。